『「星野リゾート 界 鬼怒川」 と 「日光東照宮」』(その2)は、こちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1663a2c95debef89c81596c45f7f9d6e
他のお客が入って来なかったので、大浴場と露天風呂を一人でゆっくりと満喫することが出来ました。
部屋から持参した浴衣と丹前(たんぜん)を身に着けます。丹前は暖かくて良いのですが、ポケットが無いので、スマホなど入れる場所がないのが欠点です。
大浴場を出たのが、午後5時少し前でした。夕食時間の5時半まで、まだ時間があるので、大浴場前の「湯上り処」で休憩することにしました。
「湯上り処」には、無料の電動マッサージ機と、
ドリンクコーナーがあります。
ドリンクコーナーでは、栃木の日本酒三種類の試飲が出来ます。
この日試飲出来たのは、「男の友情」、「清開(せいかい)」、「門外不出」の三銘柄です。
それぞれ美味しいのですが、今日の夕食時に飲みたくなる殆どではありませんでした。
そうこうする内に、5時半になったので、「お食事処」に向かいます。「お食事処」は、「大浴場」の隣にあるのですが、お客は行き来が出来ないので、長い渡り廊下をコの字の端から端まで移動しなければなりません。
廊下には屋根が付いているものの、吹き曝しのため、せっかく温まった体が湯冷めしてしまいそうです。
「お食事処」の入口。
案内された席からは、暮れなずむ「中庭」が見えます。
5時半に食事の予約をしたお客は、五組前後の様です。
テーブルの上には既に、献立表などが置かれていました。
料理は会席で、全九品です。
飲み物は、最初は“一番搾り プレミアム”の生ビールを頂き、風呂上りの喉を潤します。
「先付け」は、“牛ヒレ肉の一口カツ”と“ローストビーフ”。
使われている器の殆どが、地元栃木の益子焼き。それも既製品ではなく、「星野リゾート 界 鬼怒川」の特注品だそうです。
また、食材も栃木産がメインとのこと。
「八寸」の器は、地元の名産「鹿沼組込」です。
中は、左から“蕨のお浸し胡麻酢かけ”、“蚕豆(そらまめ)玉寄 じゅんさい”、“甘エビの笹寿司”、“菜の花の芥子(からし)和え”、“フォアグラの苺鋳込み”、“鱒の木の芽焼き”、“山菜の白扇揚げ”、“白魚の束ね揚げ”。
味付けは、全体に薄味です。
「お椀」は、“春山三彩進上 海老旨煮 木の芽”です。
「お造り」は、“界鬼怒川流 お造り取り合わせ”と名付けられています。
「お造り」は、醤油に浸けて食べるのではなく、付け合せで味付けられているので、そのまま食べられます。
二杯目の飲み物は、赤ワインの“ロベールカンタン ピノワール”をグラスで頂きました。
「揚げ物」は、“鶏の最中(もなか)射込み揚げ 和風ピクルス”。
「蓋物」は、“鯛桜葉蒸し 山葵(わさび)”。
メイン料理の「台もの」は、地元「龍王峡」の龍神伝説をイメージした、その名も“龍神鍋”。
男性スタッフが、スープが入っている鍋に、肉、野菜などを入れてくれます。
そして、800度に熱した石を鍋に入れます。すると、鍋から“ゴー”と言う音がして、湯気が上がります。
このさまが、龍が暴れているように見えるので、“龍神鍋”と名付けたのでしょうね。
それにしても、女性スタッフが多いと思ったのに、男性スタッフが意外と多く、半々の比率の様です。
和風の宿なのに、草笛光子さんの様な“大女将”も、宮本信子さんの様な“女将”も、あき竹城さんの様な“仲居頭”⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f454949be48f3a9ed2da75936619f65 もいなくて、スタッフ全員が若い人達です。
「食事」は、“筍ごはん”を選択。
最後の「甘味」は、“ほうじ茶のクリームブリュレ”を頂きました。
食べ終えたのが、7時半頃です。2時間かけてゆっくりと食事が出来たので、これだけの量が食べられたのですね。大満足です。
★ 続きは、『「星野リゾート 界 鬼怒川」と「日光東照宮」』 (その4)で ★
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