~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

「いさぶろう」「はやとの風」に乗って・・・ 

2017年04月18日 | 鉄旅
昨日は台風並みの強風と雨で大荒れの天気
予想通りオジサンは仕事で帰れず、お一人様
22時過ぎには立て続けに震度1と2の余震があり
久しぶりになかなか寝つけない夜となりました
すっかり忘れていましたが4月17日は34年目の結婚記念日
昨年は熊本地震直後で大変でしたし・・・
毎度オジサン不在の記念日には慣れっこになりました(笑)
結婚してから今まで色々大変な時もありましたが
頑張って仕事をしてくれるオジサンのおかげで
今ではこうして毎日を幸せに過ごせているのですから
あらためて二人で記念日を祝わなくても十分です

さて、私のひとり言はこのくらいにして・・・今日も鉄旅の続きです。
10時08分発「いさぶろう1号」に乗車し人吉駅を出発
球磨川を渡り・・・


朝食が5時半だったのでお腹が空き駅前で購入した駅弁で早目の昼食

昼前にビールは少々気が引けるかと思いましたが
隣の席のオバ様も思い切り呑んでいたので堂々といただきました(笑)

「大畑駅」(おこば)に到着すると・・・期待した桜は満開





もっとゆっくり花見がしたかったのですが停車時間は5分
この路線は一日数本、これに乗り遅れたら2時間以上列車は来ません(笑)
発車のベルに慌てて乗り込み最後尾から「大畑駅」にお別れ

大畑駅はスイッチバッグなのでバックで出発です。

今通過した線路を右手に見ながら・・・・

おかげで行ったり来たりと車窓から何度も桜を観ることが出来ました

ループ線をグルリと登ると・・・大畑駅が眼下に見えます。

列車は景色を眺めるために数分停車してくれます。

もう何度も観た景色ですが念願の桜の大畑駅に感激です。

次に停車したのは肥薩線で最も高い標高「矢岳駅」

駅裏に降りてみると山奥の駅周辺は静かでカエルの声が何処からか聞こえてきます。
時折吹く爽やかな風がひんやりと気持ちが良い
標高の高いここの桜も今が満開


矢岳駅を過ぎると日本三大車窓の景色
 

列車は数分間停車し窓を開け高原の風を感じることが出来ます。


人生4度目のこの景色、初めて桜島もぼんやり見えました。


次の「真幸駅」もスイッチバックがあり・・・

一旦、駅の上の線路を通り過ぎバックで駅に入りますが
遠くから駅舎横に桜の花が見えました。
停車時間5分の間に降りて確認すると2本の枝垂桜が満開でした。

列車が一日数本のこの駅にこんな素晴らしい桜があるとは・・・





真の幸せの「真幸駅」には幸せの鐘があり若い女性達が鐘を鳴らしていましたが
この素晴らしい桜をいさぶろう号の乗客は誰も見に来ないのが少し残念
でも、桜を独り占め、素晴らしい景色に出逢い・・・
この旅に思い切って来て良かったと心から思いました

11時22分 終点吉松駅到着 乗り換え時間3分
向かいに停車中の「はやとの風 1号」に乗車しました。
 

11時25分吉松駅を出発すると次の「栗野駅」隣には丸池水源があります。
この駅は停車時間なしなので写真は撮れませんでしたが周辺の桜は満開でした。


次は1893年開業の「大隅横川駅」停車時間5分ほど・・・

右から3番目の柱には第二次世界大戦の際の機銃掃射の跡が残っていました。
  
この駅周辺も桜が咲き乱れていました。

次の駅の間には桜のトンネルがあり運転手がゆっくり走行する粋な計らいも・・・


無人駅「霧島温泉駅」からの長閑な風景


九州最古の木造駅舎「嘉例川駅」は桜とツツジ(?)の競演
ホームにはときおり桜の花びらが舞い・・・

花に見惚れ3分ほどの停車時間では駅舎を見る余裕がありませんでした(笑)
ここには大勢の撮り鉄さん達の姿がありました。
晴天の下、皆さんきっと良い写真が撮れたことでしょうネ~
肥薩線は何度か乗りましたが桜咲く春が一番かもしれません。

さて、「やまとの風」は鹿児島中央が終点ですが私は次の隼人駅で下車し
12時21分発 特急きりしま10号に乗り換え宮崎方面に向かいます。


桜を堪能した肥薩線と別れ、日豊本線で向かったのは・・・?
旅はまだまだ続きます。

本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました