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ITビジネスの健全化

中小企業診断士の長谷川進です。こんにちは。
今日はITビジネスの健全化についてのお話です。

スルガ銀行は、日本IBMに111億700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表しました。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080306/295561/

「新経営システム」の開発を委託したが、「IBMの債務不履行」により開発を中止せざるを得なくなった」(広報)ことにより被った損害や逸失利益などの賠償を求めたとのことです。

提案や契約などのプロセスが比較しっかりしている外資系大手ITベンダーであるIBMに対する訴訟ということで、ITビジネスの難しさを改めて実感します。

一方でITサービス会社に対する「工事進行基準の適用」といった動きもあります。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20071116/287299/

簡単に言ってしまうと「契約段階でサービス内容をきっちり決めて顧客と合意し、その内容をプロジェクトとして粛々と進めていきましょう」ということです。

見積もりの難しさ、プロジェクト管理の難しさ、顧客対応の難しさなど、実体感に乏しいITビジネスならではの問題と言えるでしょう。

但し、「新3K」などと呼ばれているIT業界の厳しい状況を改善していくためには避けて通れない道だと言えます。

ITベンダーと顧客双方がWin-Winの関係になるためにも、ITビジネス健全化の動きは進めていくべきです。


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長谷川進
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