<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

暗い道

2013年10月03日 |  ブログ
久々に道に迷った。

私を知ってる人は、たぶん久々、という言葉が信じられないだろうが、
私にしてみれば久々である。

いつものように夜の教室に向かう道、
何か考え事をしていたら、はっと気づいた時には右折しなければいけない道をまっすぐ来ていて
どうも、「ここはどこ?」状態に一瞬陥った。

まあ、慌てるな、だいぶ過ぎてしまったけれど
そうだ、この道をこういけば、あそこの道に出るぞ、
と私の頭の中の地図がぱあああっと浮かび上がった。
冴えてる。


これで時間的ロスは5分くらいかもしれない。
そうそう・・ここをまっすぐ行けば・・・。
あれれえれれえれ?

ここはどこ?
道が細い。
たぶん踏切を渡れば、川沿いの少し広い道に出るはず。

踏切は渡ったけれど川がない・・・。
川消えてるし。

とにかく真っすぐなんだから、と走ること数分。
まったく見知らぬところだ。

いったい私はどこへ向かっているんだろう。
と思う間もなく丁字路に出てしまい、
左の道が広かったので左に曲がった。
なんだ~

ぎゅうううんと下り坂になっていて、おまけにガード下だ。
高さ制限まであり、そのトンネルの先は
まっくらである。

穴の底へ向かっていくような恐怖があったので
さっさと急な坂道を引返した。
あの道を下っていくとどこかに出ただろうか?
たぶん地獄とつながってる感じがする。
きっと後戻りしても、またもや見知らぬところへワープしてるに違いない。

なにせどこもかしこも真っ暗だ。

とにかく家の近くまで引返したので
通算15分はロスした。
完全に遅刻である。



毎回通る道を間違える、
何度車で走ったかわからない道を覚えていない。
こわいなー、
狐につままれた?
いや、狸に化かされた?

いやいやいや・・
単に頭の中の地図が間違ってるだけだが・・。
夜は怖い。
暗い道は危ない。
みなさま、くれぐれもご注意を。
帰ってこれなくなりますよ~~~    

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「ブリスター」

2013年10月03日 |  映画
ブリスター

2000年 邦画
伊藤英明主演

これは「フィギュアコレクターおたく」の映画。
なかなか、そういう趣味のない自分にとっては、観るのがキツイ。

ブリスターとは、フィギュアが入ってるプラスチックケースのこと。
マニアの中には、これを開ける派と、開けない派がいるらしい。
ブリスターを開けた瞬間、その価値が下がるとか・・。
自分のものなんだから、開けようと開けまいと価値は同じでは?
と思うのはどうも間違いらしい。

まったくと言っていいほど、
私には収集という趣味がない。
集めたものはすぐに手放したくなる、というのが常だ。
飽きっぽいとはまた、違う。
物の価値観の違いだと思う。
集めたくなる欲望に関してはよくわかる。
ブリスターを開けたくないという感情もわかるが、
それによって生活を脅かす、というところがどうしてもわからない。



ブリスターを開けない派のユウジ(伊藤英明)は恋人のマミと暮らしている。
彼女はカメラマンで、ほぼ彼女の稼ぎで食べているといってもいい、
ユウジはどうしても欲しいフィギュアがあった。
世界に一体しかないと言われている、まぼろしのフィギュアだ。

それを手に入れるためにユウジは、家具や他のフィギュアを全部うっぱらってしまう。
とり付かれたようになるユウジ。

映画の手法としては、どこにでもあるありふれた現在と砂漠になってしまった未来の地球を交互に描きながら
最後は壮大な物語にしてしまうという
摩訶不思議なファンタジーでもある。

オタクを主人公にした映画は数あれど、
フィギュアマニアが主人公なのはこれが最初?

主演の伊藤英明が若くてかわいい。
けなげな恋人のマミもかわいい。

日本独自のオタク文化も、いまや、世界に広がって
物創りに励む人たちの夢は大きく広がるだろう。
わからないけど、
まあ、いいんじゃないの、と思う。
おもちゃは子供のものだけじゃない、
大人は遊んじゃいけない、ということでもない。

そんなことを再認識する映画。

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