さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

ニュース 何人死なせたか覚えてない上川法相、「全然重く受け止めてない!」立憲・階議員が叱る

2021-04-30 | NEWS
yahoo news 志葉玲 フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)



こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

今日はこんなニュース

ニュース 何人死なせたか覚えてない上川法相、「全然重く受け止めてない!」立憲・階議員が叱る

志葉 玲さん、というフリージャーナリストの方の記事ですが、入管で収容していたスリランカ人女性が、体調不良で、外部での治療を訴えていたが、満足な治療を受けることができず亡くなったそうです

で、この件に関し、階猛衆議院議員(立憲民主党)が、上川法務大臣に大臣就任中、入管で何人の外国人が亡くなったのかわかっているのかと尋ねたところ、『大変重く受け止めているが、直ちにお答えできない』と答弁したそうです

これに質問した階猛議員が、怒った、ってニュースです

亡くなられたスリランカ人女性は気の毒なこと、と思いますし、入管の管理も杜撰なのかもしれない、とは思うんですが、そもそも、このスリランカ人女性はなんで入管に収容されてたんですかね

記事にはオーバーステイ、とあります、早い話が不法滞在です

不法滞在していた外国人が、病気になったから外の医療施設で治療を受けたい、この場合その治療費はどうするんでしょう?

けっこう高額になると思いますよ

不法滞在者なので、高い確率で健康保険料なんて納めてないでしょうから、自己負担となれば、全額負担です

不法滞在者ですから、おそらくは普通の仕事にも就けないわけで、やはり高い確率で払えない、ってことになるでしょう

刑務所で服役中の人が病気になって外部治療を必要とすれば、国費で治療を受けさせます

その負担が刑務所の財政を結構圧迫しているそうです

不法滞在外国人は、自己負担が原則のようですが、払えないってなったらどうするのか、そういった法整備はどうなっているのか、入管の職員も対処に困るでしょう

頭を抱えているのが目に浮かびますよ

憲法上の生存権なども含め、そういう議論してからじゃないと、法務大臣叱ったってしょうがないと思います

じゃあ、早く国に帰らせてあげればいいじゃない?

って言ったら、じゃあその旅費はだれが負担するんでしょう

本人はお金ないでしょうし、やっぱり国費?

母国はそんな人にお金出しません

最終的には、航空会社等が負担、ってことになるようですが、増え続ける不法滞在外国人、その費用負担も馬鹿になりません

そもそもが、元々法律上は送還は国費負担、だそうですが、不法に滞在している外国人の旅費を税金で賄うってことに批判があり、自己負担率が上がった、って聞き及んでおります


さて、この記事の問題

不法滞在者だろうとなんだろうと、人道上、国費で治療も帰国も賄うべきだ!

ということならば、それはそれではっきりとさせ、真面目に働く外国人納税者を含め、国民の理解を得た上で法務大臣でもなんでも叱ってやって欲しいと思います

入管職員もどうしていいのかわからないんだと思いますよ

一つ言えることは、不法滞在者だろうとなんだろうと、人道上、国費で治療も帰国も賄うべきだ!ってことがはっきり決まったら、不法滞在目的でやって来る外国人が今以上に激増するんじゃないかって思います




御免!


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インド放浪 本能の空腹30 さらば!プリーよ!

2021-04-28 | インド放浪 本能の空腹
イメージ

30年近く前、私がインドを一人旅した時の日記をもとにお送りいたしております

前回、ミッキーマウスと言うレストランで、『友達』の少年シメンチャロ―が、他の少年従業員と共に空き瓶を片付けていなかった、と言う理由でオーナーから竹製の鞭でこっぴどく打たれる光景を見て、なぜか、こんなところにはいられない、日本に帰ろう、そして仕事をしよう、そんな思いにかられた、というところまででした

では、つづきを

******************


  K君に『カルカッタへ戻る』と、告げてから数日が経っていた。この間、バブーやロメオを交え楽しく過ごした。
 バブーとは映画も見に行った。相変わらずドンチャン騒ぎの支離滅裂な映画であった。その帰り道、おれはバブーにあることを相談した。

『バブー、実はボクがこの街に着いた日、ロメオの家に泊まらせてもらったんだ…』
『そのとき、ボクが日本から持って来たカメラ、それをロメオがお父さんにどうしてもプレゼントしたい、だからインド製のカメラと交換してくれないか…そう頼まれて交換することにしたんだ…』

『この話は前にもしたと思うけど、実はボクはまだそのインド製のカメラを受け取っていない…、間もなくプリーを立つけど、その前に彼にインド製のカメラをボクにくれるよう、バブーから話してくれないか』

 この時のおれにとって、実のところカメラ自体はもうどうでも良かったのである。どうせ持って来てもチャチなオモチャみたいなやつに違いないのだ。それでもおれがロメオにカメラを持って来させたかったのは、このままではおれとロメオの関係が「タカリと被害者」になってしまうからだ。
 このプリーで過ごした時間は、友としてのバブーやロメオ抜きでは語れない、それがどれほどオモチャのようなものであっても、約束したことを守って欲しかったのだ、でなければ『友』ではなくなってしまう。

『OK、コヘイジ、ボクがロメオに言ってやる、彼は、そう、時々お金や約束にルーズだ、それは良くないことだ』

 バブーに相談した翌日、ロメオがベスパもどきに乗ってやって来た。手にはカメラを持っている。

『ハーイ!コヘイジ!カメラを持って来たよ!』

 手渡されたカメラは想像通り、オモチャのようなチャチな造りの小型カメラであった。それでもおれは、ひとまず『タカリと被害者』ではなく、『友』としてロメオに別れを告げられることをうれしく思った。

 いよいよプリー最終日、おれはK君と西側の海岸を歩いていた。貝細工を売る少年を冷やかしたりしながらずっと端まで歩いた。
 一件のレストランに入る。K君が言う。

『コヘイジさん、おれ、ついにインドの洗礼を受けたかも…』

 「インドの洗礼」、つまりは下痢だ。およそインドを旅する日本人はみな一度は腹を壊すことがあるらしい。それが仕事上の短期滞在であっても、腹を壊さない日本人はいない、とまで聞いていた。その原因のほとんどが水である。
 幸いにしておれは、このプリーでの初日、甕から汲んだ水で作った水割りを飲んでもなんともなかったし、これまで一度も腹を壊していない。

『K君、大丈夫?』
『ううううう…』

 腹を押さえ苦しそうにしているK君を、少年従業員がおれたちのテーブルを拭きながらじっとみている。プリー、特に駅周辺から西側は、外国人観光客は少なく、こうしてもの珍しそうに見られるのは常であった。

『何見てんだよ!!』

 腹痛で気が立っていたのか、K君が少年を怒鳴りつける。少年が驚いた様子でおれを見る。

『大丈夫、大丈夫、なんでもない、心配いらない』

 おれがそう言うと、少年は怯えたような様子で去って行った。
 
 店を出て再び海岸、K君は先ほどの店で一度用を足したが、まだ腹の調子が悪いらしい、海岸にあった公衆トイレへ入る、するとそこの便器にはウ〇コの山…。

『無理っす…、何とか我慢します…』

 確かにここで用を足す気にはなれない、再び歩き出す。
 それでも、しばらくするとK君の調子は幾分良くなったようだ。K君が言う。

『小平次さん、海、入りません? 交代で』

 おれはこのプリーに来て、毎日海を見ていたが、足をつけた程度しかなく、泳いでみたい、とは思っていたものの、実現はしていなかった。いつもパスポートなどの最重要品は肌身離さず持ち歩いていたので、そんなものを砂浜に置きっぱなしで海に入るわけにはいかなかったからだ。

 K君もそれは一緒で、信用できる人間と交代で、でもなければ海に入る機会なんかこの先もないかもしれないのだ。

 K君が先に海に入る、下痢の方はもう大丈夫らしい。

『小平次さん、どうぞ、すげえ気持ちいいっすよ!』

 おれも海に入る。インドは今、冬であったがまったくそんなことは感じない、気持ちがいい、頭まで海水につかり、青空の下、沖へと少し泳いでみる、やはり気持ちいい。
 何かカエルの卵のような紐状のゼラチン質っぽい物体がゆらゆら波間に揺れている。なんの卵だろう。

 おれは十分に満足して砂浜へ上がる。これでこの街にもう思い残すことはない、十分だ、ありがとうプリー。

 あたりが薄暗くなった頃、おれはK君とプリー駅に向かった。出発の一時間前だ。バブーとロメオも見送りに来てくれることになっていたがまだ来てはいないようだ。二人で駅前に座って待つ。そこへ、突然『ヤツ』が現れた。

 不良インド人、バップーだ。

 バップーはニヤニヤしながらおれたちに近づいてきた。当然おれとK君は無視している。

Hi、ジャパニー、Hi

 相手にしない。

『ジャパニー、キミはロブスターは好きか? 石は? きれいな石に興味はないか?』

 バップーは馬鹿の一つ覚えのような誘い文句をK君に投げる。おれからコイツを相手にしないように言われていたK君は無視を決め込む。

 おれたちが目も合わさず無視をしていると、呆れたように『フゥッ…』と息を吐きバップーが言った。

『アナタタチハ、ヤッパリ、チョットクルクルパーネー』

 おれの胸に怒りがこみ上げた。おれは立ち上がり、バップーの目をしっかりと見据えて言った。

『バップー! クルクルパーは日本語でバカという意味だ。そしてそれをキミは知っていて日本人であるボクたちにその言葉を使っている、それはとても良くないことだ。』
『でも、ボクはキミを怒らない、なぜならキミはボクの大切な友人だからだ。』
『ボクはクリスチャンだ。Jesusはこの世界、全ての人に愛をくれた、だからキミは友人だ。Jesusは言った、「あなたの隣人を愛せ」と。だからボクはキミを愛している。たとえバカ、と言われてもキミは同じ神から共に命を与えられた友人だ、だからもう一度言う、ボクはキミを愛している!!』

 バップーはしばらくキョトンとした顔でおれを見ていたが、すぐに何かバツの悪そうな表情になり、下を向いて言った。

『…、I'm sorry…』

 それから自転車に跨ってこちらを見ずに言った。

『…、サヨナラ…、』

 おれは夜の闇に消えて行くバップーの後姿を見えなくなるまで見送った。

『小平次さん! すごいっすね!あいつ、ションボリして逃げて行きましたよ!』
『いや、…、まあ…、』

 後に決別することとなるが、この時おれがクリスチャンだったのは本当だ。だが、おれはやっぱりアイツが大嫌いだ。あのクソバップーを黙らせ、謝らせたことに、『愛している』 と言ったその言葉とは裏腹に

『ザマーミロ!』

と心では思っていたのであった。

 
 やがてバブーとロメオがやって来た。おれは二人と抱擁した。

 本当にありがとう。本当にありがとう。本当にお世話になった。ありがとう。

 おれは何度も二人に心で感謝した。

 夜の闇も深くなる。

 もう出発の時刻だ。おれは列車に乗り込む。3人がおれの席の窓に立つ。

 ゴト、ゴト、ゴトッゴトッ、ゴトッゴトッ

 列車がレールを軋ませ、ゆっくりと走り出す。

 まるでドラマか映画のように、3人がホームを駆け出しおれを追って来る。

『Goodbye、Koheiji!』

『Koheiji、Goodbye!』

『さよならー!小平次さん!さよならー! 日本に帰ったら必ず手紙書きますー!さよならー!』

 窓から顔を出し、おれは3人に手を振る、大きき大きく手を振る、やがて姿が視界から消える。

 列車の外はたちまち灯り一つない暗闇に包まれる。

 明日の朝にはカルカッタだ。

 凄まじい数のポン引きと物乞い、人、人、人、車、車、車、リクシャ、リクシャ、リクシャ!! けたたましい騒音、ゴミの山、手のない人、足のない人、指が全て蝋のように溶けている人、両足を失い、手作りのスケートボードを漕ぐようにやって来た老人、すべて現実だ。

世界最貧の街、と言われるカルカッタ、都市文明化の失敗作の街、と謳われたカルカッタ、世界一汚い街、と誰もが認めるカルカッタ。

 おれは、夜のサダルストリートでビビりまくり、ずる賢い詐欺師に15万もの金を払わされ、たった2日で、這々の体で逃げるようにプリーへ向かった。

 どこか海辺の街で、腰を落ち着け、そこの住人のようになり、友人を作り、街を歩けば挨拶をする人もいるくらいにゆっくりとその街に溶け込みたい、そう考えインドへやって来た。それ以外の目的など何もなかった。そしてその目的は十分に果たせた。だが、それはまだインドの一方の顏を見たに過ぎない。

『カルカッタ』

 この街こそインドそのものである。この街を逃げるように通り過ぎただけでは、インドを旅したなどと言えない。

『カルカッタ』

 リベンジだ!

************** つづく

ついにプリー篇の完結です。このブログで記事にした以外の細かな出来事もたくさんありましたが、将来、自分が記憶しておきたいだろうことを中心に記事にしてきました。
いよいよ次回からカルカッタリベンジ編です。かなり濃い内容になると思います。引き続きお読みいただければ幸いに存じます。

※引用元を示し載せている画像は、撮影された方の了承を頂いた上で掲載しております。それ以外の「イメージ」としている画像はフリー画像で、あくまでも自分の記憶に近いイメージであり、場所も撮影時期も無関係です。



 
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子どもの「コロナうつ」深刻 高校生の3割に症状―成育医療研

2021-04-20 | 社会・経済



子どもの「コロナうつ」深刻 高校生の3割に症状―成育医療研


こんにちは 

小野派一刀流免許皆伝小平次です

上記リンク記事は、小平次がコロナ騒ぎの中で申し上げてきた『コロナ禍』ではなく『コロナ対策禍』によるもっとも危惧してきたことが書かれています

小平次がこのブログでコロナについて申し上げてきたことは、コロナの被害の実態と、対策、それによる経済的、精神的被害はつり合いが取れない、ということです

大人に覚悟がなさすぎるのです

さて、次のリンク記事

https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_200111985/

上記記事は、テレビのモーニングショーの一幕

一部引用します

引用ここから
羽鳥アナが「学校が始まるので、若い年代の変異ウィルスの感染率が高いのが心配」と発言すると、玉川氏は「子どもを学校に通わせて大丈夫なのか」と学校での変異株の感染を危惧する発言をした。

 これに対して、発言を求められたリモート出演の長崎大学大学院森内浩幸教授は「子どもが罹っても重症化しないという点は、変異株でも同じ。心配はない」とコメントしたのだが、この見解に玉川氏は「重症化しないと言っても後遺症がどう残るかわからない。重症化しないから子どもを学校に通わせていいとは思わない」と突然、感情を露わに主張し始めた。

 森内教授は「それについては反論したい」と話し、「学校に行かないとか学校の行事をやめるということは、ものすごく大きな副作用が出ます。子どもに起きた副作用は決して取り返しがつかなくなるので」とまだ発言の途中だったが、玉川氏は「でも」とその発言を遮り、「後遺症という副作用は残りませんよね」と質問を畳み掛けた。森内教授は冷静に「後遺症、残ります。子どもの心の問題によって」と返答すると、今度は玉川氏は「じゃぁ体の後遺症はどうするんですか」と森内教授が映るモニターを睨みつけながら質問を投げた。これにも、森内教授は「体の後遺症は子どもに関しては十分にまだ分かっていません。コロナに関する心理的なストレスによって起こる後遺症は十分考えられています」と冷静に回答し、続けて「そういうストレスを課すということも子どもの心には…」と主張をしようとしたのだが…、
引用ここまで 以下リンク記事にて


この記事を読み、私たち大人は何を思うべきでしょう

新型コロナ、武漢肺炎

確かに死者が出ているのは事実ですので、無警戒と言うわけにはいかないでしょう

ですが、これまで再三に渡り申し上げてきましたが、その被害の数字的実体を見て、ここまで子供や若者の自由を奪い、企業や店舗を倒産させ、失業者、自殺者を増やすほどの対策が必要ですか?

以下のリンクに、厚労省のコロナに関する数字が出ています
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html

これによれば
PCR検査数    10,291,366
陽性者数        531,466 検査数に対し約5.2%
退院・療養解除数 480,632 陽性者に対し約90.4%
死亡者数         9,638 陽性者に対し約1.8%

検査数に対し、約5%の人が陽性、その内90%の人が軽症、または無症状、死亡者には末期がん患者や直接の死因が交通事故の人でもコロナ陽性であればコロナ死にカウントされておりますので、実際はもっと少ないはずです。

逆に検査を受けていない隠れ陽性者の数は、見当もつかないくらい多いでしょう

さて、この数字を見て、上記のように子供が鬱になるほどの対策が必要ですか?

ちなみに10代以下のコロナ死者はゼロ


小平次は、心臓に多少の疾患がありますので、コロナにかかったら死ぬかもしれません

ですが、大人として、子どもや若者にこれほどの弊害を及ぼしてまで生きながらえたいとは思いません

何度も言ってきたことですが、肺炎の死者は例年約10万人です

1年以上かけて関連死とも呼べない『コロナ死』が9,638人、これを大の大人がマスコミに煽られ、データも見ずにいたずらに恐怖して、子どもたちを傷つけている

これまでも何度も言ってきましたが、大人が覚悟を持ってコロナと向き合え!


緊急事態宣言など何度出そうと無意味です。本気で封じ込めたいのであれば、どれだけ経済が崩壊しようと子供や若者が傷つこうと、失業者や自殺者が増えようと、都市を封鎖し、陽性者がゼロになるまでやり続けなければ同じことの繰り返しです

歴史上感染症を収束させたのは集団免疫の獲得以外ないのであれば、そういう意味でも中途半端な自粛や抑制は逆効果です
一時は With コロナ、とか言っていたのに…

どこかで線を引く、大人が覚悟を持つ、とはそういうことだろうと思います


御免!


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誰か答えて! 新型コロナ 素朴な疑問1

2021-04-16 | 社会・経済



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


新型コロナに関する素朴な疑問

マスコミも行政も毎日毎日コロナの『感染者』の数をいちいち報道したり発表したりしています

その数によって、また緊急事態宣言だ、マンボウだ、と大騒ぎしているわけです

いよいよ確実に経済が破壊され、失業者、自殺者が増え、子どもたちが鬱になるようなほどの厳しい抑制政策を政治が行い、それに同調し、大騒ぎするのであれば、情報は限りなく正確でなくてはなりません

『感染』


とは、ウイルスが体内に入り、細胞に侵入して初めて『感染』と言うそうです
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75285?page=2

単に体内に入っただけ、であればPCR検査などで『陽性』だ、というだけで『感染』はしていない、ということです

リンク先の記事によれば、他にうつすことの心配のないウイルスの死骸があっても『陽性』と判定されるそうです

感染症の場合、『発症』ベースで『感染』した、というのが一般的だそうです

厚労省のデータ
によれば、『PCR検査陽性者』の9割以上の人が退院、または療養解除、となっております

これらの事実はとても重く、『感染者』と『陽性者』では大きな違いがあります

単純に大阪では1日の感染者が1,000人を超えた、と大騒ぎしておりましたが、実際の『感染者』は、100人程度、の可能性もある、ということです

であるならば、緊急事態宣言だ、マンボウだ、といった対策もその根本から見直すようなレベルの話、だと思いますが、マスコミも政治家も『感染者』という明らかに誤った言葉の使用をやめようとしません

そこで素朴な疑問

これだけの経済的、精神的損失を出すほどの抑制政策を行っているにもかかわらず

なぜ、マスコミも政治家も単なる『陽性者』を『感染者』と言うのでしょう?

一般的に『感染者』=『患者』

というイメージが強いように思いますが、なぜ、あえてほとんどの人が軽症か無症状の『陽性者』を『感染者』と言うのでしょう

特に、自粛や緊急事態宣言だ、と言う人にこの疑問に答えて頂ければ幸いです

御免!

PS 不思議な記事

『広島市の変異株陽性、3月は検査人数の5割超 2人死亡、9割は軽症か無症状』


一部引用
広島市は15日、市内での新型コロナウイルスの変異株の感染状況をまとめた。この日公表した5人を含む56人を分析した結果、変異株と判明した際には9割が軽症か無症状だった一方、2人が3月に死亡した。変異株の検査人数に占める陽性者の割合は3月に5割を超えるなどしており、市は警戒を呼び掛けている。



?????????

9割は軽症か無症状なんでしょ?
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インド放浪 本能の空腹29 LONG VACATION

2021-04-08 | インド放浪 本能の空腹

イメージ プリー東海岸


こんにちは
30年近く前、私がインドを一人旅した時の日記をもとにお送りいたしております



*****************************

 ある日のこと、おれはK君と銀行へ両替に行き、そのまま昼飯をいつものミッキーマウスで食おうと、東側地区へ向かって歩いていた。

 前方から、見覚えのある男、いや、忘れることなど絶対にない男、そう、あの『不良インド人バップー』が自転車に乗ってやってくる(インド放浪 本能の空腹 24 『不良インド人 バップー』)。

 バップーとはあの一件以来、せまい街だから度々路上で出くわしてはいたが、もちろん会話も挨拶もしない、ただガンの飛ばし合いをするのみであった。
 バップーはおれに気づくと、あの一件の日と同じようにニヤニヤとしながら近づいてきた。K君に興味を持ったのだろう。だが、近づくにつれ、バップーの表情が心なしかこわばり、緊張したような顔になった。

『Hi ジャパニー、友達…、 か?』

『ああ、友達だがキミに用はない』

『…、キミはどこから来たんだ?』

K君には通じない。

『彼は日本人だ』

おれが答える。

『エッ! ジャパニーだって!? ……、 フランス人かと思った…、』

 K君は、自転車の旅で多少陽に焼けてはいたが、本来は色白でスッキリとした爽やかな顔立ちの青年だった。少し長めの髪もサラサラで、確かにイケメンではあったが、『フランス人』ってのはよく意味がわからない。おれと初めて会った時は、見るなりすぐに『ジャパニー』と呼んだくせに、気に入らない!。それにしても相手がフランス人だと思うと、あんなに緊張した表情を見せるのか! 卑屈なやつめ!

 そんなバップーは、K君が日本人だとわかると、すぐさまワルインド人の顏に戻り、ニヤニヤして言った。

『Hi、ジャパニー、キミはロブスターは好きか? 石は? きれいな石は欲しくないか?』

 おれに声をかけて来たときと同じことをK君に言う。
 おれは語気を強めてバップーに向かって言った。

『彼は! ロブスターも石も興味ない! 関わらないでくれ!!』

『Hi、Hi、アナタハ、チョット、クルクルパーネー』

 バップーはニヤニヤとしながら、人を小馬鹿にしたワル顏のまま去って行った。

『小平次さん! アイツ、今クルクルパーって言いましたよね! アイツっすか? 前に小平次さんが言ってたワルインド人って?』
『うん、K君、そう、アイツがバップーだよ、絶対に関わらないようにしなよ!』
『大丈夫ですよ! あんなヤツ相手にしませんよ!』

 おれたちは少しばかり気分の悪い思いをしたが、気を取り直して再びミッキーマウスに向かって歩き出した。

 ミッキーマウスにに着くと、いつものようにシメンチャロ―が眉をハの字にして嬉しそうに駆け寄って来る。そしていつものようにシメンチャロ―を交えて談笑する。いつものように、いつも通り平和な時間だ。

シメンチャロ― K君撮影

 ところが…

『〇#!!◆▼!#!!!!!!!』

 突然、裏口の方から大きな怒鳴り声がした。

 振り向くと裏口に、大柄で恰幅の良いインド人男が何か喚いている。その周りを、シメンチャロ―と同じ年頃の少年従業員たちがオロオロと動き回っている。シメンチャロ―も、少しばかり顔を引き攣らせあわてて大男のもとへ駆け寄る。

『〇#!!◆▼!#!!!!!!!』
『〇#!!◆▼!#!!!!!!!』
『〇#!!◆▼!#!!!!!!!』

 大声は止まらない、その内、大男は近くにあった細い竹製の棒、を手に持ち、鞭のようにしならせ子どもたちを打ちつけはじめる。

『ビシッ!』
『ビシッ!』
『ビシッ!』
『ビシッ!』


 その音だけでも、相当に痛いであろうことがわかる。

 打たれるたびに子どもたちが『ウッ』と小さく呻く。

 もちろんシメンチャロ―も打たれている。

 子どもたちは打たれながら空き瓶を片付けている。

 子どもたちが瓶を片付け終えると、大男は何かを言って、ようやく打つのも大声を出すのもやめた。

 それから大男は、店内にいた唯一の客で会ったおれとK君の方へ、少し興奮した面持ちで近づいて来て言った。

『私はこの店のオーナーだ。今の光景を見ていたと思うが、どうか気を悪くしないで欲しい、彼らは、彼らのすべき仕事をしていなかった、だから私は彼らを叱った、これは彼らが仕事をしてお金を得る、それを理解させる、彼らのためのトレーニングなのだ、だからどうか気を悪くせず、食事をして欲しい…』

 日本では考えられない光景、目にすることなどあり得ない光景、おれとK君はかなり困惑していた。本来小学校に行くような年齢の子どもたちが、学校にも行けず、働き、鞭ような棒で打たれる、それをおれたちがどれだけ残酷な光景だと思ったとしても

ここは

『インド』

なのだ。

『わかった、よく理解した』

 おれがそう言うと、オーナーは少し微笑んで去って行った。裏口に目をやると、いつも以上に眉をハの字にしたシメンチャロ―が、おれたちに心配をかけまいとするかのように無理な笑顔を見せていた。

 おれは、初めてシメンチャローに会った時のことを思い出していた。

『コヘイジ、インドにはどれくらいいるの?』

『わからない、帰りたい、って思うまでかな』

『仕事は? 仕事は大丈夫なの?』

『……、 仕事は、…、今、LONG VACATION…、なんだ』

『そうか、いいなあ…』

 この時、おれの中で何かがささやいた。

『LONG VACATION…、 そんな、そんな長い休み、もう終わりにしなくちゃ…』

 同時におれは口を開き、K君に言った。

『K君、おれ、そろそろ帰るかも… 日本に…』

『えっ!』

『いや、日本に帰るかはまだわからないけど、とりあえずカルカッタに戻る、とにかく…、あのカルカッタへ…』


*******************  つづく

この時、なぜ突然そう思ったのかは、30年近く経った今でもわかりません。


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暑いよ!苦しいよ! もういいだろ!マスクしなくても!

2021-04-01 | 社会・経済



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


四月に入りました

小平次の子供の頃なら、温かく、過ごしやすく、心もうきうきと踊り、良い季節でしたが、ここ数十年は花粉に悩まされる人も多く、今年はいまだ武漢肺炎(以下・コロナ)騒ぎに収まりがついていません

関東では、3月の下旬ころから、気温が20度を超える日もあり、マスクをしているととても息苦しく、汗ばみ、正直つらいです

小平次の事務所の従業員は、主力となる女性は事務所内ではマスクをしておりません、小平次もほとんどの時間は外しています

外では、まあ自粛警察が怖い、というよりウザイ、のでやむなくしています

なんせマスク一つで一歩間違えば殺し合いになるようなケンカがあっちこっちで起きていますので仕方ありません

さて、肝心のそのマスクの効果については、このブログの標題通り、相変わらず頭のいい人たちが『効果がある』、『いや効果はない、効果はないどころか却って感染を拡大させる』等、正反対の言い合いがなされています


小平次の尊敬するブロガーさん

『テレビ倒さん』さんのブログ記事をご紹介します

「飲食店クラスター」 と 「病院内クラスター」

このマスクの効果については、小平次もいろいろ調べましたが、基本的には頻繁に、というよりマスクを何十枚も持ち歩き、ひっきりなしに交換してようやく少し効果がある、であり、それをしなければ逆にマスクに付着したウイルスが乾燥したら簡単に飛沫となり飛散するようです

この点については、『マスクに一定の効果がある』と言っている『専門家』の方々も認めいている人が多くいらっしゃいます

また、テレビ倒さんさんの記事で紹介している厚労省の『マスクの効用について』でも、『飛沫を防ぐ予防効果はあまり認められていない』と言っています

小平次は典型的な『文系人間』ですので、実際のところ、テレビ倒さんさんが用いられている数式だとか、専門家の難しい論などはよくわかりません

わからないんですが、わかることもあります

わかることを無い頭で自分なりに考えてみます

まず1点目
日本国民のマスク装着率は、限りなく100%に近いと思われますが、日々の『感染者』(陽性者)の数は増減を繰り返しながらも確実に『減った』と言えません

『マスク効果ないんじゃね?』

などと言えば、『マスクをしているからこの程度で済んでいるんだ!』

と、言い返す人が必ずいるでしょう、実際どうなんでしょう?

2点目
これは先のテレビ倒さんさんも記事でご指摘になっていますが、以下リンク記事

『クラスター発生、医療・福祉施設で45% 12月分析』

この記事によれば、クラスターの発生場所として、高度な衛生管理のもと、高性能マスクを使用しているはずの医療機関や福祉施設が、約半分の45%を占めている、と言っています

翻ってマスクを外しているはずの飲食系でのクラスターは、全体の20%ほどだそうです

記事自体は、医療施設等からクラスターをきっかけに地域に広がる可能性は低いので(根拠がわからんが…)、気をつけるのは飲食系だ、というようなことを伝えています

ただ、高度な衛生管理のもと、高性能マスクを使用しているはずの『医療施設等』から発生したクラスターが、マスクを外している飲食店よりも多数発生しているのは紛れもない事実です

『マスク効果ないんじゃね?』


先日、女房殿と浅草に買い物に出まして、どこかで一杯やろう、と店を探しましたが行きたいお店は自粛で休業、ちょっと裏通りに入ると一件のおでん屋さん、中に入ると狭い店内に完全密状態のお客さん、せまいカウンターに座りますと、お隣が高齢のご夫婦、仲良くなりましていろいろさほどの距離もおかずお話ししました

その後その店でクラスターも、陽性者が出た、というニュースは全く聞きません

地元の議員さんを知っているので、聞いてもいないのに、区内で『感染者』発生すると、いちいちラインで知らせてくれますが、全くそんな情報は来ません

小平次の女房殿、地元の全世代型交流福祉施設で責任者を務めておりますが、高齢のおばあちゃんたちほど、マスクをつけるのを嫌がります

『つけてください!』

って言っても

『苦しいから』 『私は大丈夫だから』

とすぐに外そうとしたり、実際に外しちゃったりするそうです

で、その近隣の高齢者の方がコロナに感染したとか、まして亡くなった、などと言う話は全く聞きません

ついでに、大騒ぎしている『厚労省役人の宴会』から『感染者』が出た、とか『クラスターが発生した』という話も聞きません

『マスク関係ないんじゃね?』

さて、『文系人間』の小平次が、『クラスター発生、医療・福祉施設で45% 12月分析』、などの記事やご紹介したテレビ倒さんさんのような方の論、その他正反対の論、それらと自分の実感、感性、を合わせ感じ取れるしっくりと来る結論は




『もういいだろ!マスクしなくても!』


御免!


※令和3年4月2日加筆・誤字修正
コメント (8)
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