福島県会津美里町雀林の法用寺境内に啄木歌碑があります。啄木が小樽日報に勤めていた時の先輩である中野(旧小林)寅吉は会津美里町(旧会津高田町)雀林出身で、晩年この法用寺の住職を務めました。そのような関係から、啄木生誕100年を記念して昭和60年に会津啄木会が歌碑を建立した。
法用寺は会津三十三観音の29番札所で、ご本尊は十一面観音菩薩です。法用寺の仁王門の左右には重要文化財に指定されている阿吽像があるが、現在そのパネルが置かれている。門をくぐると観音堂があり、観音堂と三重塔の間に啄木歌碑が二つ並んでいる。
法用寺まではJR只見線の会津高田駅または根岸駅から行けます。法用寺からの帰りに根岸駅まで歩きましたがかなりの距離でした。
この歌は、東京朝日新聞(明治43年5月8日)に発表、一握の砂「忘れがたき人人」に掲載。
歌碑に向かって左側には福島県指定重要文化財(建造物)の法用寺三重塔が建っている。
法用寺から根岸駅までは歩いて30分ほどです
法用寺は会津三十三観音の29番札所で、ご本尊は十一面観音菩薩です。法用寺の仁王門の左右には重要文化財に指定されている阿吽像があるが、現在そのパネルが置かれている。門をくぐると観音堂があり、観音堂と三重塔の間に啄木歌碑が二つ並んでいる。
法用寺まではJR只見線の会津高田駅または根岸駅から行けます。法用寺からの帰りに根岸駅まで歩きましたがかなりの距離でした。
敵として憎みし友と
やや長く手をば握りき
わかれといふに
啄木
この歌は、スバル(明治43年11月号)に発表、一握の砂「忘れがたき人人」に掲載。やや長く手をば握りき
わかれといふに
啄木
あらそひて
いたく憎みて別れたる
友をなつかしく思ふ日も来ぬ
啄木
いたく憎みて別れたる
友をなつかしく思ふ日も来ぬ
啄木
この歌は、東京朝日新聞(明治43年5月8日)に発表、一握の砂「忘れがたき人人」に掲載。
歌碑に向かって左側には福島県指定重要文化財(建造物)の法用寺三重塔が建っている。
法用寺から根岸駅までは歩いて30分ほどです