球児のみなさん
ごはん しっかり食べれていますか
この夏も暑かったですね。
暑さで食欲がなかった・・・って選手も多かったのではないでしょうか?
親御さんも、何とか食べさせて体力をつけて欲しい!と色々工夫をされたことだと思います。
我が家でもこの夏、食事の量が減り、運動量と食事の量のバランスはかなり崩れていたと思います。
『食べる』ことは基本。
『食』について勉強してみようと思い、私の野球の師匠から勧めて戴いた海老 久美子氏 著書『野球食』を購入してみました。
成長期の今、しっかり食べれる体作りをする。
ただ量を食べれば良いのではなく、『食べる』ことの大事さを理解し食べること。
球児だけではなく、多くのスポーツをする少年、少女、そして作る側の親御さんも『食べる』大事さを学べる一冊です。
表現もおもしろく、球児たちにもぜひ読んで戴きたい本です
夏も終わりを向かえ、野球をするには最適な秋の訪れです。
これから春までの間に、どれだけ体力をつけれるか。
暑くて食欲のなかった夏。
減退した体力を取り戻すため、パワーUPした自分になるために、まず自分の『食』を見直し、一緒に『食』について勉強してみませんか?
『 野 球 食 』 メシを握れない選手は、ボールを握るな!
海老 久美子氏 著書
野球食 海老 久美子 ベースボールマガジン社 このアイテムの詳細を見る |
一回表~延長10回裏で学べる 『 食 』 について紹介していきたいなと思います。
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食べられる体作り
まずは1回表 食べるためにも体力は必要だ!
まずはしっかり食べられる体作りを。
野球が上手くなるための体作りに励む球児たちよ!
ウエイトトレーニングを一生懸命やっても筋肉は作れない・・・
筋肉は生みだすものではなく、取り入れた物を(食)鍛えて作り上げるもの。
筋肉にいれた材料(食)が、トレーニングという刺激をうけて筋肉になる。
『食べなきゃ筋肉は作れない!』
なるほど・・・。
筋肉と食、関連付けて考えたことがありませんでしたが、選手にも理解しやすいよう分かりやすい例をあげての説明がありました。
家を建てるの材料がいる。
有名な設計者、腕のいい大工、最新の道具を揃えても家は建たない。
木やセメント、レンガが家になる。
材料は食か・・・
体作りには当然、食が大事と分かっていても、食と体作りの仕組みまでは考えたことがなかったな・・・
きちんと食事をしないでトレーニングをし続けても、しっかりした体作りはできないってことですね。
特に暑かったこの夏、食べても食べても体重が増えない・・・って選手も多かったのでは?
多くは、内臓が食べ物を十分に受け付けられていない状態が原因だそうです。
試合の前は食べられない=体が食べ物を受け入れる力がない。
しっかり食べられるのも体力のひとつ。
打力や守備力、走力、そしてスピードボールやキレのいい変化球を投げるための力の基本。
食べる『食』は、野球をするための実力のひとつ。
まずは『食べられる体作り』をすること。
『食べられる体力』をつけること。
では、食べられる体力・・・って?どうしてつければよいのでしょう?
食べられる体力をつけるトレーニング法が載っていました。
トレーニング①・・・ よくかむこと!
消化吸収をよくするために「かむ」ことは大事なことですね。
よくかむと量が食べれなくなると聞きますが、いっぱい食べようとして早食いは良くないようです。
消化に時間がかかり内臓への負担になる。
内臓が疲れていると消化不良を起こしやすいので、一口ごとにしっかり「かむ」ことを意識し食べることが大事。
補足には、一流のプロの中には、奥歯がボロボロになっている選手もいる。
打つ瞬間に、とても強い力で歯を噛みしめるため。
噛む力がなければ強い打球は打てない・・・とあります。
体の内側にも、野球をする力を出すにも「かむ」ことって大事なんだな・・・
トレーニング②・・・ 水分補給をこまめに!
夏の水分補給について以前書いたことがありますが、水分の摂取量を間違えると食事がかえって取りにくくなるそうです。
私たち大人も、水分の摂りすぎで、お腹タプタプお腹いっぱいで食事が出来ないことってありますよね。
逆に夏場の練習前や練習中に、しっかり水分補給が出来ていない選手が
練習後、大量の水分を摂っている姿を目にします。
いくら飲んでも喉が渇き更に飲む・・・そして食事が入らないってことありませんか?
基本は、喉が渇く前にこまめに水分補給をすることが大事だと思います。
飲みすぎて消化不良を引き起こしたりすることがあるようです。
体にとって不可欠な水分の摂り方って難しいですね。
むやみやたらに飲まず、水分も「食」と考えて、摂取の量、摂取するタイミングなど気を付ける意識を持つことも大事ですね。
トレーニング③・・・ 姿勢を正し、腹筋を鍛える!
2本足歩行の人間は、4本足歩行の動物に比べ、内臓が引力に対し平行になるので高い位置にあるそうです。
下へ引っ張られる度合が強い分、体幹部、特に腹筋が弱くなると内臓は垂れ下がり
消化吸収機能が低下するとあります。
毎日、腹筋運動をし腹筋を鍛えることは、「食べれられる体を作るトレーニング」
雑な腹筋運動は腰を痛める原因になりかねないということで、自分のトレーニングを見直してみよう!
トレーニング④・・・ 朝型の食べ方をする!
朝ごはん、しっかり食べてますか?
朝ごはんをしっかり食べることで胃が大きくなり、1日の必要な量のご飯が食べれるようになるそうです。
日中たくさん食べて酷使した内臓を夜は休ませる。これもトレーニングのひとつという。
夜遅くまでダラダラ食べない。
朝ご飯が上手く食べられない人は、夜の食事を見直す必要があるようです。
夜中の食べすぎは筋肉にはならないそうです。
恐怖の脂肪になるか、内臓を痛めるか・・・らしいです。
これは大人の方が注意ですね!
・・・と、「食べられる体力」をつけるトレーニング方法をみましたが、誰にでもできることのように思います。
少しの意識が、自分の体を強くする!と考えれば、この4つはクリアーできるのではないでしょうか?
そして、この本には色々補足や、父母へ・・・指導者へ・・・とメッセージもあり、とても読みやすいおもしろい本です。
少しづつ読みながら、また紹介していきたいなと思います。
次は、~1回裏~知っているようで知らない。プロテインの正体!・・・を読んで勉強したいと思います
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