先日、秋季高校野球近畿大会を観戦していた時のことです。
2塁に到達した走者が、バッティンググローブを外す仕草が目に入り、
何故か?バッターボックスよりそちらに目が行ってしまったときのことです。
その外したグローブをユニホームに入れることなく、手に持ったまま走塁姿勢に入ったのです。
次打者にプレーボール。
初球・・・ボールだったかストライクだったか?
リードしていたその選手は一旦2塁ベースに戻ったので、入れるかな?と見ていると
やっぱり持ったまま、また走塁体勢に入ったのです。
・・・?それって良いの?普通に大丈夫なの?と思った矢先、2塁審判がユニホームに入れるよう注意を促しました。
詳しいルールが分からない私は、その選手が持ったまま走塁体勢に入ったことが妙に気になったのです。
審判が注意するということは、手に持って走塁をするということはダメなことなのでしょう。
走塁時、怪我をしないためにプロ野球選手が手に持ったままということはあるよ・・・と師匠から教わりました。
その選手は注意を受けてすぐさまユニホームへ入れていましたが、今まで色々試合を観戦してきた中で初めて観る光景で、
高校球児(以下)の場合、ルール(規定)ではなくて、マナーの部分なんだと思います。
その選手自体それを捉えていなかったとしたら・・・と考えました。
また中学生野球でよく見掛ける審判から受ける注意で多いのは、プレーが始まっているのに自分の打席を待つネクストの選手が
立ったまま、あるいは立って素振りをしていることへの注意がダントツ多いです。
規定で定められているルール以外にマナーという点でも多々あると思います。
たくさんの覚えきれないくらいのルールがある中、マナーという部分は特に個々で意識を持って行う必要があると感じます。
長く野球をする中で、マナーという部分は特に雰囲気にものまれやすく、試合を中断したり嫌な雰囲気、流れに繋がることもあるかもしれません。
プレー中以外でも、グラウンドに入ってから、出るまでが野球。(家を出てから帰るまで野球人として・・・)
試合になると、やはり相手あっての対戦なので、最低限のマナー、規定のルールは各自自覚して挑むことが大事かなと思います。
以前から何度か紹介している兵庫県高校野球連盟 審判部から第9・10回の講座がUPされていましたので紹介したいと思います。
もうすぐ高校球児のみなさんや、新チーム春の大会も始まっていますので、今一度再確認の役に立てばと思います。
第9回
マナー編 「ピッチャーのガッツポーズ。これって?」
ルール編 「ハーフスイングのリクエスト」
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.9.pdf
第10回
マナー編 「殊勲打を放った選手を迎え入れるベンチの選手」
ルール編 「投球が打者に触れた…」
http://www.hyogo-koyaren.or.jp/events/umpire/umpire23.10.pdf
こんばんは。
すっかり夏の暑さも冷め、朱色の山が綺麗な心地良い季節になりました。
常識的、非常識・・・どこまで、どこからというラインは思う度合が人それぞれなので厄介ですね。
コーチが指摘された「応援」については、特に親御さんは、我が子と同じ歳の頃に選手に対し、
自分の子供にされると不快感を覚えるだろうこと平気で言ったりしたりする方がいますね。
現代人?我が子しか見えていない、自分が自分がという人が多いということでしょうか。
応援もフェアーであって欲しいですね。
応援者にもマナー(常識)必要だと思います。
先日、近畿大会を応援に行った時。
2試合目にはドシャ降りとなり、スタンドの選手は傘もささず一生懸命応援する姿に感動していた時のことです。
年配の男性が大きな傘を差し、中段通路に立ったまま観戦し始めました。
後ろのスタンドには応援する人が大勢居ることすら気が付かない・・・。
その大きな傘に阻まれ、ホームから一塁線は全く見えないんです。
見える場所へ移動しようにも一度立てば座れないほどの雨。
セーフなのかアウトなのかも分からない状況でした。
観戦するにもマナー必要ですね。
アローズ選手の頑張りはTANIKO'S blogでも拝見しております。
一度応援に行きたいと思いながら、今年はsatoshiたちも最後の年で、昨年以上に週末は忙しく、なかなか応援に行けない状況です。
やはり少しでも関わらせて戴いたチームの選手の頑張りを聞くと嬉しいものです。
アローズのみんなも来月卒部ですね。
一年は早いものですね。