明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(208)放射線の健康への影響について(児玉龍彦教授国会発言)改訂版

2011年07月29日 10時30分00秒 | 明日に向けて7月1~31日
守田です。(20110729 01:00 10:30改訂)

東大の児玉龍彦教授が国会で名演説をされました。非常に感動した
のでノートテークしました。これに解説などを加えて記事にしよう
と思っていましたが、ツイッターでの反響が凄いので、ともあれ
発言内容を先にご紹介しておくことにします。
明日、これへの僕のコメントを書いて、記事を追加します。

なお児玉教授は朝日新聞でもコメントしています。
測定と除染を急げ/児玉龍彦東大教授に聞く
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001107010005

以下、児玉さんの発言のノートテークをお届けします。
(なお当初投稿したものは、画像・ノートテーク共に最初が切れて
いたので、初めから映っているものに差し替えました。この際、誤
字脱字など数か所訂正しました。何人かの方がアドバイスをください
ました。お礼申し上げます)

*****************************

衆議院厚生労働委員会 「放射線の健康への影響について」
児玉龍彦教授発言 7月27日
http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M

私は東京大学アイソトープ総合センター長の児玉です。
3月15日に、大変に驚愕しました。私ども東京大学には27箇所の
アイソトープセンターがあり、放射線の防護とその除染などの責任
を負っております。

私自身は内科の医者でして、東大病院の放射線の除染などに数十
年関わっております。まず3月15日の午前9時ごろ、東海村で5マイ
クロシーベルトという線量を経験(観測)しまして、それを文科省
に第10条通報ということで直ちに通報いたしました。

その後東京で0.5マイクロシーベルトを超える線量を検出しま
した。これは一過性に下がりまして、そのあと3月21日に東京で雨
が降り0.2マイクロシーベルト等の線量が降下し、これが今日ま
での高い線量の原因になっていると思っております。このときに
枝野官房長官が、さしあたり健康にあまり問題がないということを
おっしゃいましたが、私はじっさいにこのときにこれは大変なこと
になると思いました。なぜなら現行の放射線の障害防止法というの
は、高い線量の放射線が少しあることを前提にしています。このと
きは総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。

ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロ圏で5マイクロ
シーベルト、200キロ圏で0.5マイクロシーベルト、さらにそれを越
えて、足柄から静岡のお茶にまで汚染が及んでいることは、今日、
すべてのみなさんがご存じの通りであります。

われわれが放射線障害をみるときには総量を見ます。それでは政府
と東京電力はいったい今回の福島原発事故の総量がどれぐらいであ
るかはっきりとした報告はまったくしていません。

そこで私どもはアイソトープセンターの知識をもとに計算してみま
すと、まず熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するもの
が露出しております。ウラン換算では20個分のものが漏出していま
す。

さらにおそるべきことにはこれまでの知見で、原爆による放射能の
残存量と、原発から放出されたものの残存量は1年経って、原爆が
1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は
10分の1程度にしかならない。

つまり今回の福島原発の問題はチェルノブイリ事故と同様、原爆数
十個分に相当する量と、原爆汚染よりもずっと大量の残存物を放出
したということが、まず考える前提になります。

そうしますと、われわれはシステム生物学というシステム論的にも
のをみるやり方でやっているのですが、総量が少ない場合には、あ
る人にかかる濃度だけを見ればいいです。しかしながら総量が非常
に膨大にありますと、これは粒子の問題です。

粒子の拡散というのは、非線形という科学になりまして、われわれ
の流体力学の計算ではもっとも難しいことになりますが、核燃料と
いうものは、砂粒のようなものが、合成樹脂のようなものの中に埋
め込まれております。

これがメルトダウンして放出されるとなると、細かい粒子がたくさ
ん放出されるようになります。そうしたものが出てまいりますと、
どういうことがおこるかというのが今回の稲藁の問題です。例えば
岩手の藤原町(注)では、稲藁5万7千ベクレルパーキログラム、
宮城県の大崎1万7千ベクレルパーキログラム、南相馬市10万6千パー
キログラム、白河市9万7千パーキログラム、岩手6万4千パーキロ
グラムということで、この数値はけして同心円上にはいかない。
どこでどう落ちているかということは、その時の天候、また例えば
その物質が水を吸い上げたかどうか、にかかります。

今回の場合も、私は南相馬に毎週行っています。東大のアイソトー
プセンターは現在までに7回の除染を行っていますが、南相馬に最初
にいったときには1台のNaIカウンターしかありません。農林省が
通達を出した3月19日には、食料も水もガソリンもつきようとして、
南相馬市長が痛切な訴えをWEBに流したのは広く知られていると
ころであります。

そのような中で通達1枚を出しても誰も見ることができないし、誰
も知ることができません。稲藁がそのような危険な状態にあるとい
うことは、まったく農家は認識されていない。農家は資料を外国か
ら買って、何十万という負担を負って、さらに牛にやる水は実際に
自分たちが飲む地下水にその日から代えています。

そうするとわれわれが何をやらなければいけないのかというと、ま
ず汚染地で徹底的な測定ができるように保障しなければいけません。
われわれが5月下旬に行ったときに1台しか南相馬になかったという
けれど、実際には米軍から20台の個人線量計が来ていました。しか
しその英文の解説書を市役所の教育委員会で分からなくて、われわ
れが行って、教えてあげて実際に使いだしてはじめて20個での測定
ができるようになった。それが現地の状況です。

それから先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウ
ンターというのではなしに、今日ではもっとイメージングベースの
測定器が、はるかにたくさん半導体で開発されています。なぜ政府
はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を
使わないのか。3カ月経ってそのようなことが全く行われていないこ
とに私は満身の怒りを表明します。

第二番目です。私の専門は、小渕総理のときから内閣の抗体薬品の
責任者でして今日では最先端研究支援ということで、30億円をかけ
て、抗体医薬品にアイソトープをつけて癌の治療をやる、すなわち
人間の身体の中にアイソトープを打ち込むのが私の仕事ですから、
内部被曝問題に関して、一番必死に研究しております。

そこで内部被曝がどのように起きるかということを説明させていた
だきます。内部被曝の一番大きな問題は癌です。癌がなぜ起きるか
というと、DNAの切断を行います。ただしご存知のように、
DNAというのは二重らせんですから、二重のときは非常に安定的
です。

それが細胞分裂するときは、二重らせんが1本になって2倍になり、
4本になります。この過程のところがもの凄く危険です。そのために
妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖の盛んな細胞に対
しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。

さらに大人においても、増殖の盛んな細胞、例えば放射性物質を与
えると、髪の毛に影響したり、貧血になったり、それから腸管上皮
に影響しますが、これらはいずれも増殖の盛んな細胞でして、そう
いうところが放射線障害のイロハになります。

それで私たちが内部に与えた場合のことで知っている事例を挙げま
す。これは実際には一つの遺伝子の変異では癌はおこりません。
最初の放射線のヒットが起こったあとにもう一個の別の要因で、癌
への変異が起こるということ、これはドライバーミューテーション
とか、パッセンジャーミューテーションとか、細かいことになりま
すが、それは参考の文献をつけてありますので、後で、チェルノ
ブイリの場合や、セシウムの場合を挙げていますので、それを見て
いただきますが、まず一番有名なのはα線です。

プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、
私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。それ
はトロトラスト肝障害というところで、私ども肝臓医は、すごくよ
く知っております。

要するに内部被曝というのは、さきほどから何ミリシーベルトと
いう形で言われていますが、そういうのは全く意味がありません。
I131(ヨウ素131)は甲状腺に集まります。トロトラストは
肝臓に集まります。セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります。
これらの体内の集積点をみなければ全身をいくらホールボディ
スキャンしても、まったく意味がありません。

トロトラストの場合、これは造影剤でして、1890年からドイツで用
いられ、1930年頃から日本でも用いられましたが、その後、20から
30年経つと肝臓がんが25%から30%起こるということが分かってま
いりました。最初のが出て来るまで20年というのが何故かと言うと、
トロトラストはα線核種なのですが、α線は近隣の細胞を障害しま
す。そのときに一番やられるのは、P53という遺伝子です。

われわれは今、ゲノム科学ということで人の遺伝子の配列を知って
いますが、一人の人間と別の人間はだいたい三百万箇所違います。
ですから人間を同じとして扱うような処理は今日ではまったく意味
がありません。いわゆるパーソナライズドメディスンと言われるよ
うなやり方で、放射線の内部障害を見るときにも、どの遺伝子がや
られて、どのような変化が起こっているかということをみることが、
原則的な考え方として大事です。

トロトラストの場合は、第一の段階でP53の遺伝子がやられて、それ
に続く第二、第三の変異が起こるのが20年から30年かかり、そこで
肝臓癌や白血病が起こってくることが証明されています。

次にヨウ素131、ご存知のように甲状腺に集まりますが、成長期の
集積がもっとも特徴的であり、小児に起こります。しかしながら1991
年に最初、ウクライナの学者が甲状腺癌が多発しているというときに、
日本やアメリカの学者は、ネイチャーに、これは因果関係が分から
ないということを投稿しております。なぜかというと1986年以前の
データがないから統計学的に有意だということが言えないということ
です。

しかし統計学的に有意だということが分かったのは、20年後です。
20年後に何が分かったかというと、86年から起こったピークが消えた
ために、過去のデータがなくても因果関係があるということがエビ
デンスになった。ですから疫学的な証明というのは非常に難しくて、
全部の症例が終わるまでだいたい証明できないです。

ですから今、われわれに求められている子どもを守るという観点から
はまったく違った方法が求められます。そこで今、行われているのは
国立のバイオアッセ―研究センターという化学物質の効果を見る、
福島昭治先生という方がチェルノブイリの尿路系に集まるものを検討
されていまして、福島先生たちが、ウクライナの医師と相談して500
例以上のある症例を集めています。

前立腺肥大のときに手術をしますと膀胱もとれてきます。これを見まし
て検索したところ、高濃度の汚染地区、尿中に6ベクレルパーリットル
と微量ですが、その地域ではP53の変異が非常に増えていて、しかも
増殖性の前癌状態、われわれからみますと、P38というMAPキナーゼと、
NFカッパーBというシグナルが活性化されているのですが、それに
よる増殖性の膀胱炎というのが必発性でありまして、かなりの率で
上皮内の癌ができているということが、報告されています。

それでこの量に愕然といたしましたのは、福島の母親の母乳から2から
13ベクレル、7名から検出されているというがすでに報告されていること
であります。われわれアイソトープ総合センターでは、現在まで毎週
だいたい4人ぐらいの所員を派遣しまして、南相馬市の除染に協力して
おります。

南相馬でも起こっていることはまったくそうでして、20キロ、30キロ
という分け方はぜんぜん意味が無くて、幼稚園ごとに測っていかないと
全然ダメです。それで現在、20キロから30キロ圏にバスをたてて、
1700人の子どもが行っていますが、実際には南相馬で中心地区は海側で、
学校の7割は比較的線量は低いです。

ところが30キロ以遠の飯館村に近い方の学校にスクールバスで毎日100
万円かけて、子どもが強制的に移動させられています。このような事態
は一刻も早くやめさせてください。今、一番その障害になっているのは、
強制避難でないと補償しないということ。参議院のこの前の委員会で
当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそのような答弁を行って
いますが、これは分けて下さい。補償問題と線引の問題と、子どもの
問題は、ただちに分けて下さい。子どもを守るために全力を尽くすこと
をぜひお願いします。

それからもう一つは現地でやっていて思いますが、緊急避難的除染と
恒久的除染をはっきりわけていただきたい。緊急避難的除染をわれわれ
もかなりやっております。例えば図表にでています滑り台の下、ここは
小さい子どもが手をつくところですが、滑り台から雨水が落ちて来ると
毎回ここに濃縮します。右側と左側にずれがあって、片側に集まって
いますと、平均線量1マイクロのところですと、10マイクロの線量が
出てきます。こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくては
なりません。

またコケが生えているような雨どいの下、これも実際に子どもが手を
ついたりしているところなのですが、そういうところは、高圧洗浄機を
持って行ってコケをはらうと2マイクロシーベルトが0.5マイクロ
シーベルトにまでなります。

だけれども、0.5マイクロシーベルト以下にするのは非常に難しいです。
それは建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと、
一か所だけを洗っても全体を下げることは非常に難しいです。

ですから除染を本当にやるときに、一体どれぐらいの問題がかかり、
どれぐらいのコストがかかるかといことをイタイイタイ病の一例であげ
ますと、カドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなのですが、
そのうち1500ヘクタールまで現在、除染の国費が8000億円投入されて
います。もしこの1000倍ということになれば一体どれだけの国費が必要
になるのか。

ですから私は4つのことを緊急に提案したいと思います。
第一に国策として、食品、土壌、水を、測定していく。日本がもってい
る最新鋭のイメージングなどを用いた機器を使って、半導体のイメージ
ング化は簡単です。イメージング化して流れ作業にしていくという意味
での最新鋭の機器を投入して、抜本的に改善してください。これは今の
日本の科学技術でまったく可能です。

二番目。緊急に子どもの被曝を減少させるために、新しい法律を制定
してください。私の現在やっていることはすべて法律違反です。現在
の障害防止法では、核施設で扱える放射線量、核種などは決められて
います。東大の27のいろいろなセンターを動員して南相馬の支援を行っ
ていますが、多くの施設はセシウム使用権限など得ていません。

車で運搬するのも違反です。しかしお母さんや先生たちに高線量のも
のを渡してくるわけにはいきませんから、今の東大の除染では、すべ
てのものをドラム缶に詰めて東京にもって帰ってきています。受け入
れも法律違反、すべて法律違反です。このような状態を放置している
のは国会の責任であります。

全国の国立大学のアイソトープセンターには、ゲルマニウムをはじめ
最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうとこ
ろが手足を縛られたままで、どうやって、国民の総力をあげて子ども
を守れるでしょうか。これは国会の完全なる怠慢であります。

第三番目、国策として土壌汚染を除染する技術に、民間の力を結集して
下さい。これは例えば東レとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。
千代田テクノルとかアトックスというような放射線除去メーカー、竹中
工務店などは、放射線の除染に対してさまざまなノウハウを持っていま
す。こういうものを結集して、ただちに現地に除染研究センターを作っ
て、実際に何十兆円という国費をかかるのを、今のままだと利権がらみ
の公共事業になりかねないいう危惧を私は強くもっています。
国の財政事情を考えたら、そんな余裕は一瞬もありません。どうやって
本当に除染をやるか。七万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに
国会は一体何をやっているのですか。

以上です。

(なお文中の障害防止法とは、「放射線同位元素等による放射線障害の
防止に関する法律」のことと思われます。)

注 発言の中に、「岩手県藤原町」という呼称があり、配布資料にも
同じように記載されていますが、岩手県には藤原町はありません。
岩手県宮古市藤原か、岩手県東磐井郡藤沢町の誤りではないかと思われます。

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27 コメント

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被爆地に住み肝臓病です。 (suzume)
2011-07-29 13:31:57
国の責任により 原発被爆とウイルス肝炎被害者です。 転記させてくださいよろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。 (守田敏也)
2011-07-29 15:53:32
suzume様

原爆被爆とウイルス肝炎被害・・・胸が痛むばかりです。
どうかご自由に転記されてください。ありがたいです。

これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます (まこ)
2011-07-29 16:17:22
守田さんはじめまして。
文字で読んでよく理解できました。
ありがとうございます。
ブログでリンクさせていただきました。
ご挨拶が後になって申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
突然すみません (みぃみぃ)
2011-07-29 16:19:19
児玉氏の動画みたのですが、活字で掲載してもらえると素人はよりわかりやすいですね。
トラックバックさせていただいたのですがもしも迷惑でしたらお知らせください。

コメントありがとうございます。 (守田敏也)
2011-07-29 17:19:43
まこ様
リンクありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

みぃみぃ様
トラックバック、リンク、引用、どうぞご自由になさってください。ありがたいです!
 
ありがとうございます。 (長澤)
2011-07-29 17:25:13
守田さん、はじめまして。
児玉さんの動画を朝に見てその真摯な姿と発言に心を打たれました。ところどころ聞き取りづらいところも理解することができました。丁寧にノートテイクしてくださって有難うございます。リンクさせていただきました。
Unknown (水月)
2011-07-29 19:21:26
守田さま、ノートテークのアップ有難うございました。
昨日、ツイッターでこちらをご紹介いただき、何度も読ませていただいています。
動画と併せて転載させていただければと思います。
ひとりでも多くの方に知っていただきたいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
Unknown (Serendipity)
2011-07-29 22:13:26
拝見しました。本当に怒りがこみ上げてきました。私のブログにも転機致しました。ご連絡が事後となり申し訳ありません。
Unknown (terri)
2011-07-29 22:17:34
文字起こしありがとうございます。
私のSNSおよびブログにもリンクを貼らせていただきました。
感謝 (牧村しのぶ)
2011-07-29 23:14:16
書き起こし、改訂ありがとうございます。
一人でも多くの方に知っていただきたく、
ブログの記事にリンクさせていただきました。
事後のご報告になり申し訳ありません。
ありがとうございます。 (佐藤公彦)
2011-07-30 02:29:14
Facebook からこちらのブログに辿り着きました。書き起こしありがとうございます。
ありがとうございます (yukari_takami)
2011-07-30 08:56:04
ノートテイク 改訂ありがとうございます。
twitter facebook で 微力ながら広げることに貢献したいと思います。
お忙しいかと思いますので、コメントへのFBは不要です。
Unknown (Unknown)
2011-07-30 09:20:22
やはり!という感じです。日本の情報の中枢にいる方々は知ってたんですよ。一部の方は直後から家族連れて関西のホテルに今でも長期滞在されたます。
ありがとうございます。 (美奈子)
2011-07-30 11:52:08
文字おこし大変参考になりました(聞き取れなかった分がたくさんあったので)。
ツイッター等で拡散させていただきます.
このように具体的に提案されているのだから、政治家が一刻も早くうごいてくれることを望みますし、私が出来る事は拡散して行く事だと思っています.
りんく (☆お日様ぽっかぽか☆)
2011-07-30 12:01:40
愚ブログにて紹介させてもらいました。
文字おこし本当にありがとうございます。
勝手なリンクをどうかお許し下さい。

ありがとうございました。
はじめまして (春堤)
2011-07-30 19:21:20
活字でじっくり読みたいと思っていました☆
持ち帰って リンク&紹介させていただきます
ありがとうござました
これからも応援しています☆
その後の最後の児玉氏の発言も書き起こしたので。澤田先生の (小松梨津子)
2011-07-31 01:37:22
昨日、7月27日の衆議院厚生労働委員会は見て頂きたい箇所が在ります。東大のアイソトープ総合センター長の児玉氏の一番最初の御発言と、阿部知子議員の質疑も、さらに、応答の中の名古屋大学名誉教授でECRRの沢田昭二先生の話。良かったです。一部を書きぬいたので紹介します。けれども、児玉先生が伝えた文科省の役人の言葉は、聞き捨てられない。子供たちの命を預かる役人の腐った判断に預けた結果は、いつもむごい。3年前、9条世界会議「9条とメディア」分科会で朝日新聞の伊藤千尋氏が、「南米コスタリカは、憲法違反だと訴えれば正せる事が国造りの根幹だと教育している。日本の憲法9条を自国の12条にし、道端に憲法が生活必需品で売られ、小学生も憲法の活かし方を先生から習う。「平和国家がよその国の戦争を支持することはあり得ない。ホワイトハウスのホームページの連合国リストにコスタリカが載るのはおかしいから削りなさい」と、この2点の訴状で大統領に一年半後大学生が勝訴した。学校教育を作る文科省の役人の人間の小ささ。このままほっておけば、腐った判断の目は腐敗菌をばらまく。伝達作りの研修に税金を使う。黙っていれば、続く。この人に辞めて貰えば、一年でいくらの税金といくらの年金分といくらの退職金が、浮き、福島の子供たちのまともな給食に使えるのだろうかと試算する。すると、簡単に放射線測定器何て、買えるのよと思う。行動になって飛び出す肝っ玉母さんのビンタで、最新鋭の放射線測定器を今までのの●●のところに在ります。

◆◆ECRRの沢田先生の御発言。

内部被曝は極めて複雑なものだ。●放射性微粒子が、5ミクロンより小さければ鼻毛に引っ掛からずに肺胞に入り、1ミクロンより小さければ、その微粒子が肺胞の壁から血液に入る。

●この時に、どういう微粒子かによって、振る舞いが変わってきます。水に溶けたり油に溶ける性質ならば、分子や原子レベルまで全部溶解して血液循環と共に全身を廻る。

●セシウムは筋肉に、ストロンチウムは骨に、ヨウ素は30%は、甲状腺に集積される。

●水にとけない性質なら、微粒子の1ミクロンでも何百万個という放射線の原子核が含まれています。循環の間にどこかに沈着すると、沈着した細胞に猛烈な放射線を浴びせ続けて、その周辺細胞が死ぬということに通じて行く。これをホットスポット理論と言う。

●●●ですが、ICRPはこのホットスポット理論を否定している見解をずっと持ち続けている。

●しかし、実際に劣化ウランの酸化ウラン微粒子が体に入ると、ウランはすごく半減期が長いからそれ程影響は無いはずですけれど、しかしかなり大量にウランの原子核が含まれていると、色々な影響を与えることが最近分かって来ています。

●そういうふうに科学的な議論をすることを放射線の研究者たちはすべきだが、しかし、たとえば、私がそういう理論を書くと、これを認めると学会の中で大混乱が起こるからと政治的に却下される状態が続いている。これまでの放射線の内部被曝は外部被曝とそんなに違わないという思い込みがずっと在りまして、そこから離れられない状況が続いています。

●私が育ってきた分野は素粒子論研究で湯川先生や朝永先生など、とても民主的で、いっかいの大学院生でもそれに耳を傾ける習慣が在りました。放射線学会の民主化が極めて重要だと思います。

●だから、放射線の研究者は、事実は何かを人類の前に表して行く到達点に来ていると思います。


◆◆これを受けての社民党阿部知子議員の発言

●児玉先生がおっしゃったように、チェルノブイリ膀胱炎が20数年たって疫学的に出て来ると、科学はいつも謙虚に向き会う事が必要だ。

最後に児玉先生。アイソトープセンターは全国に在りますが、今回の除洗に役立てるために何が必要か。

◆◆東大のアイソトープ総合センター長の児玉先生の話。

●●5月に全国のアイソトープ総合センター会議が在りまして、文科省の放射線規制室の方が仰っていたことは、「福島原発依来の○○○は、RI(管理的バックアップ)ではない。我々は国民の健康に責任を持つ仕事をやっているのではなくて、法律に決められた放射線取扱者を規制することが仕事だ」と仰っていました。(このことば。飲み込めますか。文部官僚の狂った判断をの犠牲になっている福島の子供たちにたびたび表しているから、必ず自分の目で耳で確認してください。確認方法は、衆議院インターネット審議中継から入り、左手のカレンダーで7月27日をクリック。さらに厚生労働委員会をクリックして、阿部知子氏をクリックしてその質疑応答の最後の答弁者に出て来ます。阿部議員は終始敵を作らない論法を取ったが、市民はそれで良いのでしょうか)

それで、或面では非常に違和感を感じたのですが、もう一方では、文科省の法律の規制の方は従来の規定に従ってやらざるをえない。

●高い線量のものが少量在ることに対応する法律はありますが、低い線量が膨大にある。それをどう除洗していくかと言うことに対する法律が無く、今も汚泥内問題、全て問題になっているのは、ここで在ります。

●しかしながら、現在の全国のアイソトープセンターは、旧来の法規制のままで、たとえば、先程のゲルマニウムの機械が足りないという話も在りましたが、そんなものは、全国に沢山あります。ところが、そこへの持ち込み。持ち込んだ廃棄物の引き取り、こういうものが、法律的に全くない。

だから、今も東大のアイソトープセンターでやっているのは違法行為だと申し上げました。この場合には、センター長である私と、専門教官と専務主任のいる上で、審査委員会を設けて内部でチェックに超法規的行為を勝手にやっている現状です。そういう法律を一刻も早く変えて、「測定」と「除洗」というのに是非立ちあがって頂きたい。それ無くして親の安心も無い。

●しかも先程から長瀧先生が仰っている原発型の放射能の常識は、これは原発型の放射能の常識とは違います。

●また、先程から長瀧先生がおっしゃった一過性に核医学で治療をやるというものも、これも形式が違います。

●我々は抗体にイットリウムをつけておくとセバリンという医薬がありますが、あれは一過性でもかなりの障害を起こしますが、それとも癌細胞をやっつけるためにいいからやっているということであって、正常者にこれをやることはとても許せない。無理なものであります。

ですから私が申し上げたいのは、放射線の総量の全体量と、いかに減らすか、これは数十兆円かかるものであり、世界最高新鋭の測定技術と、最新鋭の除染技術を直ちに始めないと国の政策として全くおかしなことになるのです。

●今、我々がしている幼稚園での除洗を高圧洗浄機でやりますと、側溝に入り側溝をきれいにすると、側溝の水はどこに行くか。下流が農業用水になっています。それで、イタイイタイ病の時の経験は、カドミウムの除洗をへたにやると、二次被害が起こります。国の政策として、国民の健康を守るためには、総量の問題を考えて下さい。

●緊急避難が一つと、総量の問題二つ。この議論をよろしくお願いします。以上。答弁から。


そこで、この間のメールでも申し上げましたが、クリスバスビー氏が推薦した世界一の検査機関、ドイツフランクフルトの「MicroTraceMinerals]に、連携するのはどうでしょうか。さらに「MicroTraceMinerals」社は、「IBCMT」という「キレート化治療、即ち、体内に蓄積した金属毒をキレート化して体外に排出する治療」を専門的に正しく行う医者の組織と連携して研究しています。インドで9月に、世界のキラート化治療の「IBCMT]認定医師を養成講座してもいます。そして、日本で、候補になっておられる方が一人書きこまれておられましたことも追加しておきます。
Unknown (まつかわゆま)
2011-07-31 14:06:04
フェイスブックにてシェアさせていただきました。ありがとうございます。
しかし、東大の先生で、政府に対してこれだけ本気で嘆き怒り訴える人がいるとは。捨てたもんじゃありませんね。
がんになったら (qolfirst)
2011-07-31 23:35:51
文字起こしご苦労様でした。
引用・拡散させていただきます。
リンクさせていただきました (ちゅんまま)
2011-08-01 15:43:12
はじめまして。3月11日までは放射能と放射線の違いも知らなかった者です。
今も専門用語や単位になかなか理解が及びません。

友人しか訪れることないブログですが、少しでも多くの方の目に触れることを願いリンクさせていただきました。

事後承諾、ご報告で申し訳ございません。
どうかお許しくださいませ。
ブログに載せさせてください (とうかつさん)
2011-08-01 17:48:10
はじめまして。
画像が削除されているので、文字おこしを
してくださると助かります。
もう一方文字おこしをされている方もいま
して、お二方を私のブログにて紹介させて
いただきます。

御報告遅くなりすみません。
文字おこし、長文を記録表示有難う! (caruros)
2011-08-02 16:56:57
本当に大切な訴えですね。
記録をこの様にとって、公開していただけるととても有難いです。
ありがとうございます。 (cosmosmama)
2011-08-02 18:36:58
文字に残して下さってありがとうございます。
児玉先生の勇気に頭が下がります。
出来る事があるのにやらない、やれない国民や環境を守れない政府って何だろうと思います。
ミクシイチェックしました。プリントしてこの内容を伝えます。
Unknown (さたぼー)
2011-08-02 19:34:05
youtubeは消されたようですが、こちらにアップされています。
ご存知かもしれませんがご参考まで。
文字起こし、ありがとうございます (のらぬこ)
2011-08-04 03:12:15
守田さま。事後承諾で申し訳ありませんが、こちらへのリンクと文字起こしの一部を転載させて頂きました。児玉教授の提言、いや、抗議に対し、速やかに対応策を実行できない政府や国会ならば、永田町は芯から腐ってると言わざるをえません。
リンクをはらせてください。 (子ども文化総合研究所)
2011-08-04 09:25:56
少しでもたくさんの人たちに知っていただきたいと思いますので、リンクをはらせてください。
よろしくお願いします。
児玉龍彦氏の著書 (ミキコ)
2011-08-08 12:27:53
児玉龍彦氏と金子勝氏の共著で新興衰退国ニッポンという本を書店で取り寄せて入手して読み始めました。まだまだ途中ですが、この本はたくさんの人に読まれるべきだと思います。はじめにの項目で“終わりの始まり”チェルノブイリを取り上げて、小児甲状腺ガンが4000倍以上になったのに当時はソ連もIAEAもエビデンスがないと認めようとせず、20年たってから、被曝児童が児童でなくなってから小児甲状腺ガンの原因が原発事故であることが証明された…という文章や、責任をとりたくないので大丈夫だて言い続ける…、それが破綻を大きくしてしまう…、こういう今の状況にも当てはまるキーワードがちりばめられています。ぜひ大手書店は、この本を平積みにしてキャンペーンを張って貰いたいです。

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