いつぞや居酒屋店長に伝授した
「何ちゃってローストビーフ」は、開店前にせっせと作り出される。ここで一番重要なコツとなるのが、出来上がってから荒熱をとり、更に冷蔵庫で2~3時間程度寝かせる必要があるのだ。しかし、ローストビーフの大好きなお客は、仕込まれた日にやってきて、待ちきれずに「早く食べさせろ」と矢のような催促をされるので、仕方なしに出されてくると下の画像のようにシットリとはならない。ついでにタレの再利用で作った「煮たまご」も乗せてみた。
執拗なオネダリに店長は重い腰をあげ、一人前ずつに切り分け皿に盛っていくわけだが、ここで寝かす時間をとってないことになるので、お肉の塊中心まで馴染んでいないままとなって、未完成の生々しい切り口を披露することになる。下の画像は、僅かな熱の与える時間差で出来上がり方が大きく変化することもあるが、もっとも重要な
「寝かす作業」で、寝る子はシットリと育つ状態を上から順に紹介する。
■店長作の出来立てを切ったローストビーフ・・・・・
■ワシ作の出来立てを切ったローストビーフ・・・・・
■そしてワシ作の3時間寝かせたローストビーフ・・・・・
今一度・・・ローストビーフ、寝る子は育つシットリと。
■ローストビーフの材料
・牛肉のモモ肉(オーストラリア産のモモブロック肉を使用):700グラム
・タマネギ:半分程度乱切り
・ブラックペッパー:適量
(ワシの場合はブラックペッパー・塩は、やや多めに使用)
・塩:適量
※ここから下はあわせ調味料にしておくと便利。
・醤油:半カップ
・鶏がらスープ
・ミリン:大さじ3
・赤ワイン:1カップ半
・ニンニクチューブ・生姜チューブ:適量
(もちろん刻んだものでも可)
■ローストビーフの作り方
・牛肉を常温に戻しておく。
・肉塊の全体にまんべんなく、塩・ブラックペッパーをぬり付ける。(糸で縛ったら高級感を演出出来るかも)
・フライパンを熱してサラダ油を敷く。
・まずは乱切りにした玉ねぎを入れてさっと炒める。
・玉ねぎを、皿にとってフライパンにお肉とチューブの生姜・ニンニクを入れて、中火で均等に焦げ目を付ける。
・焦げ目がついたら、赤ワインを1カップ注いで、醤油・ワイン・味醂・先程の玉ねぎも加える。
・沸騰したら中火→弱火に変え、肉を5分ほど回転させながら均等に味が絡むようにする。
・火を止めたらフライパンに蓋をして新聞紙でくるんで保温しながら中でそのままお肉を冷ます。
・冷めたらタッパに移し、冷蔵庫で最低2時間は寝かす。
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今回は「CANON IXY」での撮影です。
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