会津八一に関するブログ 353
山鳩・第9首(会津八一) 2013・5・3(金) 解説
ひとのよ に ひと なき ごとく たかぶれる
まづしき われ を まもり こし かも
(人の世に人無きがごと高ぶれる貧しき我を守りこしかな)
破門や面会謝絶は八一の特徴としてよく語られる。秋艸堂を訪れる門下生などへの言葉だが、本当は厳しい指導の裏返しのようなものだった。破門はしばらくすると解かれた。しかし、現実には軋轢が生じないようにいろいろと気配りしたきい子の存在が八一の評判に果たした割合は大きい。
山鳩・第9首(会津八一) 2013・5・3(金) 解説
ひとのよ に ひと なき ごとく たかぶれる
まづしき われ を まもり こし かも
(人の世に人無きがごと高ぶれる貧しき我を守りこしかな)
破門や面会謝絶は八一の特徴としてよく語られる。秋艸堂を訪れる門下生などへの言葉だが、本当は厳しい指導の裏返しのようなものだった。破門はしばらくすると解かれた。しかし、現実には軋轢が生じないようにいろいろと気配りしたきい子の存在が八一の評判に果たした割合は大きい。