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ビルマ(ミャンマー)軍事政権に抗議を   M新聞・NKD  

2007-09-28 22:25:29 | Weblog
SURUME様  ごぶさたしてます。  

ビルマ(ミャンマー)では、ガソリンの値上げなどをきっかけに僧侶を中心とした反軍事政権デモが続いており、ネットの情報では、昨日の段階で数人の僧侶・市民が殺害され、600人以上の僧侶が逮捕・連行されたということでした。ちょうど、アムネスティから「ビルマに関するUA情報メール」が届いたので、軍事政権の最高指導者、タン・シュエ上級大将はじめ5人の幹部あてに「弾圧をやめて、民主化を図れ」という趣旨のエアメールを(コピ・ペして)投函しました。そして、夜、品川駅の山手線のホームで、大きな「カラスアゲハ」(真っ黒なアゲハ蝶)が全く場違いな感じでヒラヒラと飛んでいるのを見て、驚きました(若い駅員も、驚いていました)。その時、ふと、「この蝶は誰かの生まれ代わりか……僧侶の……か?」と、ボーッと考えていましたが、家へ帰ると、ネットに「日本人カメラマン死亡」の情報が流れていました。ビルマ、タイ、ベトナムなどの仏教国では僧侶の社会的地位が高く、市民は僧侶を尊敬しています。その僧侶が今回のデモを先導したのですが、ネットでは、行進する僧侶を一般市民が「人間の鎖」で囲んで一緒に歩く映像や、兵士に殴られて血だらけになった僧侶を両脇から支える市民の写真を見ることができます。そんな国で、昨日未明にラングーン市内のいくつかの僧院を軍隊が襲撃し、僧院を破壊して600人以上の僧侶を連行したということです(血だらけの僧院の写真もあります)。そのため、情報通は、そのことが国民の怒りに油を注ぐ形で、1988年のような大虐殺につながる恐れがあると心配しています。趣旨に賛同される方は、アムネスティのUA(Urgent Action緊急行動=差し迫った深刻な人権侵害を防ぐため、迅速に抗議の声を届ける活動)に参加してください。また、知り合いの方に、この情報を転送してください。
【蛇足ですが、ビルマについて――1960年代から軍部がクーデターによって政権を握っていた。1988年には軍事政権退陣と民主化を求める大衆運動が高揚したが、軍の弾圧で数千人の市民が虐殺され、再び軍部がクーデターで政権を掌握した。その時、軍事政権は総選挙を公約としたため、全国で数百の政党が結成される。民主化指導者アウン・サン・スー・チー女史らは国民民主連盟(NLD)を結党するが、スーチーは選挙前の1989年に自宅軟禁される。1990年5月の総選挙ではNLDと民族政党が圧勝したが、軍政は選挙結果に基づく議会招集を拒否し、民主化勢力の弾圧を強化した。スーチーは自宅軟禁の形で政治的自由を奪われている。軍事政権は国名を「ミャンマー」に、首都名を「ヤンゴン」に変えていますが、軍事政権を認めない民主勢力や、世界の各国や、ジャーナリズムは、従来からの「ビルマ」「ラングーン」を使っている】

http://www.amnesty.or.jp/

http://www.burmainfo.org/politics/88GSG_200708.html


M新聞・NKD