カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの寺院】 ~ 大涅槃寺 ~(クシナガル)

2015年06月13日 22時35分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA


クシナガルでバスを降りて上記の門をくぐり商店や寺院を超えて真っ直ぐ進むと
左側にミャンマー寺の黄金のパゴダが見えてくる。
それを超えると左側に見える。
(ミャンマー寺の右側から涅槃堂の左側に抜ける裏道もある。)



 入口で名前と国籍、電話番号、入場時間などを記帳させられるが、
入場料は無料。だが・・・インドではよくある事で、
入場または退場時に金くれ攻撃にあう。
初日は判らなかったので10Rs払ったのだが、
翌日はインド人に対しては何も言ってなかったので無視した。



さて正面入口から入ると涅槃寺の前には沙羅双樹の木があり、
通路に従って進むと、大きく右側から回り込むのでかり遠回りになる。



この大涅槃堂は1876年にミャンマーの仏教徒が建てたもので、
5世紀に作られたと言う8mの涅槃仏が置かれている。

 涅槃仏は北枕で横たわっている。
北には生まれた場所ルンビニーがあるため、
故郷や両親に足を向ける事ができないと言うわけだ。



10Rsほど寄進すると仏足に触らせてくれる。写真は取り放題。

 仏陀は2本の沙羅双樹の間に横になり、
スバッダを相手に最後の説法を行った。
その後、弟子達に教義や戒律に疑問があれば聞くようにと3回尋ねられた。
3回目にアーナンダが教義に疑いを持っている者はいないこと、
今悟りを味わっていない者も教えにより必ず悟りを開くであろう事を伝えた。

仏陀の最後の言葉は「修行僧たちよ。怠ることなく修行を完成しなさい。
この世の全てのものは過ぎ去るものである。」だったそうだ。



なんとも安らかにお眠りになっているではないか。
穏やかなお顔を見ていると死が苦痛や恐怖ではないように思える。

 衣は毎日着替え、翌朝は食事が備えてあった。
ご飯、野菜、バナナ、ぶどうはまぁ解るのだが、
なぜだか・・・ビスケット

 

裏側にはニルヴァーナ・ストゥーパがある。



その裏にあるのはアヌルッダ尊者のストゥーパと伝えられている。



ミャンマー寺の右側から涅槃堂の左側に抜ける裏道から入ると、
右側にこんな鐘があるのだが説明はない。
ドイツ人が寄贈したもので毎日6時と18時の祈祷の後に鳴らされるらしい。



ネパールへの義援金はこちらへ。
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/2015_1/

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