11月13日(木)③
次にやって来たのは、やはり洛北鷹峰の常照寺です。
源光庵から歩いて2~3分。
この常照寺は、吉野太夫ゆかりの寺として知られています。
江戸時代の初期、京の遊郭で天下の名妓とうたわれていたのが
二代目吉野太夫。
これは太夫が寄進した赤い山門で、「吉野門」とも呼ばれています。
参道の紅葉は、まだ始まったばかりの淡さ。。
こちらが本堂。
本堂から境内へと向かいます。
赤く色付いたもみじも。。
緑とのコントラストも綺麗です。
こちらは、吉野太夫が好んだという丸窓がある「遺芳庵」です。
この丸窓、先ほど源光庵で見た、悟りの窓のまん丸の形に
似ていますが。。
吉野窓と呼ばれるこの茶室の窓は、
まん丸ではなく、下が少しかけた形になっています。
吉野太夫は、容姿が整い美しいだけでなく、
一流の教養や芸能をも身につけていて、
書画、和歌、俳歌、花道、茶湯、聞香、
太鼓、鼓、琴、三味線、囲碁、双六などの諸芸に優れ
その美貌は遠く唐(中国)にまで伝わっていたと
言われています。
が、そこまでの非の打ち所のない素晴らしい吉野太夫が、
悟りのまん丸ではなく、わざと下が欠けた丸い窓を、
好んだというのです。
才能に溺れる事なく、常に一つ上の自分を目指し、
まだまだ悟りきっていないと自分を省みる。。
そんな吉野太夫の謙虚さが伝わってくるようで、
美貌や芸事だけでなく、吉野太夫の人間的な素晴らしさにも
ふれたような気がしました。
さて、境内では、野点のお茶がいただけます。
私たちも赤い毛氈の上に座って休憩。
境内の紅葉を見ながらいただいたお菓子と、お抹茶。
なんだか、ほっとするひと時です。
竹の緑と、淡く色付いたもみじの競演も
心を和ましてくれます。
常照寺
帰りは鷹峰街道を通って、しょうざんまで戻る事にしました。
街道沿いの絹糸のお店です。
絹の紐がいっぱい、色とりどりです。
友達は手芸の趣味用に、たくさんの紐を買っていました。
レトロの雰囲気が素敵な松野醤油さん。
ここで、二人とも、柚子ぽん酢を買いました。
これからはお鍋の季節。
あつあつのお鍋が楽しみになりました~。
お店の中には、大きなお醤油の樽が。。
ゆっくりと歩いてしょうざんまで戻ってきました。
先ほどのしょうざんの庭園を外から見ると。。
燃えるような赤色のもみじ。。
今日一番の紅葉です。
緑の中に黄色、赤色が点在し始めていた北山に
さよなら。。
楽しい時間を終えて家路に急ぎます。
さぁ、そろそろ夕ご飯の用意をしなくっちゃ。。
次にやって来たのは、やはり洛北鷹峰の常照寺です。
源光庵から歩いて2~3分。
この常照寺は、吉野太夫ゆかりの寺として知られています。
江戸時代の初期、京の遊郭で天下の名妓とうたわれていたのが
二代目吉野太夫。
これは太夫が寄進した赤い山門で、「吉野門」とも呼ばれています。
参道の紅葉は、まだ始まったばかりの淡さ。。
こちらが本堂。
本堂から境内へと向かいます。
赤く色付いたもみじも。。
緑とのコントラストも綺麗です。
こちらは、吉野太夫が好んだという丸窓がある「遺芳庵」です。
この丸窓、先ほど源光庵で見た、悟りの窓のまん丸の形に
似ていますが。。
吉野窓と呼ばれるこの茶室の窓は、
まん丸ではなく、下が少しかけた形になっています。
吉野太夫は、容姿が整い美しいだけでなく、
一流の教養や芸能をも身につけていて、
書画、和歌、俳歌、花道、茶湯、聞香、
太鼓、鼓、琴、三味線、囲碁、双六などの諸芸に優れ
その美貌は遠く唐(中国)にまで伝わっていたと
言われています。
が、そこまでの非の打ち所のない素晴らしい吉野太夫が、
悟りのまん丸ではなく、わざと下が欠けた丸い窓を、
好んだというのです。
才能に溺れる事なく、常に一つ上の自分を目指し、
まだまだ悟りきっていないと自分を省みる。。
そんな吉野太夫の謙虚さが伝わってくるようで、
美貌や芸事だけでなく、吉野太夫の人間的な素晴らしさにも
ふれたような気がしました。
さて、境内では、野点のお茶がいただけます。
私たちも赤い毛氈の上に座って休憩。
境内の紅葉を見ながらいただいたお菓子と、お抹茶。
なんだか、ほっとするひと時です。
竹の緑と、淡く色付いたもみじの競演も
心を和ましてくれます。
常照寺
帰りは鷹峰街道を通って、しょうざんまで戻る事にしました。
街道沿いの絹糸のお店です。
絹の紐がいっぱい、色とりどりです。
友達は手芸の趣味用に、たくさんの紐を買っていました。
レトロの雰囲気が素敵な松野醤油さん。
ここで、二人とも、柚子ぽん酢を買いました。
これからはお鍋の季節。
あつあつのお鍋が楽しみになりました~。
お店の中には、大きなお醤油の樽が。。
ゆっくりと歩いてしょうざんまで戻ってきました。
先ほどのしょうざんの庭園を外から見ると。。
燃えるような赤色のもみじ。。
今日一番の紅葉です。
緑の中に黄色、赤色が点在し始めていた北山に
さよなら。。
楽しい時間を終えて家路に急ぎます。
さぁ、そろそろ夕ご飯の用意をしなくっちゃ。。
この日は満喫されましたね~
観光気分を味わえて、お土産も買って・・・
楽しいおしゃべりも尽きなかったことと思います。
途中ハプニングがありつつも、結果オーライ!
またどうぞ素敵な一日の様子、見せて下さいね、
いつも楽しく拝見しております、ありがとうございます❤
テッセンが咲いていたのを
覚えています。
秋もきっときれいでしょうね。
竹と紅葉いいですね。
山も色づいて素敵です。
冬が来るともうこの素敵な色合いも
見られなくなってしまいますね。
光悦寺はいつも早いと聞いてますが どこも少し早かったようですね。
吉野太夫と灰屋紹益との恋 すべてを捨てて貧乏生活 そこまで好きになれる事に憧れます。
また格別です。
鷹峰は以前行った事がありますが、お写真を見ててまた行ってみたくなりました。
京都はやはり美しいですね。
また時々おじゃましたいとおもいます。
きれいな写真をたのしみにしています。
いいですね、ゆっくり京都の秋を楽しまれて・・・
なかなかチャンスに恵まれませんが、いつか私もゆっくり京都で時間を過ごしてみたいです
その時には、たんぽぽさんのブログをちゃ~んとチェックして行かないと・・・
いつもほんとに感心してしまいます、とっても丁寧なブログなので。
でも、この日は京都観光とお食事で、
楽しい時間を過ごす事ができました。
ハプニングも終ってみれば、思い出の一つ、
早く立ち直らないと時間がもったいないですもんね。
これは、おばさんの知恵かな。。
いつも見ていただいてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
テッセンの花、綺麗でしょうね。
今度は、初夏に来なくっちゃ。
日本は四季が楽しめるのが素敵ですよね。
冬が来ると、葉っぱは散ってしまうでしょが
雪景色もまたいいかもしれませんね。
あとは、もうちょっと、11月の下旬、
今頃が見頃なのかな~と思います。
さすがukyouさん、吉野太夫の恋物語
よく御存知ですね。吉野太夫をここまでとりこにした灰屋紹益て どんな人だったんだろう。。と気になります。
懐かしんでいただいて嬉しいです~。
ぜひぜひ、また京都へ起こし下さいね。
四季それぞれの美しさがありますよ~。