はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

静岡空港ウォーキング3

2013-03-08 17:30:01 | ウォーキング
  静岡空港ウォーキング3                        歩行月日2013/02/25

歩行時間:5時間30分 休憩時間:0時間50分 延時間:6時間20分
出発時間:10時00分 到着時間:16時20分
歩  数: 37、915歩  GPS距離:31.0km
行程表
 蓬莱橋 0:30> 中条銅像 1:00> 香勝寺 0:40> 静岡空港 0:30> 坂口神社0:40>  東展望台 0:50>
 医王寺 0:50> 矢口橋駅 0:30> 蓬莱橋

 
           千頭ヶ谷池                  ハイキングコース入口
観歩記
ビオトープのある千頭ヶ谷池では釣台が設けてあって、時々釣り人の姿を見る事がある。何が釣れるのだろう
いずれにしてもあまり綺麗とは言えない池なので、釣った魚を食べることは出来そうもない。
折角時間をかけて釣ったのに、そのまま逃がすなんてケチな私には考えられない事だ。

農道右にある土砂止めの壁が終わった所に、再度山道になるハイキングコースの入口がある。そこの標識は
山道を指して「空港展望広場近道コース10分」とあり、農道は「一般コース15分」となっている。
当然近道の山道に入るのだが林の中の道は、さっきのまんさくコースの道と同じように最近作った道ではなく
昔から使われていた風情がある道だった。ただ今は余り歩く人がいないのか枯れ木や枯れ枝が道に落ちている。
山道がまた農道に合流すると、そこにも案内板があり、こちらは「近道5分」となっている。
上り10分、下り5分とは倍の違いだが、私が歩いた時間は「上り7分、下り5分」でした。

 
           展望広場                    誘導路入口

空港東端の展望広場は車で来ることが出来る割には見学者が少ない。理由はこの展望広場を案内している
標識が少ないからだと思う。私の見た標識は坂口地区の県道に一ヶ所見た事があるだけだ。
実際私もここを見付けたのは偶然で、離陸する飛行機を下から見たいと思い、吉田町側から茶畑の道を
滑走路を目指して歩いた結果だ。もっとも見学者が少なければ清々しているが。
広場の反対側にある滑走路の入口には、誘導路があり、そこはゲートがあり厳重に施錠されている。
更にその誘導路の農道を挟んだ先にも誘導路が見えている。この誘導路が大井川の河川敷を歩いているとき
見える誘導路だろう。

 
           窓の開いた石造物                窓は上を向いている

この展望広場に四角の窓が開いた石造物があり、窓は角度をもって上を向いている。その周りには何の説明も
無いが、見ていれば分かります。そうです、この窓を覗いていると着陸する飛行機が正面に見てくるのです。
ただ着陸する本数が少ないので、この狭い窓から覗いているのが勿体なくて何時も途中で止めてしまうが。

 

この展望台から飛行機を見るとこんな感じに見えます。ただ私の想像していたのは映画などで滑走路から
写したと思える大迫力の物で、これとは大分違いだ。ここでは飛行機は小さく、距離も離れていて凄味が無い
そうか、だから見学者が少ないのか。ここを知らないのではなく、面白くないから来ないのかもしれないな。

 
            広場先からの飛行場              着陸態勢のFDA機

展望広場少し進み、農道が急カーブしている辺りにもカメラを構えた人がいる。ここからは着陸する飛行機の
側面も見えるので航空会社名が分かる。おりからFDA(Fuji Dream Airlines)機が着陸態勢に入った。

 

空の道ハイキングコースの案内板に「武田徳川古戦場道」と書いてある。そうかこの丘の下には小山城が
あるので、その争奪戦がこの丘の上でも行われたのだろう。
小山城は最初今川が砦として築城したものを、今川の勢力が落ちると武田軍が攻略して手中に収めた。
翌年再び武田軍が奪取して本格的に修復し名前を小山城とした。それから10年後、遠江の武田軍の拠点で
あった高天神城が落城すると、武田軍は小山城に火をつけ、甲斐へ逃げて行った。
取ったり取られたりの城取り合戦がここで行われたのだと思うと、ただの空地も愛しく感じてくる。
今小山城は再建され、昔は無かったはずの天守閣が建っています。入場料200円

農道を道なりに下り誘導路の終端に出れば、飛行場関連の施設は終わりになる。実はここからが先が私の
探し当てた道で、ここから太目の農道や県道を歩いても矢口橋に行くことは出来るが、それでは面白くない。
車が少なくかつ近道になる道を求めて何度歩も歩き、ようやくこのベストコースを探し当てた。
ただ難点は曲がり角が多く少々分かりずらい面がある事だが。

    
         正面に高草山と富士山             川中島八兵衛供養塔

水等の3個のタンクが過ぎ吉田町の焼却施設が近くに見えてくると、左の茶畑の間に舗装された道がある。
(左に道は何本もあったが舗装路は初めて)その舗装路に入ると正面には高草山と富士山が見えている。
(これからの道は普通車でも通れる道で、茶畑の畝の細道は無い)少し行くと道は先が砂利道になったY字の
分岐に出る。その分岐を左に進み道なりに下り、8分も行くと左に民家が見えてくる。
農道が車道に合流する所の左に小さな秋葉山の常夜燈や石碑がある。そこを左折して石碑の前を行く。

オヤ、やけにはっきり見える石碑には「川中島八兵衛」の文字がある。そう言えば最近川中島八兵衛の石碑を
あちこちで見た覚えがある。今年に入っても菩提山の帰りに藤枝の宮原で見たし、栃山川の堤防の上や藤枝の
街中の高柳でも見た覚えがある。誰だろう「川中島八兵衛」って?

川中島八兵衛は紀州の生まれで、元禄のころ志太(島田・藤枝・焼津)地方に訪れたが、当時、志太地方は
大井川の氾濫で疫病が蔓延することが多く人々は困っていた。
その時八兵衛の行動には色々の説があるようで
1・「自分の死後に祀ってくれれば、川の氾濫を防ぎ疫病がおきないようにする」と言って集落を回った。
2・疫病発生の折、八兵衛の薬により助けられた人々の感謝の念が供養塔建立につながった。
3・大井川の堤防構築のとき八兵衛が人柱になった。  などがある。

いずれにしても八兵衛の効力は偉大だったようで、志太地方には六十基を越える供養塔があると言う。
ウーンこれはいい。八兵衛さんの供養塔を探して志太地方を歩くのも面白そうだ。
ヨシ!暇になったら検討することにしよう。

八兵衛さんの供養塔を過ぎ、すぐの右に登る道に入ると、小さな石仏が祀ってあり、この辺りの人の
信仰心の篤さを感じさせた。

坂を登りきり茶畑の間の舗装道を北に進むと太い車道に合流する。左の角に協和消防の建物がある。
車道を右折して下って行くと右側に「竹林寺廃寺跡」の案内板が立っているので、その反対から延びている
道に入る。道が左にカーブして下った所の分岐を鋭角に右に曲がると工場らしき建物があり、その前を行く。
建物を過ぎ右前に緑色の金網が見える辺りに、左上に伸びる道があるので左折して登って行く。
すぐ上に出るので右折して北に伸びる舗装路を進む。
正面に鰻屋の看板が見え道は太い車道に合流する。右折して鰻屋の駐車場を過ぎた四つ角を左折する。
右側の森は医王寺の森で寺の裏側にあたる。更に進むと高い石垣のある道と合流するので右折する。
その車道を道なりに進み途中にある信号も直進する。
左に初倉郵便局、右に初倉電話交換局を過ぎると「色尾南」交差点にでる。この交差点を右折と言うか
正面と言うか、ともかく畳屋のある東の方に進む。50m程で細い水路があり左の角にヤクルトの
営業所があるので、そこを左折して水路沿いの細めの道に入る。
この水路沿いの道を大井川の堤防まで歩いて行く。この道が結構長く25分位かかります。

 
            大井川堤防近くの水門             矢口橋の階段

大井川の堤防が近くになって水路の水門がある所を道なりに左に曲がって行けば矢口橋の右岸に出る。
フウー!やっと矢口橋に着いた。蓬莱橋に車を置いてある人は、矢口橋左岸右側に河川敷に降りる
階段があります。また電車利用の人は信号を直進して踏切の手前を右折して行けば六合駅に出ます。

少々分かり難く、歩く気のない人には詰まらない話になってしまいました。ごめんなさい。
でもこのコースは鉄道利用の人にはベストコースと自画自賛してます。是非一度歩いてみてください。
あと飛行場とか展望広場に車を置いて、飛行場一周するコースもそのうち紹介します。

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