てれびっこ

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マンガにボケとツッコミがきちんと描かれたのだ。乗りツッコミも。

2016-07-09 18:32:25 | 日記
「文藝別冊 総特集 山上たつひこ」
めったに本屋で本を買うことはなくなったが、
(大抵はブックオフか天牛・・つまり古本屋・・かネットのブックオフ、または駿河屋)
立ち読みしてたら高橋留美子が描いてて、
「子供用ブリーフと布用絵具を自ら購入し ノリノリで象の鼻を描いてる時でした
 ふと
 私はいったい
 なにをやって
 いるんだろう

 そんな言葉がハッキリ頭をよぎった事を覚えています」

女子高生高橋留美子、やっぱりできる子は違うなあ。
私はいったい・・・という個所を読んだ時、ああこれは買わないわけにはいかないと、
山上たつひこと高橋留美子への尊敬の念をこめて、消費税も込めて1404円払った。

がきデカ。帽子の菊のマークが(警察だからね)途中から雑になると
散髪屋の竹井君が教えてくれた。散髪屋だけに、毎週少年チャンピオンを買っていて、
がきデカだけ切り取って学校に持って来てくれた。あんな良い奴はいないな。
この本で確かめてね。細野晴臣のインタビュー記事のこまわり君の帽子は
初期のやつだ。菊の花弁の数が多いのだ。
それと、「がきデカ一発ギャグ図鑑」の中の、〝ねこ自慢”言うギャグの解説。
「山上ギャグで多用される〝歌”にはある種の土俗性が感じられるが、それは浪曲や
 民謡や都都逸といった、伝統的な〝謡(うたい)”の文化にねざしているということになろう」

♪なにぬねねの字のねこ自慢~~~
 はひふへほの字でほくろ自慢~~~
 ねえ~~こねこねこねこ自慢~~~
 高島平のねこ自慢ンン~~~

これ書いた人が本気で解説の通りに思ってるかどうかは知らんけど、
これ、ただのCMソングの替え歌です。

♪あいうえ あの字のあじ自慢~~~
 いろはのいの字の いそ自慢~~~
 い~~っそいそいそ 磯自慢
 海~~苔の佃煮 磯自慢~~~

こまわり君が浪曲師に扮してうなってる絵ではあるけど、
今でもたぶんある磯自慢という海苔の佃煮は、
桃屋の江戸むらさきのライバル商品だ。
味の素に対するハイミーのような。あ、こっちはもうないかな。
♪ハイミー サ、サッサー
昔のCMソングは商品名連呼が多かったが、
その方がインパクト大だなあ。

鴨川つばめ、江口寿史らに嫉妬したらしいが、
古谷実だったか、稲中描いた人、彼のことには一切触れてない。
どう見たって稲中、がきデカの劣化版だからなあ。

ここはギャグ漫画の太い境界線だ。
稲中が笑えるという若者とは話が合わんわ。

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