<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「僕とママの黄色い自転車」

2012年10月02日 |  映画
2009年 邦画

武井証くんという子役が主人公。名前は大志。
お母さんは物心ついたときからいない。

パリにデザインの勉強に行ってるんだ。
時折届く手紙には、ママの愛情がいっぱいつまっていて
大志はママに会いたくてたまらない・・。

ところがママはどうもパリじゃないところにいるらしい。
それに気付いた大志は
ママを探しに愛犬アンと共に旅に出る。

ママが選んでくれた黄色い自転車に乗って。


原作は小説らしいけどどちらかというとアニメの方がよかったか。
何故なら子供である大志が出来すぎ^^;

自転車と犬を抱えたまま、ヒッチハイクで車を乗り継ぎ、の場面など
いや、できないから・・・と思ってしまう。
まず自転車を乗せられる車はそうそうないし、
嵐の中、子供ひとりだけヒッチハイクしてるのに
警察に届けない大人、はまずいないと思うし。

嵐の中、助けてもらったおじいさんに説教するとこなんて
そんなに立派じゃ却って子供らしくないから、と思ったり。

子役は上手だったけれど、
そんな子は果たして物語の中だけじゃないの?。
成長ストーリーだけど、
短期間に出来すぎだから。

ラストもあまりの物分りのいい子供に、
作者は何を言いたかったのかなぁって・・。
それなりの感動はあり、両親役の鈴木京香と阿部サダヲもすごく良かったけれど。

子供の心理描写に欠けていたかも。

ちょっぴり残念な映画でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする