マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

日本留学説明会

2010-01-31 16:33:05 | 日記
   ウボンラチャタニー大学で、「第7回日本留学説明会」が開催され、ナリヌクンの日本語クラス高1と高2の生徒が出席した。何と、学校の大型トラックの荷台に生徒全員を乗せるものだから、カーブするたびに、運転席まで悲鳴というか歓声が聞こえてくる。
   説明会に出席しているのは、ウボンラチャタニー大学の日本語専攻の学生、ナリヌクンの生徒、あと有志参加の高校生約20名といった具合である。
   この説明会は、大使館も関わっているが、小町日本大使も来られていた。ちょうど1週間前に大使公邸で一緒に写真を撮らせてもらったので挨拶に行くと、「こんな所でお会いするとは」と言われた。(写真は小町大使の挨拶)
   日本からは国際交流機構(ジャパンファンデーション)、学生支援機構(JASSO)、京都大学、東京農工大学が共催しており、それぞれの関係者が説明された。大学の関係者の説明は英語で行われたが、タイ人からすると、日本人の英語はわかりにくいという話を聞いたことがあるだけでなく、みんな日本語を勉強している学生・生徒であり、わかりやすく日本語で説明した方がよかったのではという感想をもった。
   途中で日本の文化の紹介があり、ナリヌクンのよく話かけてきてくれる高2の生徒が、唯一、日本語の独唱で「昴」を歌ったのには感動した。
  この説明会で得た知識として、日本に来ているタイからの留学生は2,300名余であり、10年で倍増したこと、京都大学に限っては52名のタイ人留学生がおり、中国人499人、韓国197人、台湾63人についで4番目に多いということであった。

ナリヌクン

2010-01-30 12:40:47 | 日記
8ケ月ぶりのナリヌクンである。まず、全校朝礼、あたりを見回していたら高1の生徒が声をかけてきてその列へ、風船で遊ぶしぐさをして、おみやげを見せてと言われるが、昼休みにと説得、それにしても5月と比べて生徒の集まりが悪い、7時50分開始で8時に国歌と国旗のはずが、8時にできる状態ではなかった。
   行事等の関係で最も期待した高1と高2の授業はなく、中1と高3のみ授業参観させてもらう、中1のクラスは何と56名の人数、教室いっぱい、よく言えば元気のあるクラス、授業の最後に全員で「さくら」を合唱して聞かせてくれた。よく歌詞を覚えたと感心する。高3は、28名のクラスだが授業に出ているのは20名ほど、辞めたのか理由はわからないが人数も減っている。生徒指導の課題がありそう、5月より雰囲気は重苦しい、進路も厳しい結果だったのかも知れない。
   昼休みに高2の子どもたちが、食堂に行こうと呼びに来てくれて、一緒に食事をしたあと、記念撮影(写真)、相変わらず、楽しく仲の良いクラスである。5月に約束したキュートゥ「゜C-UTE」のCD集2つをクラス代表に渡す、本当に嬉しそうで何度もお礼を言ってくれるのでこちらが恐縮してしまう、その後、高1には5月に「もっと欲しい」と言われた、紙の吹き矢と紙風船、子どものように楽しそうに遊んでくれるのが嬉しい。

ウボンラチャタニーへ

2010-01-29 12:23:46 | 日記
ウボンラチャタニーの「ナリヌクン」(写真は校門の看板)は日本風に言うと中・高等学校、タイの中等教育はほとんど「中・高等学校」である。昨年の5月の連休後の3週間、日本語教師のアシスタントをしてきた学校である。JICAでタイに来なかったら勤めていたかも知れない学校で、わずか3週間しかいなかったが、非常に「濃い」3週間であった。初めての生徒たちばかりだったが、人なつっこく、特に高校1年と2年の生徒は週に5~6時間、日本語の授業があってかなり親しくなることができた。また、ウボンラチャターニの街へ何度も行く機会があっただけでなく、寺院を中心にいろんな人が案内してくれたり、すでに派遣されているJICAのメンバーや他校の日本語教師とも知り合いになった。
マハサラカムからウボンラチャタニーまで約3時間30分、夕暮れであったがバスターミナルまで2人の先生が出迎えてくれ、「久しぶりです」とタイ語で言ったら笑って褒めてもらったが、あまり使わない言葉らしい。何度か行ったことのある「おかゆ」の店で夕食をご馳走になる。その後、先生が手配してくれたホテルへ、1泊400バーツ、学校まで徒歩10分、比較的清潔で、必要なものは全部用意され、朝食付き、しっかりと眠ることができた。

学生の実習

2010-01-28 11:13:57 | 日記
昨日も今日もラジャパットの学生の「実習」が行われている。学生が20数名、先生と一緒に教室にやってきて、1~2名の障害のある子どもたちに数名の学生が関わって、文字の学習や簡単な計算を教えている。先生は隣の部屋の方で、授業のある時にしか来られなくて普段はあまり見かけないが、学生への指導は見ていてもきちんと準備をされてやっていることがわかる。
その先生の指導のもとで、学生も子どもたちにあった教材や関心を向ける手だてをしているが、子どもたちは学生と遊びたいと思っても、学習はすぐに飽きてしまうところがある。
いつも気になっていることだが、学生や子どもたちが椅子と机でなく、床に座って学習していることもよくある。昨日の反省からか、今日は、全員椅子と机で、子ども1人に学生1~3名で指導している。(写真)集中度は大である。また、教材も「単語」にしぼり、子どもの状況に合わせて準備している。

日本料理レストラン

2010-01-27 12:40:25 | 日記
   タイ料理が嫌いな訳ではないが、クルンテープやコンケーンに行った時は、できるだけ日本食を食べるようにしている。その中の一つにクルンテープ、コンケーン、チェンマイの同一店に行ったことがある。コンケーン店でメニューを見た時、クルンテープと全く同じメニュー、料金であることに驚いた。実際、マハサラカムに住んでからクルンテープに行くと物の値段の高さに驚いてしまう。しかし、この店は同じ値段、クルンテープの住人には普通の値段かも知れないが、イサーンではちょっと高すぎるのではないかと思ってしまう。自分の近くにいる大学の職員では20歳代の人で1万バーツの給料をもらっている人はいない、街中の知り合いも同じか、まだ低い人もいる。それでも、この店、お昼すぎになると広い店内にかかわらず列ができて待たなければならない状態なので結構、需要があるということになる。豊かになった象徴かと思ってしまう。ちなみに「さしみ」の料金は、はまち270バーツ、たい130バーツ、ホタテ250バーツ、サーモン270バーツであった。表記は勿論、日本語である。(写真はクルンテープの店)