マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

日本タイクラブがセンターに

2011-08-31 00:56:14 | 日記

ナムチャイツアー その7

 

 日本タイクラブがセンターに来ることに職員も子どもたちもやや緊張ぎみである。9時前から朝の会の場所に座っているかと思えば踊りの練習をしている。雨季とは思えないよい天気だしさわやかな風も吹いている、日本タイクラブ員からも心地よいという声かけがあった。雨の心配は全くない、会場は前庭、雨季は室内で行うので今年度になって初めての屋外である。

 通学のバンが9時にセンターに着く、いつもは930分前後なのに30分も早い、しかし、9時到着が本来の定刻、やろうと思えばできるではないかというのが感想、どうやら当該の保護者に遅れないように連絡をしたようである。

 逆に日本タイクラブのメンバーが到着しない、バンの到着予定時刻から9時にホテルを出ることになっているはずだが少し遅い、結局、930分に到着した。

 到着してすぐ朝の会、国旗の掲揚、お経、瞑想そして朝からも練習していた踊りを披露する。学生は何人来るのかと思っていたが教官の配慮で10名くらいにして、ボランティアとして手伝いをすることになっているようである。

 最初にシャボン玉、いちおう全員分を用意してもらっているが、初めからやろうとしない子もいる。軽度の子どもたちは楽しそうにやっている。

次に「金魚すくい」勿論本物ではない、すくう紙もかなり用意してもらっているようだがすぐに破ってしまう子がほとんどである。

 日本タイクラブ員と学生等で昼食用の細巻きの寿司、竜田揚げを作っている、紙飛行機をA4の用紙で作って飛ばす、勿論初めての経験である。子どもたちは思った以上に飛ばせる子が多かった。

 その後、ランパーンと同様「ドンパン節」を踊る、最初に日本人だけで、その後センター職員、子どもたちも見まねで踊る、みんな楽しそうなのでホッとする。

 11時過ぎから昼食、小さな子も「アロイ、アロイ」(おいしい)と言っている。おやつにアイスクリームも用意されていて大満足、あっという間に時間が過ぎてしまった。初めての大勢の外国人と日本食の経験であった。


日本タイクラブとの食事会

2011-08-30 00:39:09 | 日記

ナムチャイツアー その6

 

 日本タイクラブがセンターに来る前日の夜630分から街中のホテルでセンターの職員との食事会をもった。早い目に行った方がよいだろうと6時前に行く、日本タイクラブが泊まるホテルと食事会のホテルは同じ敷地内の別の建物、徒歩5分弱といったところ、しかし、移動にワゴンを使う、定刻の6時半、しかし、センターの職員は来る気配はない、みんな一緒に来るつもりなら最後の人に合わせて相当遅くなるし、どうなるかのと心配していたら一人、二人と到着、7時頃には全員が揃った。こちらはイライラしたりしたがクラブ員からタイ人だから遅れてもしかたない、と言ってくれてホッとする。

 このホテルはマハサラカムで食事するなら別格に高価なホテル、しかし、一人あたり350バーツ余(約1000円)である。一つのテーブルに日本人は45人、タイ人23人が座ることになる、初めはどのテーブルも何を話してよいかわからない、初対面だし、センターの職員にとってはこんなに大勢の日本人、いや外国人と話をするのは初めてではないかと思う。(写真:ホテルが用意したメニュ表)

 日本酒が持参されており、一気のみした職員もおり、概ね好評、女性の先生も「おいし」と言って飲んでいる。「おいし」というのはテレビ等のコマーシャルと企業名の影響、普段でも「おいし」というタイ人がいると「アロイ」は日本語で「おいしい」と言い直している。(写真:日本酒は大受け)

 職員は本当はカラオケを会場に持ち込みたかったようだが、話し合い、懇親が目的、宴会ではない、カラオケをするのだったら終わってからにと言う、日本タイクラブにもカラオケの話がいったようだが同様に断っている。

盛り上がるか心配していたが、予想以上に話がはずむ、当初、食事会を提起しようかどうしようか考えもしたが結果としてもってよかったと思った。


日本留学説明会&日本祭

2011-08-29 00:59:52 | 日記

 マハサラカム大学で日本留学説明会と日本祭が行われた、日本祭に併せて留学説明会の場をもったわけである。1月にウボンラチャターニの留学説明会で日本学生支援機構(JASSO)のタイ事務所長よりマハサラカムで説明会を持ちたいと言われ、できることなら手伝います、と返事して5月に調整して開催の運びとなった。

 開会は10時ということだが9時過ぎにマハサラカム大学に着く、日本祭の準備をしている、日本祭は赴任直後にも行ったので2度目である。会場を見て回ると「金魚すくい」が「くすい」になっている、近くの学生に間違っていることを話すととても感謝された。

説明会の参加者が300名を超えるということで当初予定していた場所ではなくかなり広い会場である。大学生よりも高校生の方が多く、7つの高校が来るということを聞いた。会場に入るとすでにムクダハンの高校が来ている、50名近い生徒で男子は5名である。ワゴンで来たのかと質問すると朝の5時に出発して路線バスで来たという。

今回の説明会はすべてタイ語で話をされる、日本の大学からは東海大学の説明がされたが、タイ在住の職員であったため日本語でも英語でもなくタイ語であった。これまでにウボンラチャターニで2回、ランパーン、そして今回と4回目の説明会であったが、最も多い参加者であった。説明会は約1時間半で終了した。

説明会が終わって1階の日本祭の会場に降りると、1月に行ったナコンパノムのピヤマハーラーチャーライ学校の先生と高校生に声をかけられる、やはり早朝に出発して5時間かかって日帰りで来たとのことである。マハサラカムに来ていたのはほとんど女子生徒で男子は一人であった。高校生はよく覚えてくれていたようで、昼食を会場で食べている間も何度も声をかけてくれた。

 日本祭も面白そうでもっと見学したかったが、翌日に日本タイクラブがラジャパットに来るので、正午過ぎにはセンターに戻った。(写真:大福餅、2つで60バーツ)


チットアリー校訪問

2011-08-28 00:35:05 | 日記

 ナムチャイツアー その5

 

 830分出発と聞いていたので集合場所となっているホテルに行く、定刻に10台の馬車がやってくる。昨年は学校の手前まで車で行って馬車に乗り換えたが今年はホテルからであった。距離もかなりある、結構な時間、馬車移動を楽しませてもらった。

 チットアリー校に着くなり校門から会場までタイ・日本の国旗を振っての迎え、大変な歓迎である。

 開会行事の後は昨日のカラヤニー校と同じようにお茶と算盤の実演を見せる。参加していたチットアリー校の生徒は中学1~2年生、高校生は参加していない、お茶も算盤も特に日本語を学んでいる訳ではないのでどうも意味が理解できていない感じであった。幼児の踊りが開会行事であったがどちらかというと生徒が何か披露するというよりも日本の文化を生徒が楽しむという雰囲気である。

 開会行事の後は寿司作りと餅つきに別れて参加する、コーナーが2つなので人が多すぎる、算盤のコーナーが途中から作られる、根気よく指導されていたがなかなか理解は難しそう、 気がつくと正午前、全員が三重の輪を作ってドンパン節を踊る、汗をかくほど踊って終了した。

 そのまま解散したわけだが、長縄を持って来た方がおられて残っていた何人かの子どもたちと長縄飛びを始める、初めの内はあまり飛べなかった生徒もだんだん上手くなっていく、場所を借りて長縄のコーナーも作ればもっと良かったのではないかと思った。

 食事の後は少しゆっくりして本隊は2時前にピサノロークに向けて出発、こちらは夜行バスでコンケーンに向かう、夜行バスの出発は2130分、それまでの間はホテルでゆっくりさせてもらったりした。夜行バスは2時間近く遅れてコンケーンに到着、任期中の夜行バスはこれを最後にしたい、やはりかなり疲れてしまう。


ランパーン・カラヤニー校訪問

2011-08-27 00:10:13 | 日記

 ナムチャイツアー その4 

 

 カラヤニー校の訪問は3度目である。同期のJVに予約してもらって日本タイクラブのメンバーとは別の宿舎としたホテルが学校の裏側なので裏門まで徒歩1分、745分に裏門は閉められると聞いていたので日本タイクラブのメンバーより早く学校に着く、金曜日ということで「民族衣装」を着る日、日本語学科の生徒は活動がすぐ始まるのでジャージ姿だが、多くの生徒が民族衣装で登校している。 前夜の雨でグランドが使えないということで全校朝礼は生徒たちが教室前の廊下に並んで国歌やお経を聞いている。講堂前では吹奏楽部が歓迎の演奏をしてくれる。

 開会式は講堂で行われる、赤木代表の挨拶があり、昨年と同様、流暢なタイ語に生徒からどよめきが起こる。

 全体会では茶道と算盤の暗算を見せる、その後、茶道、着付け、書道、餅つき、算盤の5つの活動に生徒がグループに分かれて20分単位で移動する。算盤の教室を担当する、生徒たちは算盤は知っているようだが、操作するのはほとんど初めてのようである。110、百、千、万の位の場所、一と五の珠などをさらに小さくなったグループに教える、算盤を見て数字が言える、言った数字を算盤の珠で正しくおけるか、ということをやっていると20分すぐ経過してしまう。生徒一人に一つ算盤がなかったので全員がそこまで理解できたかは不明である。日本でよく使う大きな算盤があれば全員が見えて良かったのだが、日本からもってくるのは難しいだろう。

 算盤教室の前で餅つきをしている、生徒も杵をつく、活動の終わった生徒たちも集まって来て大人気である。 残念ながら講堂で行われていた書道等は見にいく時間がなかった。

 あっという間に昼食、食事が終わると生徒たちが日本の歌に合わせてダンスを披露、そして全員で輪になって昨年と同じドンパン節を踊る、最後に生徒のお礼の挨拶があったが高校生とは思えない上手な日本語で感心した。 夜はカラヤニー校の招待で昨年と同じ場所で懇親の場がもたれた。