「ナムチャイツアーについて」
日本タイクラブに加入して6年が経過した、その日本タイクラブが行なっているナムチャイツアー、知っている範囲では毎年8月下旬頃にランパーンのカンラヤニー校とチットアリー校を訪問してその前後に「見聞編」としてタイ国内を回る。昨年はマハサラカムにも来られ、配属先のセンターもお世話になった。
参加したのは10年と11年の2回、現職の時は日程的に参加は不可、退職1年目もJICA二本松訓練所にいた、結局、タイ滞在中の2回の参加であった。
10年はランパーンでの交流の後、メーサリアン経由でメーホーソン県を回り、メーサリアン、メーホーソン、パーイに宿泊する4日間の「見聞編」で全日程に参加した。
11年は、一日多くピサノローク、コンケーン、マハサラカム、ローイエットに宿泊する5日間でマハサラカムとローイエットでも活動があった。ただ、ランパーンを朝に出発したのでなく、チットアリー校での活動を終え、午後にピサノロークに向かって出発した。正味の「見聞編」は4日半ということになる。こちらはマハサラカムでの活動の準備等のため本隊と離れランパーンから夜行バスでマハサラカムに戻り、「見聞編」への参加はマハサラカムからローイエット、そして帰路のコンケーンまでであった。
日本タイクラブに問いたいのは、このナムチャイツアーの経費とその問題点を指摘したことに対する日本タイクラブの対応である。(写真:センターの裏庭の見学)
最初に疑問に思ったのは10年のナムチャイツアー、「見聞編」に申し込みをしたが費用がわからない。わかったのは出発直前のランパーンのホテルでの請求だった。費用は12,692バーツ、予想外の高い金額だった、それ以外にチットアリー校等への経費として2,000バーツ、雑費1,000バーツ、全部で15,692バーツ支払った、その時、経費の明細を欲しいと担当理事に言ったが結局もらえなかった、その内、精算書が来るだろうとも思ったがそれもすべて出されなかた。(写真:寿司つくり)
いうまでもなくこの「見聞編」は旅行会社のように内容と金額を明示して参加者を募集しているのではない、必要経費を参加者で割る、いわば職場の親睦旅行の形である。
タイで最も物価の安い県の一つであるメーホーソンへの旅行にJICAの青年協力隊は勿論、派遣先のセンター職員の給与よりも高い経費に驚いた。(写真は11年のマハサラカムでの活動、本文と直接は関係ありません)