てれびっこ

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久しぶりに見たと思ったら

2016-09-28 19:18:17 | 日記
テントが交通事故で亡くなった。

わからん人ほっときますよ、義務教育やないんやから。

ワンフレーズ持ってるだけでも芸人、違うよなあ。
その昔、なんの集まりだか忘れたけど
上岡龍太郎が私の住んでる市のイベントに来て、
テントを紹介した。
彼の笑いがわからん人はセンスがないとかなんとか、
我が弟子をそんなに褒めますかと思うようなこと
言うてたなあ。

時々、なんでこの人がこんな芸人をもてはやす?と思うことがある。
数年に1回テレビで見るというのが、テントの・・・どうしても
“大空テント”と出てしまうなあ・・・芸人としての力量かと。
人間パチンコやって、クモの決闘やって、せいぜいそれくらい。
天海祐希が“なるみ・岡村の過ぎるTV”に出た時に
ゲストでテントが出た・・・かな?
芸能界でテントさんの電話番号知ってるのは私だけ、なんて言うて
はりました。えらいなあ、天海祐希。

正直、大しておもしろくはなかった。
大しておもしろくもないのに芸人の中で評価が高い?のはなぜだ。
たとえばザコシショウ。
R-1で優勝したのは仕方ないとしても?漫才の頃から
大しておもしろくはなかった。
私には彼らG★MENS(めんどくさい芸名やな)の方が
シャンプーなんとかよりおもしろかったけど、
目くそ鼻くそだ。

所ジョージはさんまの友達とかで、さんまが笑ってるのが常々不思議。
かけらもおもしろくないのは昔からそうで、
にもかかわらず生き残った。私が間違ってるのは明らかだ。

昔、所自身が、関西の芸人さんに嫌われてるようだと
雑誌の連載で書いてた。
原因は、ミュージシャンなのか芸人なのかなんなのか、
それがはっきりしないからじゃないだろうかと分析してた。
けど理由は簡単、おもしろくもないのにテレビに出てることが気に入らん
かったんだ、関西の芸人にとって。
別に私は芸人でもないけども。
せめてあのテンションの低い話し方ぐらいなんとかしたらと思う。
嫌いなら見なければよろしい、ではあるけども。

自分はああはなれない、というのがある種うらやましいのだろうか。
オール巨人がケンドー小林に、お前みたいなことしたかってん、やったかな、
そんなこと言うたらしい(コバヤシが言うてました)けど、
誰が考えてもなるならオール巨人の方でしょう。
ケンコバみたいなエライ人の勘違いでそこに立ってるような有象無象と
漫才の殿堂入り確実(あればだけど)の巨人。
実績は比べる必要もない。収入はひょっとしたらケンコバも迫ってるかもな。

人はともかく自分にはおもしろい。そんな芸人だったろう、テント。
けど、評価はちゃんとしないと。
不思議なぐらい、面白かったらテレビがほっとかない世界なんだから。
面白くなくてもほっとかないことも多々あるんだから。

この笑いがわからん多くの人にとっては、
たぶん数年に一度で充分な芸人でありました。
ただ、もっとそんな芸人がテレビにしょっちゅう出てることが忌々しい。

成駒屋!

2016-09-15 22:39:10 | 日記
橋之助が浮気したとかで、テレビ見てて朝っぱらから爆笑でした。

「キツく、キツく、叱られました。決して説教とかではなく、
 キツく、キツく、叱られました。時間を忘れるくらいに…」

とヤフーニュースに載ってるけど、
“時間を忘れるくらい叱られたと思います”
じゃなかったかな。最後の“思います”が大変良かった。
どれぐらい叱られたのか覚えてないぐらい
叱られ続けたから、ましたではなく思います、だ。

勘三郎が生きていたらと思うと、大変残念で。
いじり倒してるやろなあ、舞台の上で。
もったいないっ。

コメント欄を見てみると、手厳しいご意見ばっかりだ。
不徳の致すところと8回言うたらしいけど、
不徳の持ち合わせがないという聖人は手を挙げてみよう。
ヒンズー教の修行だったかで、片手を十数年挙げっぱなしとかいう
おっさんがいてたけど、たぶん大して悟ってないぞ。

こちら側の覗き見趣味を刺激して銭儲けすることも
あっち側は込みで商売と割り切ってるやろうけど、
だいぶ割が合わんようになってきてるような。

あっちもこっちも、とかくこの世は住みにくいということに
変わりはないんかのう。

聞いてて不快とまでは言わないが

2016-09-09 13:09:49 | 日記
以前から気になってたことがあった。
漫才の終わり方が変わってる。

落語の場合、ほとんどはオチは登場人物のセリフで終わるが、
たとえそれがだじゃれであっても、
「そんなアホな」「なんでやねん」「ええ加減にしなさい」「もうええわ」
などとツッコんで終わるなんてことはない。

「二日分読んどいて、明日の晩、休みまんねん」
「宿替えの 夢を見ております」
「親ぐらいなんでんねん、酒に酔うたら 我を忘れます」
「お父ちゃん・・寝てしもてるがな。大人と言うものは罪のないもんやなあ」
「ああ、ひとばん違いで売てくれなんだ」

大抵はこんな感じで終わる。ここにツッコミの言葉を足すなんて無粋なことは
絶対にない。

漫才の場合はツッコミで終わる場合がほとんどだけど、
その終わり方がなあ。。。。
2回ツッコんで終わるのはいつから始まったんだ?

きのうのアメトーークで博多華丸が、
”もうええわ”の言い方について語っていた。
この最後の一言、特にフットの後藤のちょっと間を空けた
(スカと言っていたなあ)もうええわで酒が飲めると。

「煮込まんでええやん、もうええわ」
「いやいやいや、もうええわ」

フットボールのオチのところ、後藤のセリフ。
他の漫才師もツッコんで、もうええわと付け足す連中が増えてきた。

ブラマヨ小杉の場合。
「全然うれしない、もうええわ」
「誰も喜べへん、もうええわ」

ブラマヨの場合はオチは吉田の肌に関するボケ、
それを小杉がツッコんでもうええわで終わる。

小杉で違和感を感じたんだけど、小杉の場合は
しゃくる感じでツッコんで、もうええわとなり、
聞いててつまづく感じになるんだ。
ツッコミの主張の強い、粋じゃない終わり方。
ただまあ、ブラマヨの場合は吉田がボケなのかという
別の疑問はあるけど。吉田はまっとうなことを言ってるだけで、
無茶を言ってるのは小杉の方だからなあ。

「なんでもかんでも無理や、もうええわ」

こんなにたくさん言って終わらなくても。

ダウンタウンの影響下にあるのは世代的に確かなはず。
特にフットの場合はモロに影響受けてる。ダウンタウンが
このネタやってたと言われても、ああ、そうかもなと思うぐらい似てる。

諸悪の根源はダウンタウンかと(いや、この終わり方が別に間違ってるわけではないけど)
思ってはいなかった。
彼らは松本のボケの後、浜田はもうええわで済ませてる。
いとしこいしもダイマルラケットも、ボケの後はほぼ付けたしみたいに
そんなあほな、ぐらいで終わってる。
ボケで終わればよいものを。落語的な終わり方で充分なはずなのに、
いつからこんな終わり方になったんだろうなあ。

そう思っていろんな漫才のオチを次々見ていったら、
意外なことにやすしきよしが・・・・。
吉本のNSC上がりの連中が始めたと思ってたんだけど、
大御所西川きよしが2度ツッコんでたネタがあった。
そうか、NSCとは関係なく始まってたんだな。
なんだかそれでめんどくさくなって(自分の予想が外れたことと、
NSCのせいにできなかったことで嫌になったんやなあ)
検証をやめたんだけど、まさかあの2回ツッコむ気色悪い終わり方を
褒めるプロが出てくるとはね。