■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

炎のクリエイター 撮影 & 画像補正

このブログに使用の画像は、殆んどを「iPhone15 pro」で撮り「CANON Power Shot G7XⅡ」と「CANON一眼」などの撮影機器でフォローしています。画像に補正を施せば、とっておきの一枚を奇麗にできます。 ※画像の転載・転用は禁止させて頂きます。 石山寺の秋月祭。紫式部が水面に映える十五夜の月を眺め、源氏物語の構想を練ったと伝わる。画像は後白河天皇以下歴代天皇の玉座とされた「月見亭」で、ここから眺める中秋の名月は、瀬田川の清流に映る幻想的なイメージを、近江八景の「石山の秋月」とされている。9月17日(中秋の名月)・18日(満月)には、本堂でイベントが執り行われる。

赤膚焼きで宇治抹茶 ~数少ない形見を眺めて想うこと~

2017年01月05日 23時54分36秒 | 日記
お正月のマッタリした時間に思うことは、亡き父親への想いに浸ること‥‥‥財産などの引き継ぎは受けずに、親父の趣味である茶の道での愛用品「赤膚焼き」「楽焼き」のみ相続し持ち帰ったが、資産としての価値はさほど無い。古風な想い出の品も、食器棚の最下段に陳列しておいたのだが、阪神大震災のときに、運悪くどうでも良い大ビア・ジョッキの落下で、今は三つの椀しか残っていない。





宇治茶の一番茶、とは言っても遥かに歴史のある「滋賀県の朝宮茶」であるが、形式ばらずに和菓子と共に戴くと風流なものだ。茶せんは奈良生駒の高山でこさえてもらったもので、これも名人技が光る逸品なのだが、年季の入り過ぎとなってきた。いちいちウンチクと共に茶器の逸話とかを解説するのが、親父の唯一の趣味であったので、今でも偲んでは思い出すことにしている。



戦国時代に、二度まで信長に逆らった「松永弾正久秀」は、斉藤道三・宇喜多直家と並び「戦国の三梟雄」と呼ばれた大名で、天下を狙った男でもある。一般に天下を狙ったと伝わる「伊達政宗」など、足元にも及ばない野望を持った武将だったのだ。松永公の茶器は、南蛮渡来の高価なものもあったが、信長に所有が移らないよう茶器と共に爆死した経緯がある。赤膚焼も影響を受けた茶人であったのだが、赤膚焼の開山は豊臣秀長となっている・・・と、まぁ~こんな具合だ。




‥‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥‥


ここを訪問してくださってありがとうです。
どなたさまでも、お気軽にコメント戴けると嬉しいです。
何とか自力で修理した「CANON IXY」と、「iPad-Air2」での撮影です。
日本ブログ村 こだわり料理部門、写真ブログ部門に参戦しております。
下部をポチ(クリック)して頂くと励みになります。
にほんブログ村 料理ブログ こだわり料理へ
イイネ
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする