会津八一に関するブログ 515
会津八一の歌と解説(完) 2014・12・18(木)
たびびと の め に いたき まで みどり なる 解説
ついぢ の ひま の なばたけ の いろ
崩れた築地の向こうに萌え立つ緑の菜畑が見えるという。何でもない様な風景だが、歴史のある奈良であるからこそ感慨深い。築地の崩れが時を感じさせるのだ。この大好きな歌を解説した2002年5月18日が始まりで、それから886首完成に12年半かかった。詩心も乏しいのに、思いつきでいい加減にはじめたがここまで来れたのは根気だけ。能力不足でも少しずつ実行すればなんとかなるということかな?
わたつみ の そこ ゆく うを の ひれ に さへ 解説
ひびけ この かね のり の みため に
四国の五剣山八栗寺の鐘の鐘銘として詠んだ歌、海の底を行く魚にまでこの鐘の音が仏の教えとして届けと詠う。この歌が886首目(2014年12月9日作成)最後の歌である。
終わって少し虚脱感はあるが、ほっとしている。作成に協力していただいた友人、知り合い、あるいは投稿の方に感謝している。そして、最後のお願いとして、誤りその他を見つけられたら、是非指摘して欲しいと思っている。
会津八一死後58年、命日は12月21日。
会津八一の歌と解説(完) 2014・12・18(木)
たびびと の め に いたき まで みどり なる 解説
ついぢ の ひま の なばたけ の いろ
崩れた築地の向こうに萌え立つ緑の菜畑が見えるという。何でもない様な風景だが、歴史のある奈良であるからこそ感慨深い。築地の崩れが時を感じさせるのだ。この大好きな歌を解説した2002年5月18日が始まりで、それから886首完成に12年半かかった。詩心も乏しいのに、思いつきでいい加減にはじめたがここまで来れたのは根気だけ。能力不足でも少しずつ実行すればなんとかなるということかな?
わたつみ の そこ ゆく うを の ひれ に さへ 解説
ひびけ この かね のり の みため に
四国の五剣山八栗寺の鐘の鐘銘として詠んだ歌、海の底を行く魚にまでこの鐘の音が仏の教えとして届けと詠う。この歌が886首目(2014年12月9日作成)最後の歌である。
終わって少し虚脱感はあるが、ほっとしている。作成に協力していただいた友人、知り合い、あるいは投稿の方に感謝している。そして、最後のお願いとして、誤りその他を見つけられたら、是非指摘して欲しいと思っている。
会津八一死後58年、命日は12月21日。