はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

日々悪日ーうどん屋1

2019-05-06 14:36:01 | 躄日記
12月に退院してから安い外食と冷凍食費やレトルト食品が多くなっった。
理由は私が退院してくると、妻は背中を圧迫骨折をしていて、炊事などの作業が大変になっていた。
本来なら病院でお世話になった恩返しと、妻の代わりに炊事などをやれば点数は上がったのだが・・・・・・・
それが出来ないため外食やインスタント食品を増加して、少しでも妻が楽になるようにした。
今まで妻は、食事関して手作りが主で、冷凍食品など使った事が無かった。私は私で味音痴の上に冷凍食品などの
加工品は、味は今一で値段が高いのだろうと思っていたので “使え” 等とも云った事は無い。
それが冷凍食品を初めて使ってびっくりした。何しろ簡単で安いし、特にスパゲティは安くて美味しくて簡単だった。
色々の種類のスパゲティを食べているが “青の洞窟” が、今のところでは一番おいしく感じている。
ピラフだかチャーハンも色々あって、どれが美味しいか検討中だ。
余り、と感じたのは餃子、お好み焼、ラーメンなどだったが、メーカーを替えればいいのかもしれない。

外食は冷凍食品と違い神経を使わなければならないので、どうしても面倒になり少なくなってしまった。
それでもその中にあった安くて美味しくて速い丸亀製麺の饂飩が気に入った。
ここはセルフサービスの店で、出来上がったうどんをテーブルまで自分で運び、返却をしなければならない
健康なら気にすることもない事項だが、身体障害者となった今は “セルフ” が気なり入るのに決心が必要になる。
杖さえ突けば平らな所は支障なく歩けるが、杖無しだと直ぐにヨロヨロしてしまい、壁などを頼ってしまっている。
それが杖無しで手にはうどんの丼を持つとなるとほぼ不可能に近い。
それでも私には妻という強い味方がついているので、何とかなるだろうと最初の時は意を決して店内に入った。

店内に入りうどんを受取り自分で汁を入れるまではトレイを乗せる棚があり問題は無かった。
だが次の薬味を入れる場所は棚とは反対側にあり、通路を横断しなければならない。
通路は2mも無いので無理をすれば杖無しでも歩ける距離だったので、一先ず片手でトレイを持ってみた。
だが、両手では支障なく持ち上げられるトレイも片手では無理だった。
でもこの位の距離ならと、杖の紐を手首に通しトレイを持って2歩3歩。
アレー! トレイに杖がぶつかって歩き難い。なんて思ったら薬味の場所だった。アー助かった。

薬味を入れた後は空いているテーブルに移動すのだが、そこは所詮は無理なので強い味方に頼む事に・・・・・・・・
饂飩を食べ終わり、空の丼を返却口の返す作業も妻に甘える事に。本当に妻には頭が上がりません。

杖を突いた身障者ならではの危険というと、散歩の途中のあちらこちらにある側溝の蓋も危なくてしょうがない。
あの蓋には蓋の取外し用に、蓋の両脇の真ん中に溝が掘ってあり、側溝の上で重なると小さな穴になります。
その穴が丁度杖の石突が入ってしまう位の穴何ですよね。その小さな穴が身障者にとっては危険なのです。
杖に頼り切っている私は、体の重心を杖にかけているので、若し杖がその穴に入ってしまったら。
と、思うだけで ゾーとしてしまいます。

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