今日も浜松市天竜区のヤマタケの蔵の壬生織教室の
準備に本田宗一郎伝承館に向かった。
本田宗一郎伝承館からヤマタケの蔵に向かうと
蔵の保存の大きな意味があるイギリス壁が見えてきた。
明治以降の日本のレンガ壁の貴重な遺産であるイギリス壁に
水仙の花が咲いていた。
教室内では手織りに入る前の準備に入っていた
経糸の本数と長さと綾をセットする整経作業をしていた。
織物は数多くの前準備段階がある、
この作業一つ一つに研ぎ澄まされた神経と技術を要するのだ。
それを可能にするのは人間の手である
人間の研ぎ澄まされた神経を手で表現して物を作る
織物は技術と美を表現する最高のクラフトの一つであると思っている。
この人は筬に糸を通す筬通しの作業をしている、
一本一本確実に糸を通す、その道具も何百年の時代を経て
現在の道具と形になって来ている、
それを操る人の手が創造を生み出すのである。
インスタをやればと友人に言われるのだが
私の写真にはその意味を表現するほどの力も無いので
Blog写真の説明文を入れたTwitterとFacebookが限界かなーと思っている、
私、年寄りの保守なんすっよ