テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事74~4月25日までの1週間の陽性率は6.0%(前週5.8%)と微増、先週も予想よりも低く推移しました。

2021年04月27日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事74~

4月25日までの1週間の陽性率は6.0%(前週5.8%)と微増、先週も予想よりも低く推移しました、

この陽性率から云えることは2つ、

① PCR検査体制はまだ機能している
② 全国的には感染拡大が続伸中
 (大阪府が横ばいなので他に地域で感染が拡大している)

◆PCR検査体制はまだ機能している:陽性率と検査数の推移

感染が再拡大し始めた3月21日までの週から先週までの陽性率と検査数の推移

                陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除

3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人

この3週間、陽性率は5.4%⇒5.8%⇒6.0%と微増を続けています、

それに比して、感染者数は20536人⇒26426人(129%)⇒32585人(123%)と大幅増

感染は一定のスピードで拡大を続けていますが、

直近2週間はしっかり検査がされているので陽性率は微増にとどまっている、という状況です

◆大阪府の感染者数は高止まり、続伸せず

国内全体では感染者数が3万人越えとなり、第3波のピーク(2021年1月中旬)に近づいてきています、

しかし、英国株が暴れ回った大阪府の感染者数はこの2週間(高い値で)横ばい

大阪府の日別感染者数はこちら ⇒

感染者数1日当り@1200人くらいがピークだった可能性があります、
(後述、まだピークアウトはしていない模様です)

やはり、先週も書いた『東アジアの感染ピークはなぜか欧米に比すると低い』ことが浮かんできます、

欧米の感染ピークはこんなモノではありません、

詳細はやはり先週のコロナ73参照 ⇒

◆首都圏他はこれから感染拡大期に入ります

それでも、全国の感染者数が120%以上のスピードで増加中

間違いなく東京などを中心とした大都市圏で、今後感染拡大(英国株中心)が予想されます、

今回の3回目の緊急事態宣言は、

“大阪府に関しては遅きに失した”感がありますが、

英国株大暴れに地域によりタイムラグがあったお陰で、

“首都圏や他の都市部には有効な施策”と云えると考えます、

◆噛み合っていない政府の対応と国民の意識

それでも、専門家の施策内容には疑義有り、菅さんに説得力がなく、

3回目と云うことで国民のモチベーションも上がらない、という状態、

どうも、3者が上手く噛み合っていません

詳細は後述

◆速報、昨日4月26日(月)の状況

残念ながら26日(月)の感染者数は、

大阪(924人)・兵庫(310人)と月曜では過去最多、京都(119人)も過去2番目の多さ、

“ピークを越えて減少に転ずる”という希望的観測は成りませんでした

東京も前週の月曜日を上回っており、“変異株の爆発前夜”という状況に変りはありません、

人手はというと、、、

東京駅周辺では前週とあまり変わらず、1年前の緊急事態宣言時と比べると39%増!の人手、

3回目の緊急事態宣言の実効性が薄いことが分かりました、

上手く噛み合っていない政府と国民、、、こんなことで大丈夫か?

(各日までの1週間の平均陽性率) ※2020年8月以前は割愛しました
     陽性率     検査数  陽性者数
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日 5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日 6.0% 539640 32585人
※厚労省発表日報から集計 各日正午までの集計

厚労省に 喝!!

ここで厚労省に喝!!です、

上記の週別陽性率は『厚生労働省HPの新型コロナウイルス感染症について』ページの日報から数字を採取して計算しているのですが、

先週の記載に明らかな間違いがあります、

少なくともこの記事を書いている2021年4月26日時点では以下の記載ミスが放置されています、
※4月27日(火)朝の段階で修正改善が完了していました

【厚労省HPの記載ミス】

2021年4月20日のページに,誤って4月21日の日報が貼り付けられていました
 したがって、4月20日の詳細数字が閲覧できません

陽性率は週単位(7日間合計)で計算しているので,算出できましたが、、、

人為的ミスは必ず起こるので仕方ないのですが、

問題は、それを少なくとも5日間程度放置していたことです、

誰も気づいていないのか?

こんなミスを日々チェックする体制がない組織は全然ダメです、

普通の高度で健全な組織なら、こういう公表HPの数字の誤りについては迅速なチェック機能が働くはずです、

担当セクション(者)は忙しいのでしょうが、、、

やはり、この国の行政組織はすでに相当時代遅れになっているように感じました、

優秀な人材を潰していく時代遅れの組織、

厚生労働省に喝!!

至急、訂正して下さいませ、※修正改善されました

上手く噛み合っていない専門家の考えと国民の意識、そのズレを上手に繋ぐのが仕事のはずの菅さん

3回目の緊急事態宣言はこれまでのクラスター対策(飲食店規制)から“人流を総体で止める”戦略へ移行しています、

そのため、飲食店への休業はもちろん、テーマパークやスポーツクラブにも休業要請、

これまでクラスターが発生していないと考えられる、デパート、地下街、映画館、美術館、水族館動物園などにも休業要請、

スポーツイベントも無観客での開催を要請、

たしかに“すべての人流を止める”のは効果的です、

専門家の意見としては正論でしょう、

しかし、飲食店への規制に比べると効果はどうしても薄くなります

もともとクラスター発生が少ないのだから効果は効率的ではないのは仕方ない、

それでも、吉村さんや専門家はこれが最善と考えられたのでしょう

疫病学者としては、しっかり突き詰めて考えられた結果だと思います、

でも、ヒトの生活はそんなに簡単に割り切れないし、変えられない、

3回目の今回、繁華街への人出は(前述の通り)1年前の緊急事態時ほど減っていません、

専門家の正論と、国民の意識が残念ながら上手く噛み合っていないのです、

国民の側には、これくらいは大丈夫だろうという慣れもあります、

仕事だから仕方ない、という気持ちも強い、

このままじゃ店が潰れちゃうと!と切実な叫びも聞こえます、

3回目で、またかというため息も出ます、

そしてリスクは低いはずの、スポーツ観戦や映画鑑賞まで止められて、どうも釈然としない息苦しさを感じています

そんな国民の意識と専門家の提言のズレ・乖離を上手く繋ぎ、

国民の感染防止のモチベーションを上げるのがお仕事のはずの、

菅さんのメッセージには、、、

残念ながら感動も説得力もない

ま、もう良いじゃない、無理だよね、いつまでもこんな生活、

菅さんの云うこと,小池さんの云うこと、もう聞かなくても大丈夫でしょう、

そんな気持ちが絡み合って,残念ながら実効性が弱い3回目の緊急事態宣言となっています、

17日間と短い規制で実効性がどこまであるのか?

大阪府は『なぜか低い東アジアの感染ピーク』+『緊急事態宣言』により、ピークアウトするかもしれません、
(希望的観測ですが、、、26日(月)の状況を見る限りピークアウトはしていません)

でも、その後を追う首都圏や他の都市圏の英国株爆発を防ぎきれるのか

疑問です、分かりません、予測不能、

効果が出なかった場合、緊急事態宣言が延長される可能性が高いと考えます、

大阪府解除、首都圏延長、そんなシナリオが浮かびます、

まだ続く息苦しい生活、

継続の場合でも、国民のストレスを考えると、

感染リスクが低いスポーツ観戦や映画館・美術館などの規制解除はした方が良いと、個人的には考えています、

どこかでガス抜きしないとヒトは生きていけないのです、

納得・賛同できないままの緊急事態宣言延長は効率的ではない、

最後はヒトのモラルがモノを云うと思います、

絶対権力的な行使を嫌う日本人、

ならば、適度な逃げ道を作りながら個々のモラルに期待しても良いかな、

そのモラルのレベルを上げるのはリーダーの立ち振る舞いです、

リーダーの強い感動的なメッセージが必要です、

◆ワクチン接種が本格化?でも、国の怠慢で自治体が混乱

徐々に本格化してきたワクチン接種、

2021年4月22日(木)現在、医療従事者に約247万回、高齢者に5万回接種されました、

なんともすくない!!(首相官邸HPから)

そして、、、ワクチン接種率はOECD加盟国で最下位となってしまいました、

これは、、、やはり政府の失政と云われても仕方なし、

政府が宣言していた“オリンピックまでに高齢者の接種を終える”という目標は、

いつのまにか“高齢者へは7月末までに接種を完了する”に変化、
(菅さんの発言)

先週も書きましたが、あと90日くらいで50歳以上の高齢者6000万人に接種をする、ということは、、、

いや、あの、

最近はこの高齢者のレベルを引き上げたようで、65歳以上3600万人に減っています、
(なんか、また誤魔化された感じ)

ので,計算をやり直すと、

1日辺り約40万人×2回=80万回の接種が必要です、

こんな国家的大事業を国は自治体に丸投げしました、

で、各地の自治体で高齢者への接種を巡り混乱が発生

先着順の申し込みを受け付けた自治体では電話が繋がらない、ネットシステムのダウンなど

冷静に考えれば回避できた混乱が多数発生、

なぜ、イベントの専門家と一緒にプランニングしないんだろうか?

対象者の数%分しかワクチンが無いのに先着順、それも窓口でも電話でも、って、、、あり得ません、

もちろん、ワクチンの絶対数が足らないから起こった混乱ではありますが、

接種の順番や希望者募集から接種までの、

明確な指針ガイドラインを示さずに自治体任せにした国の責任も大きいと考えます、

責任が大きいというか、、、

国の行政組織の無能振りを露呈、という感じですが、

自治体もノウハウがないなら外部から専門家を呼ぶなり

他の自治体のやり方を研究するなり、

努力できることはいろいろあると思うのですが、、、

この国の行政組織の未熟さよ、、、

◆やっと重い腰を上げた政府、東京と大阪に大型接種会場を作ります

政府がやっと重い腰を上げました、

東京と大阪に大規模な接種会場を国が開設し、

自衛隊の協力で5月中にでも運営を始めるとのこと、

やっとです、やっと、

上にも書きましたが、ワクチン接種数は膨大な数、

これをなんの戦略の無しにワクチンを自治体に配布するだけで、

後はヨロシク、というのはいくらなんでも酷すぎます、

とくに大都市圏では、とにかく効率的に“接種回数をこなす”必要があります

大型仮設会場なら自衛隊の野戦病院のノウハウも活きるような気がします、

こういうことが国の仕事ですよね、

ホントに小さな自治体は小回りも利くし、一人ひとりに目配りもできるでしょうが、

地方の中都市くらいまでは、今後も国と自治体の連携による効率的な接種が必要になると思います、

◆第5波も来ます!

第4波が収まっても第5波が来る可能性が高いです、

それを止めるには1日でも早いワクチン接種率の向上が望まれます、

もう、書くのもむなしいですが、、、

五輪に投入するヒト・モノ・カネ・ジカンをワクチン接種に回せば、

それなりの効果が出ると思えてなりません、

がんばれ!ニッポン!


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事73~4月18日までの1週間の陽性率は5.8%(前週5.3%)と微増、予想よりも低く推移。

2021年04月20日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事73~

4月18日までの1週間の陽性率は5.8%(前週5.3%)と微増、予想よりも低く推移、

ひょっとすると6%台を越えて7%台に突入するかと心配していた陽性率

先週は微増の5.8%となりました、

評価すべきは検査数が大幅に増えたこと

(検査数)
先々週 381306回 ⇒ 先週 456329回
(新規陽性者)
先々週 20536人 ⇒ 先週 26426人
(陽性率)
先々週 5.3% ⇒ 先週 5.8%

検査数が大幅に増えたので、陽性率が飛び跳ねることがなかった、と見ます、

新規陽性者も陽性率も上がっているので、感染拡大は続いていますが、

そのスピードは、予想よりは鈍ったような印象です、

先週の状態は、2021年1月31日までの週とほぼ同じスペックです、

(~1月31日) 5.7%  454648 26081人
(~4月18日) 5.8%  456329 26426人

1月31日までの週は第3波の終息期、

第3波のピークが過ぎて、検査態勢にも余裕が有り、しっかり新規陽性者を捕まえていた時期と思われます、

先週の記事で書いたように、先々週までは検査数が思うように伸びず、

検査態勢が追いついていないのではないか?と心配しましたが、

先週の検査数を見て少し安心、検査態勢は一応コントロールされているようです、

この状態であれば、ある程度の精度でクラスターが追えている、と考えます、

◆第4波のピークを低く抑えるには?

大阪府の第4波は第3波を大きく上回る規模になってしまいましたが、

日本全体で見ると、まだ壊滅的な状態には至っていない、

第4波のピークを低く抑えられる可能性が、今ならある、そんな状況です、

首都圏他の都市部を中心に今後変異株が大暴れすることは容易に想像できます、

今こそ、先手を打って首都圏他での第4波のピークを低く抑える施策が寛容です、

緊急事態宣言発出も効果的かもしれませんが、

宣言だけでは効果が無い、実質的にどのような規制を掛けるのか

飲食店への休業要請が検討されているようです、

たしかに効果的だと考えますが、経済的支援との見合いです、

規制だけでは片手落ちでしょう、

難しい局面です、

(各日までの1週間の平均陽性率) ※8月以前は割愛しました
       陽性率     検査数  陽性者数
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請検討
※厚労省発表日報から集計 各日正午までの集計

◆大阪府の第4波ピークはいつか?

変異株が大暴れし、未体験ゾーンに入ってしまった大阪府、

4月13日(火)に初めて新規感染者数が1000人を越えて(1099人)から

18日(日)の1220人まで6日間連続で1000人を越え高原状に推移しています

19日(月)も月曜日としては過去最高の719人、

残念ながら減少に転じているとは云えません

しかし、先週“淡い希望”として書いたように、大阪府の感染ピークが先週なのかも?

個人的にはまだ淡い期待を持っています、

1年ほど前に良く書いていた事象=

『東アジアの感染ピークはなぜか欧米に比すると低い』という事象があるからです、

変異株のお陰で第3波より凶暴化しているCOVID-19ですが、

それにしても、現状は欧米に比してピークが低いのは確かなこと、

感染対策の基本動作などが徹底されれば、ある程度ピークを低く抑えることが可能ではないか?

大阪府のピークは先週~今週くらいで、来週からは減少に転じるのではないか?

と、今週も“淡い期待を込めた予想”として書いておきます、

◆久しぶりに再掲 『欧米に比して、なぜか東アジアでの感染ピークは低い』件

(コロナのこと53 2020年11月30日の記事より転載)
独酌酔言で何度も書いている、

『欧米に比して、なぜか東アジアでの感染ピークは低い』件についてのメモ、

今回も再掲しておきます、

① 初期の“クラスター潰し”戦略が功を奏した(初期の押さえ込みに貢献)
② 日本の高い衛生習慣(手洗い・マスク着用などの習慣)
③ 日本の距離のある社会習慣(握手・ハグはほとんどしない+靴を脱いで家に上る)
※36で追記 ⇒ トイレが清潔
④ BCG接種のラッキーパンチ(未だエビデンスなし)
※23で追記 ⇒ 山中教授も未だ注目
⑤ 外出自粛3密回避・都市間移動制限などの効果(絶対的効果も、実情は心もとない)
※23で追記 ⇒ 自粛なのに日本人はよく頑張りました、一部解除以降は緩んでいますが
⑥アジア人はコロナウイルス(SARS-Cov-2)に対するなんらかの免疫があるかもしれない
※37で追記 ⇒ 交差免疫の存在 東アジア人には過去の風邪体験などからCOVID-19への何らかの免疫が存在する?

今見ると、①とか⑤は本質的には関係なかったようですが、他はまだ可能性があります、

とくに確度が高くなっているのが⑥の交差免疫説です、

もともとコロナウイルスは風邪を引き起こすウイルス(今回のCOVID-19は新型!)、

東アジアの国々では中国由来のコロナウイルスに感染してきたことでの(ある程度の)免疫があるのではないか?という説です、

そうであったらありがたいことです、

あ、それと基本動作の②とか③はやはり今も重要です、これは変わりなし、

◆決め手はやはりワクチンか?

今後のCOVID-19の出方(変異などの仕方)にもよるので、

絶対的な最終決着でない可能性もありますが、

現状ではワクチン接種が進むと、感染リスクは減少することがある程度確認されてきています、

人口の半分がワクチン接種を終えたイスラエルでは、2021年4月18日から屋外でのマスク着用義務が解除されました、

一時、1日@1万人を越えていた新規感染者数が、このところは200人程度の日もあるそうです、

うん、当面はやはりワクチン接種が一番効果的なようです、

◆始まった国内でのワクチン接種、まずは高齢者から

先行して医療関係者からスタートした日本国内のワクチン接種、

やっと一般への接種が高齢者からスタートしました、

しかし、我が政府はワクチンを買い付けるだけで、

接種実施に対する知見・戦略を一切示さずに自治体へ丸投げ

そのため、自治体では疲弊と混乱が生じています、

また、ワクチン提供の数量・時期などが不明瞭なため、

効率的に接種が進んでいるとは云えない状況です、

2021年4月9日現在で、国内のコロナワクチン接種回数は約160万回(あくまで回数)、

2回接種なので、単純に計算すると80万人くらいが接種完了したことになります、

これはまだ人口の1%にも満たない数字です、

4月に入っての1日辺りの接種回数は多い日で10万回

このペースで打ち続けても、全国民に2回接種するには2000日程度掛ります、

ま、そんなのんびりとした進捗はあり得ませんが、

政府が宣言していたオリンピックまでに高齢者の接種を終える、

つまり、あと90日くらいで6000万人以上の接種をする、ということは、、、

1日辺り約70万人=140万回の接種が必要です、

現状の14倍のスピードが求められる訳です、

こんな国家的大事業、これを自治体に丸投げした政府の責任は大きいと考えます、

◆ファイザー社のワクチンは3回目も必要?そして、毎年接種へ

日本で使用されているファイザー社のワクチンについて、

当のファイザー社CEOから以下のような発言が、

「考えられるシナリオとして、6~12か月以内に3回目の接種が必要となり、その後は年1回の再接種が必要になる可能性が高い。それを確認する必要がある」

インフルエンザワクチンも毎年接種(それも流行のタイプを予測して)しているのですから、驚くことはないですが、

にしても、これからコロナとの闘いは中期的に続くという可能性がある、ということです、

うむ~~、

◆クラスターの多様化、部活動でのクラスターが気になります

クラスターはやはり医療施設・高齢者施設と多人数の宴会で発生しています、

とくにこれだけ云われているのに多人数で宴会をしてクラスターを作るのは、やはりアウトですね、

でも、第4波では変異株の感染力の影響で、クラスターの多様化が起こっています

その中でも気になるのは学校でのクラスター発生

部活動、とくに体育系部活動でのクラスター発生が顕著です、

そのため、部活動の中止、すべての授業のオンライン化(大阪市)などが検討されています、

1年前、非常事態宣言で一斉休校となり、家庭は大混乱しました、な

共働き、一人親家庭で子供が自宅にずっと居るというのは致命的な打撃
(へんな話に聞こえますが、これが日本の実態、貧困率の問題でもある)

う~ん、どうなんだろう?

休校の必要性・効果についてはもう少し検討が必要なような気がします、

◆さて?スポーツイベントの入場者規制は?

そうなってくると、現在ある程度の人数の入場を認めているスポーツイベントも影響が出てくるかもしれません、

早々にプロ野球やJリーグは無観客回避を宣言しましたが、決めるのは自治体、つまり政府の指導、

確かにスポーツ観戦でのクラスター発生はこれまで確認されていません

これもまた一律自粛というのもどうかな?と感じます、

効果を見極めての明確な指針を政府が出す必要があります、

しかし、あまり感染状況が酷くなると野球やサッカーの試合も出来なくなるかもしれません

16年振りの春の珍事、開幕猛ダッシュ中の阪神タイガース、

でも、途中でリーグ戦中止!!なんていうことになると、

今のタイガースの好成績も幻になるかもしれません、

それは悲しいかも、、、

阪神タイガースのためにも、

政府にはもう一踏ん張りを期待します!!^^)


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事72~4月11日までの1週間の陽性率は5.4%(前週4.1%)と予想範囲内ですが続伸。

2021年04月13日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事72~

4月11日までの1週間の陽性率は5.4%(前週4.1%)と予想範囲内の伸び

残念ながら先週の予測が当たりました、陽性率は5.4%、

第4波は佳境です、が、、、

ひょっとすると大阪のピークは過ぎたかも!!??(淡い期待)

◆検査数は横ばい、新規感染者数は増加で、陽性率は1ポイント以上上昇

4つケースのうちのcase①

陽性者数が増え(2週前から倍増)、

検査数が横ばいなので陽性率は上昇、という状態です、

第4波の中で確実に感染拡大が進んでいる、

と云うことで良いと思います、

来週、陽性率7%台なら第3波と同じような拡大スピードとなります、

第4波に突入しているのは、これはもう誰の目にも明らか、

ここで一つ、他に心配なことがあります、

◆PCR検査数はなぜ増えない!!

この1ヶ月間、PCR検査数は週に35000~38000で横ばい、

なので、陽性率は上がるのは当たり前、

心配なのは、、、なぜ?検査数は増えてこない?、、、

政府も自治体も『感染を初期に発見する』ために『検査数を増やす』と云ってきました、

ならば、

この感染拡大の状況なら、本来検査数はもっと増えるべきと感じますが、

検査数は一向に増えない、、、

これはなぜでしょう?

ワタシはこの状態を判断する情報を持ち合わせていません、

考えられる可能性は、、、

① 検査体制が限界に来ている?クラスター発生に追いついていない
  (いや、週5万回以上検査の実績もあるので、まだまだ出来るはず!)
② 逆に、クラスターをしっかり追えているので増やす必要がない
  (これはない!なぜなら陽性率が上がっているのだから、追い切れてない可能性が高い)
③ ワクチン接種に人出を取られ(注目もそちらへ流れている)、検査態勢が脆弱化している
④ すでに検査数を増やして初期段階で感染拡大を封じ込める戦略は放棄された?

う~ん、どうも後手後手、目先の対応に追われて居るような気がします、

何度でも書きますが、

政府の一貫した無戦略状態がここでも露呈しているような気がします、

『出来ることは何でもやる』と菅さんはおっしゃいますが、、、

(各日までの1週間の平均陽性率) ※8月以前は割愛しました
        陽性率     検査数  陽性者数
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人

※厚労省発表日報から集計 各日正午までの集計

◆大阪の感染者数の推移、ピークアウトへの期待

大阪の新規感染者数の推移を見ると、

この1カ月は劇的な増加でした、

これは、感染力が強いと云われている英国型の変異株が大暴れした結果です、

まだまだ感染者数は増加傾向ですが、

「まん延防止等重点措置」が発出され、

夜の街はあきらかに人出が減ったようです、

なんとか、今週は減少に転じるのではないかと期待しています、

一つの理由は、

今週の陽性率の上昇幅が予想範囲内だったからです、

先週、6%台に乗ったりするようだと、

そのスピードは第3波を遙かに超え、

その規模は今以上に大きな流行になる可能性がありましたが、

検査数が横ばいで、この陽性率、

思ったほどの爆発ではありませんでした、

なんとか、この状態でピークアウトできないものか、と期待しています、

◆予想以上だった変異株の感染力

ウイルスの変異自体は常時怒っていることなので、

必要以上に怖れる必要はない、と書いてきましたが、

英国型の感染力は予想以上でした、

見くびっていました、反省

兵庫県では変異株の割合が一時90%超に

変異株の感染力の強さが第4波を早めたと云えると思います、

◆ワクチンの効果が減衰するかもしれない!?

感染力の強さに加え、気になるのが“ワクチンの効果への影響”です、

ワクチンの効果が減衰する??

これについてはまだ確定的な情報はないので、

これまた、過度に敏感になる必要は(現状では)ありませんが、

日本のPMDA(医薬品医療機器総合機構)はこれについても情報収集を始めています、

また、従来ワクチンの変異株対応改良型についても、

国内での臨床実験を不要とするなど、柔軟に対応するようです、

COVID-19の変異はスピーディで機能的です、

ヒトの対応もスピーディでなければなりません、

トピックを2つ、、、

◆ワクチン接種後に感染!!初の確認

国内で、ファイザー社のワクチンを2回接種した後での感染が確認されました、

ワクチンも無敵ではない、

臨床試験段階でもこの事象は確認されていたので、

過度に反応する必要はありません、

が、やはりちょっと残念、

ワクチン接種後も、感染拡大期ではコロナ仕様の生活が続くということです、

◆COVID-19は忖度しない!?

厚生労働省の職員20数人が深夜に及ぶ会食をした件、

担当が違うとはいえ、自覚の無さに驚きましたが、

このグループから続々感染者が発生、クラスター化しています

なんとまあ、、、

しかし、考えてみたら当たり前です、

役人は政治家に忖度するかもしれませんが、

COVID-19は冷静で機能的で機動的です、

役人だからといって忖度したりはしません

さて、これからの展開は・・・

◆アストラゼネカのワクチンを巡って右往左往、さて日本政府の対応は?

接種後に希に血栓が確認されているアストラゼネカのワクチン

この血栓はEMA(ヨーロッパ医薬品庁)により、接種の副反応と位置付けられており、

アストラゼネカ社もこれを容認、

今後、データ収集を続けていきます、

WHOはリスクよりもメリットが大きいとして、

アストラゼネカ社のワクチンの接種を引き続き推奨、

高齢者に副反応が少ないことから、

イタリアなどでは高齢者に限って接種するとしています、

日本国内でも接種するこのワクチン

いろいろな事象が多発すると予想します、

その時、一時の感情論や悲観論でワクチン接種の是非が語られることのないようにしたいものです、

あくまで冷静に、科学的に、そしてスピーディに対応する

COVID-19に負けないように

日本政府にこれが出来ますか?

期待しています、

 

 

 


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事71~4月4日までの1週間の陽性率は4.1%(前週3.0%)と続伸!第4波はすでに始まっています!!

2021年04月06日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事71~

4月4日までの1週間の陽性率は4.1%(前週3.0%)と続伸!

第4波はすでに始まっています!!

◆検査数は微増も、陽性率は続伸、1ポイント上昇

確実に感染拡大のピッチは上がっています、

先週示した4つケースのうちのcase①、

陽性者数が増え、陽性率も上昇、という状態です、

陽性者数と陽性率のcaseのおさらい

(case①) 陽性者数が増え、陽性率も上昇なら

これは確実に第4波に突入したという証だと考えます、

検査数が大幅に減ることは想定しにくいので、

どんどん検査をしたら、どんどん陽性者が見つかる!

そんな状況になっていると云うことです、

(case②) 陽性者数が増え、陽性率が下降なら

これは、検査が充分な数だけ行なわれているが、、、

感染拡大は確実に進行している、という意味になります、

(case③) 陽性者は横ばい(もしくは減少)、陽性率は上昇したら

この状況も危険です!!

これは検査数が感染拡大に追いついていないことを示しています、

つまり、捕まえ切れていない陽性者がいることを示しています、

すぐにcase①に転じると予測されます、

(case④) 陽性者が減少、陽性率も下降なら

これは感染拡大に一定の抑制が効いている、と観ることもできます、

◆大阪の感染拡大状況からの来週の陽性率予測

大阪の感染再拡大グラフ、

なんとも綺麗な相似的曲線を描いて急上昇しています、

感染減少のスピードと同じスピードで再拡大するとすれば、

今週末、4月11日までの陽性率は5%台に乗ります

それ以上の陽性率なら、第4波の感染拡大スピードは第3波を上回る、という信号になります、

(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日  4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用

※厚労省発表日報から集計 各日正午までの集計

第4波が来ることは分かっていました、

でも、第3波とは違うところもあるのかもしれません、

その特徴をいくつか挙げてみると、

◆クラスターが多様化

クラスターの発生が感染拡大の大きな要因であることは間違いありません、

如何にクラスタ発生を防ぐか?

如何に素早く濃厚接触者を隔離できるか?

これが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の具体的なアクションになっています、

飲食店の営業規制、イベントの入場規制、

ところが新しい場所やシチュエーションでのクラスターの発生が増加中です

COVID-19も多様性を尊重しているようです、

毎日新聞4月6日朝刊記事 ⇒

この記事では従来のクラスター発生源である飲食店での飲み会、病院、高齢者施設に加え、

昼間のカラオケ、不動産会社、物販イベントなどでのクラスター発生が確認されている、と報じています、

なるほど、人と人との接触がじんわりと拡がってきたこの時期、
(季節要因と慣れによる緩み)

いろんな場所で感染するリスクが高まって来ている、ということですね、

◆もう一つは変異ウイルスの影響

もうひとつ、変異ウイルスの影響も無視できなくなってきました、

英国型(N501Y)は従来より感染力が強いと言われていました、

大阪や兵庫の感染拡大がこの英国株によるものである可能性が高くなってきたので、

やはり、“英国型は従来型(欧州型)より感染力が強い”ことは事実かもしれません、

変異自体はこれからも継続的に起こるので、

変異自体を過度に怖れることは避けたいですが、

感染力が強いとなると、これは由々しき事態です、

南アフリカ由来の型(E484K)に似ている日本国内の変異株は、ワクチン効果を減少させるかもしれない、

という不穏なニュースも流れました、

これも、少し心配、

◆結局、決め手は無い

結局、これまでの緊急事態宣言や、ん延防止等重点措置のアクションでは、

COVID-19の感染拡大を抑えきれない、、、

ということは、だいぶハッキリと分かってきました、

無力感が漂います、

かといって、

中国の都市封鎖や、欧州各国の強力な外出禁止・学校休校などの強硬策は

いまのところ日本政府の視野に入っていません

ワクチン接種もとても間に合いません、

このまま、第4波の大きな感染拡大を甘受しなければならないのか?

とにかく、各人が自分を守る、

マスク着用、手指の消毒、密の回避、呑み会の回避、テレワークの推進

出来ることはこれくらいしか無いのかな、、、

個人的には一人呑みは継続中です、

これもそのうちNGになるのかな、、、