上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その16)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f74874c03cbbe555b40f69516ce8d9a
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【7日目:11月13日(火)】 晴。 鄭州駅から動車にて上海虹橋駅へ移動。
この日の天気予報では、鄭州が0~14℃、上海が4~17℃と上海の方が若干暖かいようです。
鄭州駅8:25発の上海虹橋駅行き『D294次(号)』に乗車するために、ホテルを7:40にチェクアウトし、駅に向かいました。
【鄭州駅】
【駅の向い側は、「鄭州長距離バスターミナル」です】
鄭州駅は、今回利用した上海駅、信陽駅、信陽東駅、鄭州東駅に比べてセキュリティチェックが厳しかったです。
まず、切符確認→荷物検査→身体検査をしないと駅舎の中に入れません。
さらに、待合室に入るのに、又切符に記載された名前と中国人は身分証、外国人はパスポートナンバーが合っているかチェックされます。列車が出発してからも、車内検札で同様に切符と身分証又はパスポートの照合がありました。
在来線のホームに停まっていた『D294次』は、新幹線型車両『和諧号』でした。
上海駅から信陽駅まで乗った寝台列車『K464次』のKは快速(Kuai Su)を表し、信陽東駅から鄭州東駅の高速専用軌道を走った『G638次』のGは高鉄(Gao Tie)を表して、高速鉄道の意味だと理解していました。
『D294次』のDは動車(Dong Che)を表していると聞いていましたが、在来線を走る新幹線型車両が動車なのでしょうか?
始発の鄭州駅を定刻の8:25に出発した『D294次』の停車駅は、開封 8:56発、商丘 9:52発、除州 11:05発、除州東 11:20着 11:35発、宿州東 11:58着 12:08発、蚌埠(Beng Bu)南 12:32着 12:42発、南京南 13:36発、■江(Zhen Jiang)南 13:58着 14:10発、常州北 14:37発、無錫東 14:57発、蘇州北 15:10発、昆山南 15:28発、終点の上海虹橋に15:48着の予定です。
実に7時間半近くの長旅です。料金は238元(約3090円)
『D294次』は16両編成で、一等車(グリーン車)の定員が51名、二等車(普通車)の定員が100名です。始発の鄭州駅から既に満員で、途中駅での乗車、下車の乗客も有りましたが、鄭州駅からの約半数が上海虹橋駅まで乗車していた様です。
【一等車】
【二等車】
発車して直ぐの朝食は、前日の夜の超市(スーパー)で買ったパンとKIRIN FIRE COFFEEです。
車内の液晶表示を見ていると、最高速度は156kmでした。新幹線型車両と言っても、在来線を走っているので、こんなものでしょう。
【朝食と昼食の間に食べたソーセージとミルクティー】
「除州東駅」に着くと、乗客がざわざわしてきて、座席シートの向きを回転させ始めます。しかし、どうやってシートを回転させるのかよく分からない乗客もいて、大騒ぎしています。
駅のホームも真新しく、新幹線専用ホームの様です。どうやら、ここから列車の進行方向が逆転して、高速専用軌道を走るようです。それで、常州より先の駅名には、地名の後に“東”とか“南”とか付いている、新幹線専用駅なのですね。
最高速度も248kmを出していました。
お昼を過ぎて、お腹がすいたので車内販売をしていた弁当 35元(約455円)を買って食べました。
途中駅で、何本かの列車に追い越されて、終点の上海虹橋駅に到着したのは、定刻より少し早い15:44でした。本当に長い旅だった!
===== 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その18)で ====
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