以下は前章の続きである。
「トランプの奇跡」をなぜ報じない
バノン
2017年第4四半期の成長率は4%になる見通しだと発表されています。
トランプ氏はメディアに「経済に疎い」とさんざん攻撃されてきましたが、この結果を見てください。
株価も上かっていますが、これはトランプ氏の政策に基づくものです。
米国では4万人の雇用が実現しています。
経済的ナショナリズムとはこういうことで、これが彼の実現したかったことなのです。
安全保障においても彼は奇跡を起こしました。
ISIS(イスラム国)も完全に破壊されました。
皆さんはこのような展開をどうご覧になりますか。
これらが「トランプの奇跡」であり、彼は就任から10ヵ月でそれをやり遂げました。
この「アメリカ・ファースト」は孤立主義でもなければ米国一国主義でもありません。
大統領選とロシアとの関わりについて、モラー特別検察官は自由に動いたらいいと思いますが、魔女狩りのようなことを行うべきではないでしょう。
トランプ氏をめぐる女性問題も、すでに解決済みの問題が今なお蒸し返されています。
ホワイトハウスに対して各方面から攻撃がかけられていますが、時間と労力のムダでしょう。
トランプ大統領は主権を取り戻し、経済的にも米国を活性化させ、国の安全保障も取り戻しました。
これは前例のない功績だと思います。
ニューヨーク・タイムスやワシントン・ポストの伝えていることがテレビでも繰り返され、政権は混乱しているなどと言われますが、4%の経済成長が混乱の国で可能なわけがないのです。
この稿続く。