マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

ホテルの予約

2011-03-31 00:37:19 | 日記

 

出かけるにあたってホテルの予約をする時としない時がある。また、ウボンラチャターニやランパーンをはじめとして現地の知人やJICA関係者が予約してくれる場所も多い。ホテルの予約だが予約したからといって、きちんと予約したことになっているとは限らない、その事例をいくつかあげると・・・・・・・・、

JICAの用務でクルンテープに行った際、飛行機の時刻の関係でスワンナプーム空港の近くのホテルを予約する、JICAへの届けもあり、きちんとできないといけないので、センターの職員に依頼して予約してもらう、当初2泊の予定だったが、一日は満室ということで1泊だけ予約する、こちらの電話番号だけでなく、確かクレジットカードの番号も言う、しかし、当日、予約は入っていなかった。満室でなく泊まれたのが幸いであったが、エレベーターのないホテルで5階の端の部屋だった。

ノーンカーイに行った時は、当日、往路のバスの中から電話した、しかし、その後、ホテルに到着すると予約されていない。この日は満室であった。

クルンテープはアソークの近くのホテル、何かと便利な場所だし、所要の関係でここしかないと思い1ヶ月前に予約しておくが、当日、名前はなかった。

750バーツで部屋に朝食を持って来てくれるホテルがあるということを同期のSVに教えてもらう、場所もBTSプロンポン駅の近くで申し分ない、めったにしないことだが、先月のJICA総会の後、ホテルの下見を兼ねて行ってみた、そして、間違いなくクルンテープに来る日を予約した。しかし、当日、ホテルに行ってみたら、満室で予約が入っていないという、実際にホテルで名前と宿泊する日をメモして渡したのにである。 また、早朝に到着したホテルで、警備員が名簿に載っていないと言ったホテルもあった。すぐにオーナーに電話されて部屋に入れたが、早朝からOKということで予約したので、満室ということになれば大変であった。

 だいたいは予約なしでも宿泊できるのが、タイのホテル事情だが、やはり特別な場合は予約する、こうなると、確実なのはインターネットでの予約の場合だけである。


気候不順

2011-03-30 00:27:40 | 日記

 

3月も終わりである。普通なら連日の猛暑である。確かにこの間、猛暑の日もあった。しかし、ここにきてとてつもなく寒い日が続いている。

一昨日の夕方、街中からサムローで宿舎に帰った。半袖でとはいえとても寒い、バイクに乗っている人はほとんど厚着の長袖である。タイでも気候不順のようで、もともと4月についで暑いと言われている3月なのに、終業日であった16日から4日間もとても寒い日でクルンテープでは気温18度と聞いた。この時は、センターの職員も一端片付けた長袖を再び出してきて着たようである。

20日からの一週間は暑かった、やっとタイの3月らしいなと思ったら、またこの寒さである。宿舎の前から人の様子を見ていると本当に寒そうである。雨は降っていないが、日も照っていない、この間、暑かったのでその反動で特に寒く感じるところがあるかも知れないが、体感としては1112月より寒く感じる3月である。

多くの人が楽しみにしているソンクランまであと2週間である。暑いから水かけが楽しいのである。水をかけられた後、「寒い」と感じるのなら水かけらしくない、いくらかけられても、服もすぐに渇いてしまうところ、かけられた爽快感がないとつまらないソンクランになってしまう気がする。

とてつもなく暑すぎるのはあまり好きではないが、こんなに涼しいというか寒く感じる日があってよいのかと思う。掛け布団なしでは眠れない日々である。

ちなみに昨年のソンクランはカンボジアに行ったが暑かった、今年の4月は南の方に行かないかと誘われていたが、暑さをさけて、できるだけ宿舎でこれまでの整理をしたり、ゆっくりしようと考えていたが、こんな気候なら出かけるのも全く苦にならない。

というふうに考えていたら、昨朝、南部へ行こうと誘ってくれたタイ人の知人から電話があり、タイの南部の街、スラーターニーから南の国境まで大洪水になっている、旅行は中止ということになった、という、そういえば、テレビで洪水のニュースをしていたが季節はずれであり気にしていなかった。タイ南部といえば、東側のタイ湾と西側のアンダマン海側では若干雨季の時期が異なるが、今はどちらも乾季のはずである。それにしてもすごい気候不順である。


帰路は列車で その2

2011-03-28 00:10:00 | 日記

 

列車は定刻より10分の遅れで830分に発車した。クルンテープとコンケーン間の所要時間は8時間、バスより2時間余分にかかる、列車で昼間にコンケーンまで行けるのはこの列車が唯一である。

 時刻表を見るとナコーンラーチャシーマー(コラート)まで約5時間、そこからコンケーンまで3時間である。バスがそれぞれ3時間半、2時間半の所要時間と比べるとナコーンラーチャシーマーまでの時間がかかりすぎる、どうしてかと思いながら乗っていると、単線なので、対向車線の列車待ちの時間が結構あること、登りが多いのか、少し速度が遅いようにも思える。(写真はファラムポーン駅に入線するところ)

 時刻表で1143分になっているPak Chongという駅で長い時間の対向列車待ちがあり、出たのが125分、ナコーンラーチャシーマー1313分発が1350分であった、しかし、ナコーンラーチャシーマーを過ぎると、列車のスピードが速くなる、対向列車待ちもなく、目的地コンケーン到着予定1620分が1625分でいつのまにかファラムポーン駅を定刻より10分遅れて出発した分も取り戻していた。

 クルンテープからナコーンラーチャシーマーまでは対向列車待ちも多く、景色も人造ダム湖を道路の反対側から見えるくらいであったが、ナコーンラーチャシーマーを過ぎてからのイサーンの景色は単調だが、典型的な熱帯サバンナ気候の広大な大地にまばらな樹木が並ぶ景色が続き、迫力があった。

 コンケーン駅は赴任した直後、同じラジャパットの日本人教師に連れてもらって初めてコンケーンに行った時以来である。その時は外側だけだったが、プラットホームに降りて、なかなか整備された駅だという印象を受けた。(写真はコンケーン駅)

 8時間乗車していて、途中駅で降りる人もいるが、乗る人も多くずっと満席で、(写真、指定席券がなく立つ人も) 座り心地の悪い座席であり、尻も腰も痛く、少し具合が悪くなった、バス等の道路輸送に比べて、低燃費で大量の人、物が運べる鉄道、もっと快適に、線路も整備して、所要時間もバスよりも速くなるようにすることが、タイ経済にとっても大切と思うのだが、道路や航空機等の他の輸送機関と比べて、タイの鉄道はあまりに時代遅れの感がする。

 結論として、マハサラカム~クルンテープ間の昼間の列車は、時間的にも体調的にも止めた方が良いと思った。乗るとしたら寝台車である。赴任前だが、ウボンラチャターニからクルンテープまで乗ったことがあるが、乗り心地は悪くなかった。


帰路は列車で その1

2011-03-27 00:19:02 | 日記

  クルンテープ~コンケーン間の鉄道に一度は乗らなくてはと思っていた。先般のクルンテープの帰路、時間はかかるが鉄道を利用することにした。

 列車の切符をHISで購入する。朝の820分にクルンテープのファラムポーン駅始発の列車である。HISでの購入は前日の夕方、列車の切符は早く満席になると言われ、すぐに調べてくれる、列車は2等車と3等車があり、幸い、どちらでもOKということなので、2等はエアコンということもあり2等を購入する。料金はコンケーンまで399バーツである。ただ、鉄道切符はHISが手数料として50バーツ必要とのことで449バーツ支払う。

 朝8時、地下鉄からファラムポーン駅に着く、乗車するウドンタニ行きはどの列車がわからないので駅員に聞く、11番線から出るということを教えてもらい行くが、まだ列車は入っていない、大勢の人がプラットホームで待っている。定刻5分前に入線、指定席で2号車なのだが、号車の掲示があるのは一番最初に入ってきた最後尾となる車輌が5号車という表示だけ、他の車輌は表示がない、列車は4輌編成、計算して一番前が2号車と思い乗車する、指定された座席に座る、しかし、窓は開いていてエアコンではない、動いていない扇風機の下の座席でかなり暑い、おかしいなと思っていると、しばらくすると人が来て、ここの席は自分たちの席で間違っていると指摘される、切符を見せるとこの車輌は2号車ではなく、1号車と言われる。2号車は後ろと言われ移動することに、指摘したメンバーの一人の若い女性が親切に付いてきてくれる、何故かと思っていたら、1号車の後ろは4号車、その後ろが2号車、外国人でわかりにくいと思って教えてくれた。前から1,4,2,5号車という編成で、その表示は車内の網棚にぶら下がっていることがわかった。(写真)

 2等、エアコン付きといっても、エアコンの効き目は小さい、天井の扇風機もフル回転である。(写真、廻らない時も)それで何とか過ごせるくらいである。車輌は日本でいえば、昭和3040年代の感じで、トイレは勿論垂れ流しである。

この列車は3等車も全席座席指定で満席である。 過日、ウボンラチャターニに行った列車はガラガラであったが大違いである。


チャクプラ運河

2011-03-26 00:59:17 | 日記

   タリンチャン水上マーケットから運河巡りのボートに乗った。15分おきに出ているようだが、約1時間まちの11時のボートであった。10時50分にボート乗り場に行くと 乗船が始まっている。まだ早いし次のだろうと思ったが、切符を見せると乗るように指示される。すでにボートは満席、隙間はない、そしたら満席時のガイド用の座席が作られ、そこに座ることに、ガイドと隣同士になり、日本語でも話しかけてくれるのだが、(写真はガイド) 一番後ろでエンジンの音がやかましく何を言っているのかよく聞き取れないのが残念であった。
   費用は99バーツ、値段からして1時間位の運河巡りと思ったら、各20分程度の途中3度の下船・休憩があるとはいえ、ちょうど3時間のツアー、さすがに狭いボートに座って腰の具合が悪くなってしまった。
   走行している運河から、道路でいえばソイにあたるように小さな運河が何本もある。 各家にはボートが置かれている。この運河は、決してきれいとは言えないが、泳ぐ子ども、洗濯、魚釣りといった運河で生活する一面をみることができた。そして、運河に面して郵便受けが設けられており、(写真) 1974年に初めてタイに来た時に見た運河での生活の様子を思い出させた。
   休憩場所は寺院、農園、昼食のための公園といった具合、いろんな場所で運河の魚に餌を与える箇所があり、寄ってくる魚も泳ぐ隙間もないくらいで、はねるので何度も運河の水をかけられた。(写真) 腰痛の心配がなければ、また行きたい運河である。