てれびっこ

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「寝ても覚めても」の伊藤沙莉!

2020-02-21 10:33:16 | 日記
これは東出君と唐田さんの予告編に当たる映画。
WOWOWで放送されました。

で、この映画、実に予告編としてよくできてる。
ああ、いきなりキスかね。
うわ、交通事故で道に倒れてするキス、これあかんやつやん!
演技ちゃうやつやん。。。

てなこと思いながら見てると、
もう許してやれよ、こういう人らなんやから。
という気になってきます。

でね、大阪弁なんですね、基本。場所が大阪から
始まってて、東出も唐田も、友達も大阪弁。

というても東出埼玉、唐田は千葉出身。
イントネーションには難があります。
・・・最近は大阪出身の芸人でもかなりイントネーションに
難があるんですけどね。(つまり、世代間で変わってきてる
ということです)難と言われると今はこうやと言い返されるかな。

そこに一人、とんでもない子が混ざってました。
伊藤沙莉さん。こう書いて「いとうさいり」
さりではありません、さいり。
94年生まれで03年にデビューとのこと。

まくしたてるようなセリフは言葉数が多いので
方言となると他地域の人にはとてもむずかしいはず。
それをこの子、違和感なくやるどころか、
「大阪の典型的な子」としてしゃべってる。
どう典型的かと申しますと、脱皮したら完璧な
大阪のおばちゃんになってる、と思わせるぐらい
できあがってるんです。
しゃべり方が吉本のなるみちゃんなんです。
全国的にはくわばたりえ・・でわかるのかな?
典型的な大阪の女性は、小学校ですでに
おばちゃんの芽がでてます。
中学校で花咲く子も多い。
思春期におばさんですから、おばさんはずっと思春期。

高畑充希がWOWOWのドラマで演じた大阪弁の子、
あれも見事でした。切れがあって。聞いてて気持ちよくて、
ああ、東大阪の子なんやなあとしみじみ。
東大阪の子に切れがあるかどうか、よう知りませんけど。

この映画の伊藤沙莉、あんまり自然やから、大阪の小劇場の
ちょっとできる女優さん使ったのかなんて思いながら見てて、
終わってから検索したら千葉だと。
出身は千葉でも関西暮らしが長かったんでしょ?親が関西人とか?
ずっと千葉とは思えなかったのです。
親まではわかりませんけど、関西にはかかわりはなさそう。
映画の役としてがんばったんやなあ。にしても。

見終わった後、お二人さんのことより伊藤沙莉が気になって
仕方ありません。演技派女優として名をはせるんじゃないでしょうか。
もうそういう評価があったとしたら当然のことでしょう。
評価されてるからこの映画に出てるのかもな。

最後のシーン、東出君と唐田さんがベランダから流れる川を見てる。
そこで唐田さんが「ゆく川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず」
てなことを言うんです。
本気にしなさんな。こんなことは言ってない。
二人の大きさの違いに驚きました。
全然サイズが違うの。唐田えりか、167cm。
どっちかいうたら高身長。杏ちゃんはもうちょっと高いかな。
東出君は189か、でかいな。
22センチも違えば大人と子どもなんでしょうけど、
なんか違和感があるほどの違い。しっくりこない・・・

どのシーンをとっても、この二人のプライベートとかぶってきます。
ほんと「寝ても覚めても」いや、このタイトルがもうあかんやん、あはは。
予告編として見れば、名作かもなあ。