マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

最終回

2011-10-01 01:35:07 | 日記

一昨日の29日、京都に帰りました。27日の夕方に成田空港に到着、28日は帰国事務の説明や社会還元についての講話、帰国報告の面接があって、夕方から外務大臣感謝状授与式がありました。授与式では国会議員や外務省の職員等が大勢来られているのに驚くとともに、授与式の後の懇談会に議員の皆さんが積極的にボランティアの中に入り、意見や感想を聞いておられる姿勢は立派だと思いました。自分には外務大臣政務官が声をかけてくださり、数分ですが閉会まで話をすることができました。また、JICA研究所の方とは他のタイのメンバーとともにかなり突っ込んだ話ができて良かったです。また、二本松での同じ班のメンバーとも再会でき、授与式から立食の懇談会まで約2時間、ずっと立ちっぱなしでしたが疲れは感じないほど中身は充実していました。

29日は帰国事務手続きのあと、健康診断の予定でしたが、健康診断は地元で行っても良いという話を聞き、変更の手続きをとったため、予定より早く京都に戻ることができました。(写真:二本松訓練所)

200978日にJICA福島県二本松訓練所に入所してから約23ヶ月、終わって見れば早く感じます、とりわけ最終の一年は早かったです、無事に終えられたのは多くのタイ人やJICAボランティア、支えてくれた国内外の日本人のおかげと思っています。(写真:宿泊したホテル)

赴任前に何度かタイに旅行しましたが、実際に生活それも地方で生活すると旅行とは全く異なることもわかりました。勿論、マハサラカムで生活し楽しかったこともたくさんあります、同時にタイ社会の課題も一定認識できたようにも思います。(写真:赴任して初めて訪問したカンチャナブリー県の「生き直しの学校」で)

一方、タイでの日本人の良さと課題も少し理解できました。多くの日本人がそれぞれの立場でタイ社会で生活している訳ですが、わずかとはいえ、日本人が日本人に対して誹謗や中傷、不当な金銭的利益を得るために騙すということを知りました。長くタイにおられる信頼する日本人から注意するように言われたことがありましたが、残念なことに現実であることもわかりました。(写真:実習する学生)

現在、集計が出ている一昨日(29)時点でブログの訪問者数は63,472人、閲覧数は149,405です。最終的にはそれぞれ63,700人、15万回を超えると思います。29日の一日は151人、440回で最終の一週間は初めて1,000人の大台に乗る可能性もあります。本当に多くの皆さんに読んでいただいて感謝します。

一応、今日のブログが最終回です。あと、追録ということで時々、記載することがあるかも知れませんが、とりあえず終わりにします。読んでいただいた皆さん、タイでの生活を支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。