会津八一に関するブログ 226
比叡山第9首(八一) 2011・12・5(月)
下山の途中に(第2首) 解説
あきやま の みち に すがりて しのだけ の
うぐひすぶゑ を しふる こら かも
(秋山の道にすがりて篠竹の鶯笛を強ふる子らかも)
この歌は昭和13年に詠まれた。物を売る子供の姿を戦後生まれの素空はほとんど見たことがない。「うぐひすぶゑ(鶯笛)」は青竹の管でつくった笛で、指で管の両端を押さえ、その指の頭で風口の開き加減を調節しながら吹いて、ウグイスの鳴き声に似た音色を出す。古くからあった笛で、最初はウグイスの鳴き合わせの訓練用だったが、のちに子供用の玩具として売られた。
比叡山第9首(八一) 2011・12・5(月)
下山の途中に(第2首) 解説
あきやま の みち に すがりて しのだけ の
うぐひすぶゑ を しふる こら かも
(秋山の道にすがりて篠竹の鶯笛を強ふる子らかも)
この歌は昭和13年に詠まれた。物を売る子供の姿を戦後生まれの素空はほとんど見たことがない。「うぐひすぶゑ(鶯笛)」は青竹の管でつくった笛で、指で管の両端を押さえ、その指の頭で風口の開き加減を調節しながら吹いて、ウグイスの鳴き声に似た音色を出す。古くからあった笛で、最初はウグイスの鳴き合わせの訓練用だったが、のちに子供用の玩具として売られた。
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