東京おもちゃ美術館のおもちゃのもりでも
大人気の『ひっつきむし』の作家、藤原浩司さんの
おもちゃこうぼうに見学にお伺いして参りました。
ゆめ工房ももたろうは埼玉県羽生市に
あるおもちゃこうぼうです。
藤原さんはもう羽生市に住んで長くなるそうで
おいしいうどん屋さんをご紹介してくださいました。
おいしいおうどんで緊張もほぐれます。
皆でおうどんを食べた後は工房に向かう途中で
国指定天然記念物である『ムジナモ』を
見せてくださいました。
『ムジナモ』はこの葉っぱではなくて水の中の藻の
ようなものになります。
羽生市では有名で大切にされている植物なんだそう。
そんな寄り道もしながら車中では
皆でおしゃべりを楽しみ、お待ちかねの
ゆめ工房ももたろう見学です!
特別に『ひっつきむし』の原型となった
作品を見せていただきました。
おもちゃだから、かわいらしさも大切にしつつ
でも可愛すぎては面白くない…そんな
絶妙な感覚を藤原さんはとても大切にされているそう。
↑『ひっつきむし』の原型となった切り株型のおもちゃ
藤原さんは全てお1人で制作されています。
ひっつきむしのお家の材料が所狭しと並んでいますね。
材料はスギで一つ一つ個性があるところや
温かみがあるところが魅力だそう。
今回は『ひっつきむしのいえ』を作らせていただきました。
自分ですきな積み木を選んで組み合わせていきます。
自分好みに紙やすりで磨き上げたら
いえに入れてあげる『ひっつきむし』を
選びます。
1匹として同じ子はいませんので
皆さんじっくりお顔を見て選んでいます…!
藤原さんは『ひっつきむし』のお色にもとても
こだわっているそうで着彩もお1人で行われるそうです。
皆さんご自身で選んで作った『ひっつきむしのいえ』を
見てとっても嬉しそうでした。
自分が少しでも手をかけると途端により愛しいものに
感じられますね。
焼き印まで入れていただき箱に梱包して
素敵な思い出とともにお土産にしていただきました。
こんなに素敵なひっつきむしですが藤原さんは
いつもお1人で制作をされており『本当にたくさんの子供たちに
あそんでもらってるのかな?』とふと思うことがあるそうです。
(あんなに大人気なのに!!!)
ひっつきむしで普段遊んでくださっている現場の方の
お声が聞けて制作の励みになるとおっしゃってくださいました。
藤原さんご自身も朗らかな方でお話しも
とても楽しかったです。
次回の開催は4月13日(土)になります。
皆さまのご参加、お待ちしております。