SURGERY NOW note
がん治療と外科手術に関する新しい情報や日常診療を通じて感じたことなどを紹介します。
 



先日、川沿いを走っている時に、ミサゴ2羽が飛んでいるのを見ました。トビにしては白いし、ノスリにしては大きかったので多分間違いないと思います。上昇気流に乗ってかなり高く上がって行きました。ミサゴは爪で魚をつかんで飛ぶといわれているので、いつかその姿を見たいと思います。



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夏の間は暑くて長距離を走ることができませんでしたが、昨日はやっと涼しくなったので外を15km走ることができました。12kmまでは1km6分台のペースで走れましたが、その後は7分以上になってしまいました。何とか20kmまでは6分台で走りたいと思います。



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2019年9月12日に第一三共のWeb セミナーで、「膵癌外科治療アップデート-併発するVTE管理を含めて-」というタイトルで講演しました。司会は船橋市立医療センター外科の貝沼修先生でした。最近の膵癌外科治療には多くの化学療法が導入されて、治療成績も大変良くなりました。血管浸潤の無い切除可能膵癌で、術後補助化学療法を6か月以上できれば5年生存率は40~50%はいきます。一方で、膵癌、化学療法、手術はいずれもVTEのハイリスクです。膵癌で術前化学療法を行って手術をすると20%にVTEが発症したとする報告もあります。今後日本でも術後のVTEには十分注意する必要があります。



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肝臓の良性腫瘍の一つに肝血管筋脂肪腫という腫瘍があります。CTやMRIなどの画像だけでは診断がつかないことが多く、確定診断には肝生検が必要となることも少なくありません。良性腫瘍ではありますが、かなり大きくなるので、外科的に切除することがあります。しかし、小さい腫瘍であれば切除しないで経過観察することもあります。



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斜陽  


太宰治の小説「斜陽」を初めて読みました。登場人物が生き生きと描かれているだけでなく、場面転換や手紙の挿入などの手法が駆使されているため、グイグイと本の中に引き込まれてしまいました。太宰治の筆力は桁違いでした。あと何冊か読みたいと思います。



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