
昨日は母校が生んだ小説家、横山秀夫氏の講演会を聞きに、母校に寄せていただきました。
金子総長の言葉です。
母校とはゲマインシャフト。母の子宮内のごとくに居心地の良い場所である。また母港としての意味も持つ。人生につまづいた時は、いつでも寄港できる避難所である。オーバーホールが出来たらまた再出発すればよい。
横山秀夫さんの言葉もステキでした。
形容詞を必要としない新聞記事・・・・「お前は小説家か?!」と皮肉られた。
あるコラムを読んだ読者から、「横山さんの文章に感動しました」と言われたとき、人を幸せにする文章が書きたいと思った。スクープ記事よりも人を感動させる文章を書きたい!
事件記者がミステリー作家に変身した瞬間でした。
大学時代に所属していたクラブ活動「躰道部」で組織というものを知り、新聞記者となり、警察回りの事件記者として活躍する。「人を感動させる文章となにか」と考え、新聞社を退職して小説家への道を目指す。
その横山秀夫氏による著作本サイン会も行われた。一人一人に言葉を交わし、丁寧にサインをする横山秀夫氏。権力には正面から対抗していく横山秀夫氏は、著作本を愛読してくれる人に対しては、丁寧に心から応じる姿勢を垣間見た。
世の中の原点で一生懸命に行動している人を評価する横山秀夫氏。本当に「人生はミステリー」である。
横山秀夫氏の講演会は、もう三年前となりますね。
東京国際大学の卒業生のなかでも各分野で活躍している人たちが多くおりますね。
小説家の横山秀夫氏、
紛争地報道写真家として世界を駆け巡って森口康秀氏。
実業界でもエスエス製薬CEOの羽鳥成一郎氏をはじめ沢山の方が活躍しております。
この3人の方たちは、霞会(東京国際大学同窓会)の講演会の講師を担当されましたね。
Tabi-Taroさんもその一人でしょう。
文化面で歴史と言葉の旅を継続されております。
それぞれの人生にはドラマがあります。そしてミステリーもあります。