さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

タクシードライバー日記⑩ どちらまでですか 『スーパーアイドル』

2023-06-26 | タクシードライバー日記


こんにちは、小野派一刀流免許皆伝小平次です

小平次は、今の生業に就く直前、タクシードライバーを4年半ほどやっていたんです
その時のことを、インド放浪記風、日記調、私小説っぽい感じで記事にしていきます

本日は「スーパーアイドル」です

乗車地 国立競技場前
降車地 西八王子駅前


************************

 『万シュー』

 よく競馬や競艇、競輪などのレースギャンブルで耳にする言葉だ。
 
 そう、万馬券、配当が100倍を超えるときに使われることが多い、タクシーでは、1回で10,000円以上の客を乗せた時に使う。

『万シュー獲ったどー!!』

 ちなみにおれの競馬での最高配当は、3,100倍、100円が31万円になる超ド級の万シューを獲ったことがある、が、今回の話とはあまり関係は無い。

 ある日、午後10時近く、そろそろ割増時間帯、稼ぎ時になろうかという時間、おれは青山付近にいた。銀座へ戻り、乗禁時間帯(※本文以下の藍字部分参照)、いつもの乗り場に並ぼうと考え、神宮付近を流しながら頭を銀座方面へ向け、車を走らせていた。

 神宮外苑、国立競技場付近に差し掛かると、目の前に異様な光景が広がった。

 人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人!!

 溢れんばかりの大勢の人が国立競技場前にごった返している、カオスな光景だ。老若男女、いや、違う、

女、女、女、女、女、女、女、女、女、女、女、女、女、女、女、女、女、女!!!!



 全て女だ、子どもからお年寄りまで、年齢は様々だが全て女だ!怒涛のような女の群れ、その女たちの声、ざわめきが、神宮の夜空に響いている、一体何事が起きているのだろう。

 女の群れは縦横無尽、地下鉄方向を目指そうと言う人の群れ、逆方向に向かおうとする群れ、秩序もなく、悲鳴に近いような叫び声も聞こえる、おれは、危険を感じ、どうにかこの群れを脱しよう、そしてあわよくばこの群れの中の客を乗せよう、ゆっくりと、女の群れを交わしながら車を走らせる、そこへ突然、群れの中から若い女が飛び出して来て、おれの車の助手席側のまどを叩き叫び始めた。

『ドアを! ドアを開けて下さい!』

 まるで戦場で助けを求めるような勢いだ。おれは反射的に後部座席を開ける、女の仲間の3人が崩れるように乗り込んでくる、窓を叩いていた女は、前のドアを開け、助手席になだれ込んて来た。無秩序な女の群れを、かろうじて誘導していた警備員が大声でおれに向かって叫ぶ。

『ここで! ここで客を乗せないで下さい!』

 だがもう後の祭りである、おれはどうにか群れを回避し、外苑下の道路まで下り車を停める。

『西八王子駅までいいですか?』

 西八王子、万シュー確定である。とんだ拾いものだ。

 おれは喜びを抑えながら、努めて冷静に、

『かしこまりました、西八王子は営業区域外のため、あまり詳しくありませんので、ナビを入れさせて頂きます』

 と言ってメーターを入れ、車を出す。

 外苑から高速、その後は中央フリーウェイ、

(み~ぎにみーえる、けーばじょーぅ♬、ひーだりぃは、びーるこーうじょー♬)

 ご機嫌になったおれは心の中でくちずさむ。

『あんな状態で、とても地下鉄の駅までなんか歩けないよねー』

 女たちの会話を何気なく聞いている。

『それにしてもあそこでニノがさぁ…』

『そーそー、意外にすね毛が濃かったよね…』

『マツジュンとショウクンがあのとき…』

『オオノくんとアイバくんのさぁ…』

(ニノ、マツジュン、ショウクン、オオノクン、アイバクン…)

(嵐か!)

(あの、子供から婆さんまで、年齢も関係ない、まるで狂気に満ちた無秩序な女の群れを作った原因は、嵐か!!)

 さすが国民的スーパーアイドルである。おれは以前はテレビなどほとんど見なかったが、今の妻と結婚してから、ドラマやらバラエティなど、よく見るようになっていた。今、世間を色々と騒がせているが、嵐に限らず、ジャニーズのアイドルは良く鍛えられていると思っていたし、好感も持っていた。

 突然の万シューの贈り物、スーパーアイドルに感謝である、翌年からも嵐の国立競技場ライブの日程は確認し、必ず行くようにしていたが、万シューはこの時一度だけだった。タクシードライバーは、大きなイベント、歌舞伎やライブ、そういう情報収集もとても大切なのだ。


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今の感想と解説

『銀座の乗禁時間』

銀座など、上客が多く、タクシーの競争が激しい場所は、ルールを決めておかないと大渋滞を引き起こし、さらには事故などの危険もあるため、例えば銀座では午後10時から午前1時までの時間帯、複数の決められた乗り場でしかお客さんを乗せることができないのです。『乗禁地域』も決まっていて、それを破り、客を乗せたりして、巡回しているタクシーセンターの監視員などに見つかると、大変なことになります。銀座の他、羽田空港なども決められたルールで乗せなくてはいけません。




 

 
 
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ワクチンを何回も打つ人

2023-06-22 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

ちょっと更新が滞りました

なんか最近、年中多忙です

その割に収入は増えず、忙しいばっかりです

さて、トップに貼った画像は、週刊現代の記事で、ワクチンの危険性について超過死亡などとの因果関係を指摘している記事です

週刊現代と言えば、発行部数では文春に次いで日本で2番目に多いメジャー誌です

マスコミなんか信用ならない、って人も多いと思いますが、コロナ恐怖を煽って、ワクチン接種を薦めたのもマスコミと政治家、一部の利権センモンカ、医師と呼べない医師たちです

少なくとも、現代のような大手メジャー誌がこのような記事を書いていますし、ネット上でワクチンの危険性について、探せばいくらでも専門家や医師の論を見つけることができます

このような状況ですから、ワクチンを複数回、特に5回、6回と接種する人たちも目にしていると思いますが、それでも接種を続ける人がいます

事実として、ワクチン接種後の死者、として認められた人は2,000人を超えています

当然接種後数日が経過し死亡した人もいるでしょうし、因果関係は特定できない、かもしれませんが、ワクチン接種が進むにつれ、接種開始前までには見られなかった、異常なほどの超過死亡の増加が見られます

ここまでは、陰謀論でもなんでもなく、紛れもない事実です

この事実だけを見ても、本来であれば、国は国民の生命を護ることを考えるのであれば、一度立ち止まり、接種を中断し、これまでの状況を調査、精査、検証、専門家による議論などをする、それはごく普通の、当たり前の行動だと思いますが、全くそのような検証などはなされず、いまだ国は6回目、7回目の接種を薦めていますし、それに従い接種し続ける人がいる

前回の記事、マスクを外さない人達もそうですが、マスクに効果がある、ないは、専門家の間でも議論になっているかと思いますが、そもそも『飛沫感染』であるかの検証などもロクになされておらず、実態として、国民のほぼ9割がマスクをしていたにもかかわらず、『感染』は拡大し続けたのです

『マスクをしていたからこの程度で済んだ』

と言う人がいますが、9割以上もマスクをしていたのですから、『感染者』の大半はマスクをしていたでしょうから、『この程度』であったかどうかわかりません

少なくとも、小平次家族は『感染拡大中』マスクなどしていませんでしたが、2年半前以降、コロナのような症状の発熱などしていません

仕事柄、客先の訪問のために何度もインチキ検査を受けましたが、一度も陽性になっていません

小平次のフォロワーさんや、身の回りでマスクをしていない人達からも、『コロナになった』、と言う話は聞きません

小学生などが、『顔を見せるのが怖い』、とまでになっている異常な状況で、それを知りながら大人が率先してマスクをし続けている

ワクチンも同様です

どれだけ、その危険性が叫ばれても、接種を続ける、シェディングの危険性ももはや普通の人が知る範囲になりながらも、まだ打ち続ける

小平次の知人に、4回、5回、接種して、『もう打たない』、と言っている人たちがいます

理由を聞いてみると、やはり、その危険性について報道などで目にして、耳にして、止めたそうです

同じように、4回、5回、接種して、『次の接種は迷っている』、と言う人たちもいます

理由を聞いてみると、同じようにその危険性を認識している、その上で迷うのは、

『今後、またコロナが感染拡大した時のことを思うと、接種した方がいいのか、迷っている』

なるほど!

と、思いました

小平次は3年前から、コロナそのものの脅威度とその対策に疑問を投げかけ、ブログでも発信し、直接政治家、自治体、その他に出向き疑問をぶつけてきました

実生活でも周囲の人にできるだけ自分の考えを述べてきました

小平次ごときだけではなく、それなりの専門家、政治家も同じように訴えている人がいる、そしてそれはもはや少数ではない、にもかかわらず、マスクを外さない大人、ワクチンを打ち続ける人、

『何故だろう』

と、ずっと思っていました

それは、実に単純、その人たちは、ただただ

『コロナが怖い』

のです

マスクをするのも自由、ワクチンを打つのも自由、そうかもしれません

実際病気なので、怖い、と思うのはまあ、仕方がないことではあります


『マスクを外して顔を見せるのが怖い』、という子供たちがいる、成長期の子供たちがマスクをし続けることの精神的、肉体的弊害、それらと子供のコロナリスクのバランス、この子たちの将来について、大人たちは、コロナの脅威度も見ようともせず、マスクの弊害について述べる専門家の意見にも耳を塞ぎ、大人としての責任を放棄している

異常な超過死亡者数の増加を見て、聞いても、ただコロナが怖いと、国の方針に従い接種を続ける

そう言う人が、コロナ騒動の中多数派となり、ごく当たり前にしなければならなかったはずの検証や議論も全くないまま、一方的にものごとが決められ、自由を奪われ、大多数がそれに付き従う、これこそが専制政治であり、全体主義そのものだと思います
こういうよく言えば従順、悪く言えば思考停止、それが大多数となる怖さ、これが一たび戦争などの方向に向けられた時に、一体どうなるのだろう

ロシアとウクライナの戦争を見てもつくづくとそう思います

台湾の歴史について今、どうこういうつもりはありませんが、ここ1,2年のアメリカの態度を見ていれば、明らかに中国を挑発し、台湾有事を煽っているようにも見えます

『台湾有事になればアメリカは派兵する』

ほんとですかね

また得意の代理戦争となり、日本が戦場になったりしませんかね

『コロナが怖い』と言ったまま、コロナ騒動の総括もせず、その脅威度の判定、実際に行われた緊急事態宣言などの効果、コロナ以外の『コロナ死者数』の実態、なにも検証もされていない上で、危険性が訴えられているワクチン接種は、日本だけが回を重ねて行く

さて、どうしたもんでしょうか

『コロナ怖い』

の人たちには、今後おそらく何を言っても無理でしょう

小平次は、引き続き、自治体、政治家に少しでも訴えて行きます

焼け石に水かもしれませんが…

ちょっと長くなりましたが最後に

先日、ある方(お客様)と面談をしました

この方は、ずっと『マスク外さない人』です

この人と会うときは、残念ながら、やむなく小平次もマスクをします

実益と、従業員の生活を考えれば、責任者として仕方ありません

で、この人が言うんです

『政府がマスクをしなくて良いって言ったら、すぐに外した人がいるけど、信じられないよ、コロナの感染が収まったわけでもないのに、何も考えず政府のいいなりになってマスクを外すなんて』

ほー

ダメだこりゃ

こうして分断は進むのですかね





御免!






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マスクを外さない人 

2023-06-06 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

小平次は自宅から仕事場までバスで通勤しています

某駅前、終点で降り、事務所までの道すがら、すれ違う人の数を数えます

すれ違う人と言っても、朝の通勤時間多くの人が縦横無尽に歩いていますので、小平次の右側をすれ違う人だけを数えます、10人だけですが…

それは、マスクをしている人としていない人の数を数えています

最初の人がマスクをしていれば、1-0

次の人がマスクをしていなければ、2-1

その次の人がマスクをしていれば 3-1

こんな風に毎朝数えています

10人中8人がマスクをしていない日もあれば、逆の事もあります

何となく、感覚的にはどうでしょう?、東京ではマスクしていない人、5割から6割くらいですかね

日中だともう少し多いかもしれません

土日の浅草なんかは、外国人がたくさんいますので9割くらいノーマスクじゃないでしょうか

それでもまだマスクを外さない人の心理、ってどういうものなんでしょうか

まあ、花粉症の人とか除いて、色々調べてみますと、特に子どもたちが外せなくなっているそうです

『顔を見せるのが怖い…』

これがどれだけ異常な状態か、マスクを外さない大人たちは考えなくてはなりません

多感な成長期に、マスクをし続けることがいいはずもないのですが、小平次の仕事場近くの中学校の生徒はみんなマスクをしています

教師が外してないんでしょうかね

だとしたら、なんで?

コロナ恐怖に怯える神経質なモンスターペアレンツからクレームでも入るんでしょうか

小平次の相互フォローをさせて頂いている多くの方が、本当に献身的とも言えるくらいに、専門家の論などをご紹介しながら、マスクをし続けることの弊害や、ワクチンの危険性を訴えています

もちろん、ネット上などではそういったことを科学的な根拠を以って訴える人も今は少数ではなくなりました

それでもまだ外さない

外す外さないは個人の自由ですが、子どもたちが外せなくなっていることは大きな問題です
(逆に顔を見せなくて済むことにより、不登校の児童が学校に行けるようになった、というような話もあるようですが、それはそれで、根本的な解決を先送りにしているだけでやはり問題です)

マスクを外さない大人、だから子供も外せない

どうやったら外しますかね

小平次が思うに、役所などの公共施設、学校職員、商業施設、公共交通機関の人たちが外せばだいぶ変わるように思うんですがどうでしょうか

いっくら我々が叫んでも、専門家が警鐘を鳴らしても聞く耳持たないんで、できることとして、まず、役所に電話してみましょう

『個人の自由ですから』

と、言われるかもしれませんが、そしたら

『大人がマスクを外さなければ、成長期の子供たちが外せない、もうすでにマスクを外すことが怖くなっている子供がいる、この状態をどう思いますか?』


このままでは、本当に日本は滅んでしまいますよ


御免!

次回は『ワクチンを何回も打つ人』で






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