隊長が、これまでに鑑賞した「映画 」を紹介するシリーズの第16作品目は、『ボディーガード』をお送りします。
昨日 (8月9日) は、故ホイットニー・ヒューストンの誕生日だったので、彼女の主演映画『ボディーガード』を観ました。
1992年に公開されたホイットニーとケビン・コスナー主演の本作品は、世界的に大ヒットしました。
昨年2月11日に彼女が亡くなった後、2月27日にテレビ東京で追悼番組として放映された時に、この映画をTVのハードディスクに保存しておきました。
この映画を、映画館・DVDレンタルを含めて何回観たことでしょうか。
これまでは、サスペンス映画のストーリー展開、ボディーガード役のケビン・コスナーのかっこ良さ、劇中で歌うホイットニー・ヒューストンの圧倒的な歌唱力に感嘆して観ていただけでした。
今回は、ケビン・コスナー演じるファンク・ファーマー、ホイットニー・ヒューストン演じるレイチェル・マロンの心理状態を考えながら観ていました。
レイチェルを単なるクライアントとして警護していた時と、彼女を愛してから警護している時のフランクの心理状態。
単なるガードマンとしてフランクを見ていた時に警護されていた時と、彼を愛してから警護されている時のレイチェルの心理状態。
もちろん、自分の愛している人を命をかけて守ろうとする彼ですが、愛したことによってプロとして警護に盲点が出来る事を恐れていたフランク。
愛している人に守られている安心感の一方、自分の為に彼が命を落とすことを最も恐れていたレイチェル。
それにしても、ホイットニー・ヒューストンが生きていたら、今年でまだ50歳、この映画が公開された時は、まだ29歳だったのですね。
29歳にしてあの完成して歌唱力と演技力には驚かされます。
ところで、『追悼:ホイットニー・ヒューストン』 にも書きましたが、2004年7月に中国上海で彼女のコンサートを、ライブで観ています。
(当時のチケット)
その時で、まだ39歳だったのにもかかわらす、映画やCDで聞いたことのあるのびやかな声量はなく、歌声は広い上海虹口サッカー場全体に響き渡っていませんでした。
480人民元 (当時の為替レートで約6,200円) と言う、中国の物価水準を考えれば、高い入場料を払ったのに残念な気持ちがしました。
当時は、長旅の疲れで上海では実力が発揮できなかったと思っていましたが、彼女の死後の報道で、当時から、酒や薬物の中毒にかかっていたようですね。
健康状態さえ良ければ、50歳を過ぎてから円熟味を増した彼女の歌声を聞けただろうと思うと残念です。
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