ザ・ブログ(仮)

夫婦で日記を適当に書きます。

山陰旅行記④

2007年09月20日 22時36分44秒 | 旅行 Travel
さて旅行2日目の後半。

境港市内に入ると街灯も「目玉おやじ」風になってきて、なんとなく妖怪の色が濃くなってきます。
そして駅近くの駐車場に向かって居る途中、信号待ちで止まっていると目の前を「ねずみ男」が通り過ぎていきました。



:「平日なのにサービスいいなあ」

という感想を抱き、車は駐車場に到着。

ここからひとまず駅の方へ歩いていくと、駅の傍には観光案内所みたいなところがあり、そこで水木しげるロードのスタンプラリーをするための冊子が100円で売られていました。
しかし先を急ぐ旅なのでスタンプラリーなんかしていられない私たち夫婦は、とりあえずそこいらのチラシの裏に記念のスタンプを押す事にして、駅のスタンプ押し場に行きました。
押しているとなんか不思議なモノで、もっと押したくなってきます。
で、結局

:「100円だし、全て押せなくても記念になるから買いましょう」

ということになって、また観光案内所に引き返し、100円で冊子を購入しました。
これに水木しげるロード内に設置された妖怪のスタンプを全て押すと認定証が貰えるみたいでしたが、やはり時間が無いので無理せずに途中で引き返すつもりで出発です。


▲これは妖怪なのか?

当初の予定で、半分くらいまで押したら引き返す事にしていたのですが、ひとつまたひとつと押していく内に、だんだんと収集欲と言いますか意地になると言いますか、全部集めなくては勿体ない気持ちになってきました。
せっかく遠路はるばる来たのだから、楽しまなくては損です。


▲目玉の回る噴水

結局当初の計画から大きく外れ、全てのスタンプを集めて認定証を貰いました。
平日ながら境港の街は賑わっており、観光に成功している印象を受けました。
ついでに駅の観光案内所近くで海鮮丼を食べましたが、これもまた新鮮でボリュームがあり最高

満足して境港を後にすると、この次はひたすら鳥取砂丘を目指して走ります。
途中は結構距離がありましたが、バイパスなども多少整備されつつあって時間も短縮できました。
そして砂丘に到着。
一面砂ばかりでラクダも居ますが暑いし特に面白くもなく。



駐車場代金をけっこう払ったのに、30分足らずで出発しました。
世界では砂漠化が深刻な問題になっているなか、ここは緑化が進みつつあって大変なようですね。
観光資源が無くなってしまうのは良くないと思いますので、是非鳥取砂丘は砂漠化が進行して欲しい。

さて鳥取を出て日本海側を行くと兵庫県に入ります。
この辺りから海岸は険しい断崖が多くなり、道も高低やカーブの激しいものになってきます。

そんな途中にあるのが山陰本線の「余部鉄橋」。
ここは以前に一人旅で訪れていますが、それから早6年経ちます。
架け替えの話もあったようですが、果たしてどうなっているか?



というわけでまだ当時の姿をとどめておりました。
しかし架け替え工事は始まっているらしく、この姿を拝めるのもあと僅かなようです。
もうしばらくはこんな遠くには来れないので、最後の見納めになると思うと少しばかり寂しい気持ちもありますが、時代の流れは仕方がないのでしょうね。
ついでに餘部駅にも登ろうかと思いましたが、さすがに体力と時間が無くて断念。

あとは本日の宿泊地、城崎温泉を目指すだけです。
城崎温泉は初めてなので、どんな鄙びた温泉街かもしれないと少々の不安がありましたが、着いてビックリ。
けっこうな賑わいがあって、かつ情緒もある良い雰囲気の温泉街です。
ここの宿に到着して、取り敢えずは一休み。

(つづく)

次回やっと最終回!

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