ご無沙汰です。
夏と冬は、季節のイベントがとにかく盛り沢山ですね。
さすがの私も引きこもって本ばかり読んでいられるか!ということでお外で遊んでいました。
今しか楽しめないことはしっかり楽しんでおかなければ!
最近立て続けに読んでいるこのシリーズ、なんともタイミング良く第三弾が今月文庫化されました。
勿論即購入、流れに乗ってサクッと読了してしまいました。
三巻では、南高吹奏楽部に大きな変化が。
素晴らしい指導者のもと仲間を集め、厳しい練習に耐えた結果、弱小ながらもついに地区大会への出場を果たしたのでした。
その後の展開は読んでからのお楽しみですが、シリーズが大きな一歩を踏み出した瞬間でしょう。
勿論ミステリとしてもとても面白い。
迷子になった高級犬の飼い主を主張する二人、嘘をついているのはどちらか?
父から残された、幽霊が出ると噂のアパート。果たして本当に幽霊の仕業なのか?父の遺志とは?
その他二篇収録。
どの作品にも推理の面白さがあり、意外な真相があり、そして背景としての熱い人間ドラマがある。
表紙の絵通り爽やかで、気軽に楽しめ、それでもグッと心に訴えるものがある良作。
素晴らしいシリーズ。