読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

肖像写真 時代のまなざし

2017年05月11日 14時37分02秒 | ■読む
多木浩二著、岩波新書刊 著名な三人の肖像写真家の作品を紹介しつつ、それぞれの時代背景、志向、思想を丹念に解き明かし、肖像写真が辿った歴史的な存在意義とその本質に迫っています。古い写真を見ると、現代の写真との質の差を感じますが、その差は、写真という技術が先端的で非日常であったが故に、撮影時に撮影者と被写体となった人々の”構え”が現代とは全く異なること、一枚一枚に込められた気迫や思い入れの強さが格別で . . . 本文を読む
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