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Tabi-taroの言葉の旅

何かいい物語があって、語る相手がいる限り、人生捨てたもんじゃない

今も昔も桜花は・・・

2008年04月06日 | 名言
お花見ピークの日曜日から一週間。北風の冷たい日が多かったからでしょうか、今年の桜はまだまだ見事に咲いております。新緑の木々と桜のピンクが重なり合ってとても美しいですね!

咲き匂う爛漫の桜は人の心を浮き立たせ、そして、そのあまりに早い散り方は人を悲しませます。それ故にこそ桜は古来多くの人々に詠まれ歌われてきたのですネ!。

平城京に咲く桜
「青丹よし 奈良の都は 咲く花の 匂うが如く今盛りなり」

細川ガラシャ、辞世の句
「散りぬべき 時知りてこそ 花も花なれ 人も人なれ」

三島由紀夫、昭和45年、自決を前に
「散るを厭う 世にも人にも 先駆けて 散るこそ花と 咲く小夜あらし」

浅野長矩、江戸城松の廊下での刃傷の責で切腹を命じられ
「風さそう 花よりもなお 我はまた 春の名残りを いかにとやせん」

桜は人々を集め、人が集まってくるとたちまち散ってしまうことから、人寄せに客を装い、客が集まるとすっと姿を消す「偽装客」を「サクラ」と呼ぶようになったのだそうです。

「限りあれば 咲かねど花は散るものを 心短き春の山風」

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