テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事89~全国の陽性率は7.0%!東京都も感染予想ピークに到達、高齢者ワクチン接種は5341万回、国産治療薬2社目が治験開始!

2021年07月27日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事89~

全国の陽性率は7.0%!!あっという間にピークに到達、東京都も感染予想ピークに到達、高齢者ワクチン接種は5341万回、国産治療薬2社目が治験開始!!


【今週のまとめ】

陽性率が7.0%に跳ね上がりました(前週4.1%)、

これは第4波のピークに匹敵する数字です、

第4波の大阪府の感染ピークからはじき出した東京都の感染ピーク予測は1953人

7月22日(木)に1979人とピークを記録、今後の動向注視、

東京の前週を上回る感染者連続記録は7月24日(土)に途切れましたが、これは踊り場、こんごまだ増加します、今週注視、

五輪開催時期にピタリと符合した不運、

高齢者へのワクチン接種は約5341万回、感染率からワクチンの効果は出てきていると確認、、、

朗報、国産治療薬、2社目が治験を開始

◆陽性率は正直です、先週の陽性率7.0%

先週の陽性率が7.0%といきなりピークに達しました、

これは5月の第4波のピーク時に並ぶ数字です、

内容的には新規感染者が急増、なのに、検査数がガクッと減りました、

そのため、陽性率が跳ね上がったわけですが、

この時期に検査数が減るのはおかしい

感染拡大期ですからどんどん検査をしなければいけない時期のはず、

五輪開催が関係しているのでしょうか?不明です、、、

そういうと、ワクチン接種も先週は少なかったような、、、

五輪と重なるピークの不運

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日    5.5%  659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753   13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日  4.1% 474414  19742人  
7月25日   7.0%   386623  27234人 ※東京五輪開幕
(厚労省HP日報から算出)

◆東京の新規委感染者数が予想ピークに達しました

第4波の大阪の感染状況から独酌酔言的に予測した感染ピーク(1日@10万人当り14人程度)、

東京都に当てはめると、1日@1953人と予測していましたが、

7月22日(木)にあっさり1979人と予測と同レベルの新規感染者を記録

五輪開催と重なり第4波を越える流行の可能性が指摘されているので、

ピークはこれから来るのかも、、、

今週の動向を注視したいです、、

前週同曜日を上回り続けてきた東京、7月24日(土)にこの記録が途切れました、

しかし、これは減少へのターニングポイントではなく踊り場

その後はまた増加に転じていますので、今週が分水嶺、

何処まで感染が拡大するのか注視します、

直近の東京の新規感染者数(NHK集計)

7月
1日(木) 673人 前週を上回る
2日(金) 660人 同
3日(土) 716人 同
4日(日) 518人 同
~12日(月) 22日連続で前週を上回る
~19日(月) 29日連続で前週を上回る
 24日(土) 記録中断も増加は続いています

◆全国的に拡大傾向です

東京周辺の3県もピークに向かって増加中と考えます、

神奈川県の現状、

まだまだ予想感染ピークとの開きがあります、

現状(感染拡大期)では、これは安心材料ではなく不安材料です、

つまり、ピークまでに余裕があるので、

あっという間に新規感染者数が数倍に増える危険性があると云うことです、

千葉、埼玉も同様、とくに千葉は月曜日にバクハツしています、

大阪も増加スピードこそ遅いですが、同様に再拡大期を向かえています、

さらに先週まで解除の目安人数(1日10万人当り2人程度)を下回っていた愛知と広島も解除目安に接近してきました、

要注意です、

先週の各エリアの状況(解除の目安人数)、

            人口      解除の目安 先週の最大値
東京都 1395万人 279人 1979人(7/22) 
神奈川県 906万人  181人 652人(7/23)
大阪府  885万人    177人    491人(7/21) 
愛知県  752万人 150人  146人(7/22)    
福岡県  513万人 103人  94人(7/22) 
北海道  527万人 105人  140人(7/22) 
広島県  284万人  57人   46人(7/21) 
岡山県  188万人     38人   33人(7/21.22) 
沖縄県  146万人  29人   209人(7/25)



◆高齢者のワクチン接種は5341万回、一定の効果が出ています

7月26日(月)までのワクチン接種高齢者の総回数は約5341万回(前週4951万回)程度、

1週間の高齢者接種回数は約390万回(前週596万回)と接収スピードは鈍化

これも五輪開催と関係しているのか?

ま、もともとワクチン配布が滞っていた時期なのでそのせいか?

さらにワクチン接種忌避者の壁も大きくなってきています、

       高齢者の累計回数 この1週間の回数
5月10日  約42万回
5月16日  約 98万回    56万回
5月23日  約234万回  136万回
5月30日  約498万回  264万回
6月6日         約900万回  402万回
6月13日  約1520万回  620万回 
6月20日  約2180万回  660万回
6月27日  約2805万回  625万回
7月 4日      約3539万回 734万回
7月12日  約4355万回 816万回 ※ここだけ8日間集計
7月19日  約4951万回 596万回
7月26日  約5341万回 390万回
(首相官邸HP発表数字)

7月末まであと6日、

菅さんの公約=7月末までに高齢者3600万人の接種完了は無理としても、

高齢者の80%程度は接種完了となりそうです、

この効果はあきらかに出ているようです、

直近の年齢別感染状況を観ると60歳代以上の感染はあきらかに減ってきています、

現在は20代~40代の働き盛りが感染のコア

とくに20台の増加傾向が顕著です、

高齢者接種から若年層への一般接種へと拡大しての感染予防、

これが2021年のCOVID-19との闘いの焦点です、

ワクチン接種忌避者が多い若年層への接種啓蒙・促進策がこれからの重要な政策のひとつです、

◆ワクチン接種の全体像、マスク着用不要はいつ?

いつマスクを外せるのか?

今週もワクチンメーターを掲載しておきます、

19日までの総接種回数約7772万回(前週7005万回)、
仮に70%の人が接種を希望するとして、
かつ、70%接種で感染拡大が治まるとした場合の計算、

(必要接種数) 1億2536万人×0.7×2回接種=1億7550万回の接種が必要

(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を90万回と仮定すると

(1億7550万回-7772万回接種済)÷1日90万回接種=109日

今日から109日後は、、、2021年11月11日です、

これは、政府が示しているワクチン接種進捗の目途と符合します、

マスク着用推奨や3密回避規制が解除されるのは、やはり2011年末が一つの目途のようです、、、

希望的観測ですが、、、



◆朗報!!2社目の国産治療薬が治験に入りました

先週、承認された初の国産治療薬(中外製薬の抗体カクテル療法薬「カシリビマブ」と「イムデビマブ」の2つの治療薬)に続き、

2社目、塩野義製薬の治療薬が第1相治験に入った!とのニュースが流れました、

塩野義製薬、コロナ治療薬の治験開始 軽症から中等症向け飲み薬

これまた朗報です、

治療薬とワクチン接種との両輪でCOVID-19との闘いを有利に進めることができます、

1日も早い実用化を期待します、

通常の国内治験は治験終了~承認まで数年(からもっと)掛かるのが通例のようですが、

厚労省もその辺りは臨機応変でお願いしますね、

◆学校での感染、再開で増えたのは「教員から」 学会調査

昨年の調査なのでまた状況は変わっているかもしれませんが、

学校での感染経路についての調査報告がありました、

タイトルはちょっとショッキングなものになっていますが、

ここから読み取るべきは(タイトル内容ではなく)まず、子供は家庭内で感染する、ということです、

当たり前かな、

でも、これが結構重要、

家庭内では常に密な関係にある家族、おそらく完全に感染を防ぐのは無理だと考えます、

つまり、大人が外からコロナを持って帰ったら、家族への感染は覚悟しなければならない、と云うことです、

年代別感染状況の項でも書いたように、現状の感染のコアは20代~40代=子育て中の家族が多く含まれるわけです、

この働き盛り世代が感染すると子どもたちにも感染が拡大する、

いくら学校で感染防止に努めても、家庭で感染してしまったらどうしようもないわけです、

家族を守るためにも、働き盛り世代の行動の自重とワクチン接種促進が重要です、

一応、この記事のタイトルについて考察しておくと、

感染ルートの一番が家庭内感染、そのあとに来るのが“教員からの感染”ということのようです、

これも当たり前、教員も働き盛り世代です、お酒も飲みたいでしょう、

でも、たくさんの子供と接する職業、

他の働き盛り世代同様、いや、それ以上に呑み会の回避、慎重な行動が求められます、

まあ、ストレスの多い職業なので吞みたい気持ちは分りますが、、、


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事88~東京は明らかな感染拡大期に、全国の陽性率は4.1%と続伸、英国では規制緩和『肉を切らせて骨を切る』、国産治療薬も登場!!

2021年07月20日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事88~

東京は明らかな感染拡大期に、大阪も再び感染期へ、全国の陽性率は4.1%と続伸、高齢者ワクチン接種は4951万回、英国では規制緩和『肉を切らせて骨を切る』、国産治療薬も登場!!


【今週のまとめ】

東京の新規感染者数は29日連続で前週同曜日を上回り、
(19日月曜日までの数字)

前回の解除が早すぎたので仕方ないですが、画に書いたようなリバウンドです、

すでに第4波(5月)の最大値を越えています、

さらに、第4波がもっとも厳しかった大阪の数字から推測していた感染ピーク、

東京の場合は1953人です、

17日の感染者数が1410人とまだ少し余裕があるように見えますが、、、

増加のスピードを考えると、残念ながら五輪開催中にこの予測ピークを越える(2000人超)のではないかと考えます、

つまり、、、次の感染拡大は今まででもっとも大きいものになる可能性があります、

近隣の首都圏3県も同様に増加スピードが上がっています、

大阪も14日連続で前週同曜日を上回り、確実に拡大期へ戻っています、

北海道なども同様の傾向、沖縄は流行が収まりきらないうちに増加に転じようとしています、

五輪開催とピタリと重なった感染再拡大、

前回の東京の緊急事態宣言解除が早すぎました、五輪開催まで延長していればどうなったのか?

菅さんは仮定の質問には答えられないのでしょう、


7月19日までの1週間の陽性率は4.1%と7週間ぶりに4%台に増加

全国的に第5波に突入しつつあることを示しています、

来週、陽性率が5%台になれば、もう“第5波に入った”と宣言すべきでしょう

高齢者のワクチン接種は4951万回

前週より596万回増えましたが、高齢者接種進捗は減速傾向にあります、

ワクチンの効果が顕れてきているので、一般接種も含め推進するのが王道でしょう、

英国では感染再拡大の中規制緩和、『肉を切らせて骨を切る』積極策

ついに国産治療薬登場!!

◆東京の新規委感染者数は前週同曜日を29日連続で上回っています、

(7月19日までの数字)

直近の東京の新規感染者数(NHK集計)

20日(日) 376人 前週を上回る
21日(月) 236人 同
22日(火) 435人 同
23日(水) 619人 同
24日(木) 570人 同
25日(金) 562人 同
26日(土) 534人 同
27日(日) 386人 同
28日(月) 317人 同
29日(火) 476人 同
30日(水) 714人 同
7月
1日(木) 673人 前週を上回る
2日(金) 660人 同
3日(土) 716人 同
4日(日) 518人 同
~12日(月) 22日連続で前週を上回る
~19日(月) 29日連続で前週を上回る

12日(月)に4回目の「緊急事態宣言」が発出されましたが、

実態は日常と何ら変りは無いようだし、五輪関係で人の交わりもどうしても濃くなります、

日本人の律義さ、3密回避・マスク着用・こまめな消毒、感染予防基本対策がきっちり出来ているので持っていますが、、、

五輪期間中でどういう変化が起きるのか?注視します、

◆全国的に拡大傾向です

神奈川県は7月19日まで13日連続で前週同曜日を上回り、感染拡大期に入りました、

感染予想ピークにはまだ余裕があるので、これからどんどん増える可能性が高いです、

大阪や北海道も明らかに感染再拡大の予兆が見られます、

沖縄は流行が収まりきらないうちに再拡大しそうです、

◆全国の陽性率は危険ゾーンへ

全国の陽性率は4.1%と続伸、5月30日以来の危険ゾーンに入ってきました、

検査数が8万回ほど増えましたが、感染者数はそれを上回るペースで増加した結果です、

検査数・感染者数とも増加、これは結構シビアな状況です、

首都圏での拡大が全国に飛び火するのはこれまでの経験値で分かっています、

本来なら、厳しく首都圏1都3県の人流・飲食を規制すべきです、、、

五輪もあり、一般人だけを規制するのを躊躇する政治家の気持ちも察しますが、、、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日    5.5%  659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753   13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日  4.1% 474414  19742人  
(厚労省HP日報から算出)

◆緊急事態解除の目安数と最新の感染者数

もともと、緊急事態宣言解除の目安として独酌酔言的に独自に設定した人数

仮に大阪のレベルで解除可能だとしたら=
1日の新規感染者数が大体10万人当り@2人が目安、

先週あたりから、緊急事態宣言発出の目安に転じてしまいました、

19日まででは東京、神奈川、大阪、北海道、沖縄が解除目安を上回る数字を示しています、

福岡も危険ゾーンへ入りつつあります、

今後、全国で拡大が始まれば、あまり意味のない数字になりそうです、

次のピークが過ぎればまた活用できかもしれません、

とりあえず今週は掲載しておきます、

先週の各エリアの状況(解除の目安人数)、

            人口      解除の目安 先週の最大値
東京都 1395万人 279人 1410人(7/17) 
神奈川県 906万人  181人 539人(7/17)
大阪府  885万人    177人    380人(7/17) 
愛知県  752万人 150人  94人(7/18)    
福岡県  513万人 103人  94人(7/14) 
北海道  527万人 105人  111人(7/17) 
広島県  284万人  57人   17人(7/18) 
岡山県  188万人     38人   19人(7/15) 
沖縄県  146万人  29人   83人(7/14)

◆高齢者のワクチン接種は頭打ち、一般も含めた加速が必要

すでに高齢者と一般接種が混在し始めているので、

高齢者への7月末接種完了があまり意味を持たなくなってきました、

菅さんにとっては都合がいいのでしょうが、ここも引き続き数字を追っておきましょう、

7月19日(月)までのワクチン接種高齢者の総数は約4951万回(前週4355万回)程度、

1週間の高齢者接種回数は約596万回、スピード鈍化傾向がはっきりしてきました、

これはワクチン供給が一時滞ったこともありますが、

基本的にはワクチン接種忌避者がいらっしゃるので、そろそろ限界効用逓減の法則が適用されていくので、やむなしかと感じます、

しかし、ワクチン接種の効果と思われる数字も出てきています、

60代以上の入院者数は確実に減ってきています

まさにワクチンの効果と考えられます、

今後は一般接種も含め、接種総数を維持し続けることが感染抑制には肝要です、

       高齢者の累計回数 この1週間の回数

5月10日  約42万回
5月16日  約 98万回    56万回
5月23日  約234万回  136万回
5月30日  約498万回  264万回
6月6日         約900万回  402万回
6月13日  約1520万回  620万回 
6月20日  約2180万回  660万回
6月27日  約2805万回  625万回
7月 4日      約3539万回  734万回
7月12日  約4355万回 816万回 ※ここだけ8日間集計
7月19日  約4951万回 596万回
(首相官邸HP発表数字)

7月末まであと13日、

一応、菅さんの公約=7月末までに高齢者3600万人の接種完了の進捗状況を確認しておきましょう、

高齢者3600万人×2回を完了するのに必要な1日@接種回数は、

7200万回-4951万回÷残り13日間=1日@約173万回接種、

100%接種は難しいので、仮に80%接種完了を現実的な目標に置き換えると
(官僚はずいぶん前にこれを黙って勝手に行っていますが、、、)

80%接種の場合の接種回数5760万回、現状の接種回数4951万回、

現状の達成率は86%、これはまずまずの数字といえるでしょう、評価します

5760万回-4951万回÷残り13日間=1日@約62万回接種、

これは現実的な数字、高齢者80%接種が見えてきています、

再度書きますが、ここで手綱を緩めずに一般接種と合わせて総接種回数を増やし続けることが大切です、

どこまで接種数を上げられるか?

これが2021年のCOVID-19との闘いの焦点になるかもしれません、

◆ワクチン接種の全体像、マスク着用不要はいつ?

いつマスクを外せるのか?

今週もワクチンメーターを掲載しておきます、

19日までの総接種回数約7005万回、
仮に70%の人が接種を希望するとして、
かつ、70%接種で感染拡大が治まるとした場合の計算、

(必要接種数) 1億2536万人×0.7×2回接種=1億7550万回の接種が必要

(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を90万回と仮定すると

(1億7550万回-7005万回接種済)÷1日90万回接種=117日

今日から117日後は、、、2021年11月12日です、

これは、政府が示しているワクチン接種進捗の目途と符合します、

マスク着用推奨や3密回避規制が解除されるのは、やはり2011年末が一つの目途のようです、、、

希望的観測ですが、、、

ホントにこうなれば2022年は生活様式がゴロっと変わるかもしれません、元に戻れる??

ぜひ、そうなって欲しいです、

◆感染拡大にもかかわらず英国が規制緩和へ、『肉を切らせて骨を切る』

7月1日には1日の感染者数が約2万8000人になり、

直近では1日5万人を超える感染者が出ている英国ですが、

ジョンソン首相は19日にイングランドで行われているロックダウンをほぼ解除しました、

感染者の数字を見ると、日本ではとても考えられない処置です、

さて、この狙いは???

今回の決断のもっとも大きな要因は『死者数が少ない』ということのようです、

英国のワクチン接種率は68%(2回目完了)、

これが効果を発揮して、死者数抑制(それでも1日60人前後)に成功しているようです、

そこで、ジョンソン首相が指示した考え方は、、、

ここで規制を解除して感染者数が増えても、死者数はある程度コントロールできる、

感染者は1日10万人に達するかもしれない、という認識しながらも、

規制解除することで社会活動を元に戻し、感染者が急激に増えることで、集団免疫への期間を短く済ませよう!

ということのようです、

最小の犠牲で多くの利益を得る、という合理的な発想??

面白い表現がこの記事に乗っていました、

現在の規制は、『小さなハエを大きなハンマーで潰し、テーブルまで壊しているようなものだ』

なるほど、言い得て妙です、

さて、一人も犠牲も容認しない、という日本政府の基本姿勢、道徳的な日本人気質、

日本人はこの『肉を切らせて骨を切る』的な積極策をどう考えるのでしょうか?

英国の今後の動向がとても興味深いです、

◆朗報!!ついに国産治療薬が承認されました(19日)

19日夜、厚労省は軽症のCOVID-19患者への治療薬を承認しました、

これは凄いことです!!

承認されたのは、中外製薬が承認申請していた「カシリビマブ」と「イムデビマブ」の2つの治療薬

これは昨年トランプ元大統領が受けたことでも話題になった『抗体カクテル療法』に使うもので、

2種類の薬を同時の投与することで、異なった2つの抗体の働きでCOVID-19を抑え込む薬です、

軽症時に投与する薬のようで、臨床実験では重症化を70%抑制できると報告されています、

これは大きな戦力ですね、

重症化を防ぐ=死者を減らす、ということですから、

ワクチン接種との両輪でCOVID-19との闘いを有利に進めることができるようになるかもしれません、

こういう治療薬が出てくると、日本でもジョンソン首相の積極策のような考え方も台頭するかもしれません、

最小の犠牲で最速の社会活動再開を手に入れる、『肉を切らせて骨を切る』、

さて、菅さんはどう考えるのでしょうか?


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事87~東京22日連続前週同曜日を上回る、大阪7日連続前週を上回り再び感染期へ、陽性率は3.4%と急上昇、高齢者ワクチン接種は4355万回。

2021年07月13日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事87~

東京は22日連続前週同曜日を上回る、大阪も7日連続で前週を上回り再び感染期へ、全国の陽性率は3.4%と急上昇、高齢者ワクチン接種は4355万回

東京の新規感染者数は22日連続で前週同曜日を上回り
(12日月曜日までの数字)

4回目の緊急事態宣言が12日(月)から発出されました、

ま、前回の解除が早すぎたのでやむなし、、、

近隣の首都圏3県も同様に増加スピードが上がっています、

大阪も7日連続で前週同曜日を上回り、再び拡大期へ、

7月11日までの1週間の陽性率は3.2%と5週間ぶりに3%台に増加

全国的に第5波に突入する可能性が高いです、全国的に警戒が必要です、

ワクチン接種の集計方法がまたまた変更されました、

ま、実情に合わせたのでしょうが、高齢者の接種状況が見えにくくなってきています、

◆東京の新規委感染者数は前週同曜日を22日連続で上回っています、
(7月11日までの数字)

直近の東京の新規感染者数(NHK集計)

20日(日) 376人 前週を上回る
21日(月) 236人 同
22日(火) 435人 同
23日(水) 619人 同
24日(木) 570人 同
25日(金) 562人 同
26日(土) 534人 同
27日(日) 386人 同
28日(月) 317人 同
29日(火) 476人 同
30日(水) 714人 同
7月
1日(木) 673人 前週を上回る
2日(金) 660人 同
3日(土) 716人 同
4日(日) 518人 同
~12日(月) 22日連続で前週を上回る


先週予測したように4回目の「緊急事態宣言」が発出され、

12日(月)から緊急事態となりましたが、、、

東京の実態は昨日までの日常と何ら変りは無いようです、

慣れ?という言い方もありますが、

3密回避・マスク着用・こまめな消毒、

この感染予防基本対策がきっちり出来ているから、という見方も出来ます、

長いお付き合いのCOVID-19、冷静に対応する事も大切です、

しかし!もともと、前回の解除が早過ぎた東京、

いよいよ五輪開催が目前、どうしても人流は増えます、

海外からの選手関係者も増えます

日本人のような自制を期待できるのか?

国内の自制・基本対策が海外からの人流で崩れないように政府・東京都に頑張って欲しい、これからの1カ月です、

◆東京周辺3県も拡大顕著傾向です

神奈川県は7月6日から11日まで6日連続で前週同曜日を上回り、感染拡大期に入りました、

神奈川県の感染状況(6月~7月)
29日 181人
30日 209人
1日 211人
2日 230人
3日 254人
4日 226人
5日 180人
6日 198人 前週同曜日を上回る
7日 250人 同
8日 322人 同
9日 355人 同
10日 310人 同
11日 389人 同

大阪も残念ながら感染拡大に転じました、

6月20日(日)に前週同曜日を上回り、その後一進一退の分水嶺にありましたが、

この1週間は7日連続で前週を上回り、

とくにこの10日11日の週末には拡大幅が増加、感染拡大が再び始まる予兆です、

直近の大阪の新規感染者数(NHK集計)

6月
20日(日) 106人 前週を上回る
21日(月)  42人 
22日(火) 107人 ほぼ同数
23日(水) 125人 前週を上回る
24日(木) 116人 同
25日(金) 120人 同
26日(土)  88人 
27日(日)  96人 
28日(月) 40人 ほぼ同数
29日(火) 101人 
30日(水) 108人 
7月
1日(木) 108人
2日(金) 123人 前週を上回る
3日(土) 148人 大きく前週を上回る
4日(日) 88人 
5日(月) 77人 大きく前週を上回る
6日(火) 136人 前週を上回る
7日(水) 151人 同
8日(木) 125人 同
9日(金) 143人 同
10日(土) 200人 大きく前週を上回る
11日(日) 167人 同

◆新規陽性者数と陽性率

全国の陽性率は3.4%と反転反転上昇

検査数微減、感染者数は30%ほど増えました、

やはり陽性率は正直です、

最近はマスコミで報じられることも少なくなりましたが、

今後もマクロ視点の重要な指標と考えます、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日    5.5%  659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753   13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言

(厚労省HP日報から算出)

◆緊急事態解除の目安数と最新の感染者数

もともと、緊急事態宣言解除の目安として独酌酔言的に独自に設定した人数、

仮に大阪のレベルで解除可能だとしたら=
1日の新規感染者数が大体10万人当り@2人が目安、

ここに来て、緊急事態宣言発出の目安に転じてしまいました

今週から神奈川の目安も足しました

11日まででは東京、神奈川、大阪、沖縄が解除目安を上回る数字を示しています、

先週の各エリアの状況、

             人口      解除の目安 先週の最大値
東京都 1395万人 279人 950人(7/10) 
神奈川県 906万人  181人 389人(7/11)
大阪府  885万人    177人    200人(7/10) 
愛知県  752万人 150人  85人(7/7)    
福岡県  513万人 103人  60人(7/9) 
北海道  527万人 105人  67人(7/7) 
広島県  284万人  57人   10人(7/9) 
岡山県  188万人     38人   4人(7/10他) 
沖縄県  146万人  29人   64人(7/10)

◆高齢者のワクチン接種メーターの表示方法がまた変りました

首相官邸HPのワクチン接種表示方法がまた変わりました、

高齢者のみの数字は一応残っていますが、

日報(エクセル)では高齢者のみの集計が消えてしまいました、

さらに、なぜか土曜・日曜の日報も書略され、月曜日に2日分まとめて上積みされるように、、、

ま、日別が分らなくても、7月末7200万回接種の達成具合は測れますが、

統計的には不完全な感じます、
(今週のみ12日(月)までの8日間集計、今後は月曜日までの7日間集計となります)

すでに高齢者と一般接種が混在し始めているので、

『実情に合わせた』という理由でしょうが、、、

なんか、これでまた菅さんのコメント内容も変わっていくんだろうなあ、、、

気を取り直して、7月12日(月)までのワクチン接種高齢者の総数は約4355万回程度、

累計接種数  高齢者の累計回数 この1週間の回数

5月10日  約42万回
5月16日  約 98万回    56万回
5月23日  約234万回  136万回
5月30日  約498万回  264万回
6月6日         約900万回  402万回
6月13日  約1520万回  620万回 
6月20日  約2180万回  660万回
6月27日  約2805万回  625万回
7月 4日      約3539万回  734万回
7月12日  約4355万回 816万回 ※ここだけ8日間集計

(首相官邸HP発表数字)

この8日間の高齢者接種回数は816万回と(見た目)過去最高になりましたが、

1日当りで割り戻すと、前週とほぼ同じ数字ですね、

ワクチン忌避者がいることや、ワクチン供給の減速でそろそろワクチン接収のスピードも鈍化期に入ってきました

7月末まであと19日、

高齢者3600万人×2回を完了するのに必要な1日@接種回数は、

7200万回-4355万回÷19=1日@約150万回

五輪も無観客になり、7月末までに高齢者.3600万人に接種を完了するという意味合いも薄れてきました、

どこまで接種率を上げられるか?

そして、接種が進んだ時の感染予防への効果は?

焦点はどんどん先へ移っていきます、

ホントにワクチン接種はCOVID-19感染予防の切り札なのか?

◆ワクチン接種の全体像、マスク着用不要はいつ?

いつマスクを外せるのか?今週も一応掲載しておきます、

12日までの総接種回数約6026万回、
仮に70%の人が接種を希望するとして、
かつ、70%接種で感染拡大が治まるとした場合の計算、

(必要接種数) 1億2536万人×0.7×2回接種=1億7550万回の接種が必要

(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を90万回と仮定すると

(1億7550万回-6026万回接種済)÷1日90万回接種=128日

今日から140日後は、、、2021年11月17日です、

なんとなくは、年内にCOVID-19感染拡大が一旦収まるかもしれない、

引き続き希望的観測、、、

◆次の焦点は、、、COVID-19終息への道筋

ワクチン接種が進めばCOVID-19感染拡大は収まるのか?

独酌酔言的には『ワクチン接種が進めばCOVID-19の感染拡大は終息する』という基本的立場をとります、

しかし、取り巻く環境は日々刻々変化していきます、

プラス材料もマイナス材料も出てきています、

それらを正確に読み解いて楽観も悲観も無く

終息に向けての道筋を辿れたらと考えています、

登山と一緒、一足飛びに下山は出来ません

地図を読み、下山道を的確に選択しながらゴールする、そんなイメージです、

以下はトピック形式で、

【ネガティブ】ワクチン接種50%程度では(変異型)デルタ株の流行は止められない

イスラエルや英国の例を見ても、ワクチン接種50%程度ではデルタ株は再流行するようです、

やはり、当初云われていた集団免疫の状態はワクチン接種70~80%程度が目安になるのかも、

【??】サッカー欧州カップ、ウィンブルドンは満席で東京五輪は無観客

なるほど、ワタシも女子決勝をTV観戦しましたが、たしかにウィンブルドンは有観客

そして、東京五輪はほぼ完全無観客になりそうです、

国民性もあるだろう、日本は同調強要が強い傾向にあるしね、

どちらが正解なのか?分りませんが、2週間くらいで結果が出るかもしれません、

【ポジティブ】ワクチン接種で感染自体も防げる可能性があります

もともとワクチンはCOVID-19感染時の発症や重症化を防ぐものです、

つまり、COVID-19が体内に入ってきた時に抗体で対抗するという仕組みですが、

ここに来て、いくつかの調査で『ワクチン接種者の感染率が低下している』という報告がなされています、

まだ、しっかりしたエビデンスは無いようですが、

事実ならこれは朗報です、流行終息へのスピードが増します、

【ポジティブ】国産ワクチンも来年には実用化?さらに新しい治療法も!!

国産ワクチンのニュースがやっと流れてきました、

2022年の実用化を目指して治験第3ステージが始まるようです、

そして、あのトランプさんが受けたという「抗体カクテル療法」の研究も進んでいます、

さらに特効薬も含め、ワクチン+新戦力で2022年秋頃にCOVID-19完全終息宣言が出来たら良いなあ、、、

独酌酔言的にはあと15カ月くらいの勝負かと睨んでいます、

どうでしょうか?


なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事86~東京は16日連続前週同曜日を上回り危機的状況、全国の陽性率は横ばい2.6%、ワクチン高齢者接種は1日@100万回越え、どうする五輪!?

2021年07月06日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事86~

東京は16日連続前週同曜日を上回り危機的状況、全国の陽性率は横ばい2.6%、ワクチン高齢者接種は1日@100万回越え、どうする五輪!?

首都圏は15日連続で前週同曜日を上回り

(5日月曜日も上回ったので16日連続になっています)

発出中の「まん延防止等重点措置」(7月11日まで)の延長を検討する、

というレベルでは五輪開催時に大変な事になりそうな予感、

7月4日までの1週間の陽性率は2.6%と横ばい、減って欲しかった、

ワクチン接種はやや持ち直しました、

わずかながら、1日@100万回越えの日も出てきました、

 

◆東京の新規委感染者数は前週同曜日を15日連続で上回っています

(最新では16日連続) 

直近の東京の新規感染者数(NHK集計)

6月

6日(日) 351人

7日(月) 235人

8日(火) 369人

9日(水) 440人

10日(木) 439人

11日(金) 435人

12日(土) 467人

13日(日) 304人

14日(月) 209人

15日(火) 337人

16日(水) 501人 前週を上回る

17日(木) 452人 

18日(金) 453人 

19日(土) 388人 

20日(日) 376人 前週を上回る

21日(月) 236人 

22日(火) 435人 

23日(水) 619人 

24日(木) 570人 

25日(金) 562人 

26日(土) 534人 

27日(日) 386人 

28日(月) 317人 

29日(火) 476人 

30日(水) 714人 

7月

1日(木) 673人 前週を上回る

2日(金) 660人 

3日(土) 716人 

4日(日) 518人 

しばらく、この傾向が続く気がします、

「まん延防止等重点措置」の延長検討が取り沙汰されていますが、

う~ん、ここは「緊急事態宣言」の発出を検討すべきステージです、

もともと、前回の解除が早過ぎた東京、

感染が落ち着く前に解除してしまったので、あっという間のリバウンドは必定、

約4週間後には相当の流行期に入っていると予想します、

何の因果か、五輪開催時期とピタリと符号、

大阪も危険な状況です、

先週7日間のうち2日前週を上回りました

飲食店が酒提供営業を再開をして2週間、

今週の感染者数が分水嶺です、

直近の大阪の新規感染者数(NHK集計)

6月

11日(金) 134人

12日(土) 126人

13日(日)  96人

14日(月)  57人

15日(火) 110人

16日(水) 108人 

17日(木)  95人 

18日(金)  79人 

19日(土) 111人 

20日(日) 106人 前週を上回る

21日(月)  42人 

22日(火) 107人 ほぼ同数

23日(水) 125人 前週を上回る

24日(木) 116人 

25日(金) 120人 

26日(土)  88人 

27日(日)  96人 

28日(月) 40人 ほぼ同数

29日(火) 101人 

30日(水) 108人 

7月

1日(木) 108人

2日(金) 123人 前週を上回る

3日(土) 148人 大きく前週を上回る

4日(金) 88人 

◆新規陽性者数と陽性率

国の陽性率は2.6%とまったくの横ばい

首都圏、他の都市圏、地方と流行の地域格差が拡がってきているので、

首都圏の陽性率は危険水域を示しているはずです、

全国平均で陽性率が反転した時が、第5波の始まり、、、

 

                   陽性率  検査数  新規陽性者数

3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除

3月28日  3.0% 364712 11211人

4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用

4月11日  5.4% 381306 20536人

4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請

4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出

5月 2日      6.4%    542061   34811人

5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大

5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言

5月23日    5.5%  659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言

5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長

6月6日    3.1% 602455 18649人

6月13日  2.9%    467753   13499人 

6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除

6月27日  2.6% 405628   10457人   ※小池知事休養中

7月4日    2.6% 416705 10919人  ※都議選で自民党実質敗北

(厚労省HP日報から算出)

◆緊急事態解除の目安と最新の感染者数

仮に大阪のレベルで解除可能だとしたら、

1日の新規感染者数が大体10万人当り@2人が目安となりそうです、

先週の各エリアの状況、

             人口      解除の目安 先週の最大値

東京都 1395万人 279人 716人(7/3) 

大阪府  885万人    177人    148人(7/3) 

愛知県  752万人 150人  64人(7/4)    

福岡県  513万人 103人  43人(6/30) 

北海道  527万人 105人  39人(7/4) 

広島県  284万人  57人   10人(7/1) 

岡山県  188万人     38人   4人(7/2) 

沖縄県  146万人  29人   84人(6/29)

やはり首都圏はすでに「緊急事態宣言」発出レベルです、

沖縄も相変わらず高値で推移しています、

◆高齢者のワクチン接種メーター

首相官邸HPによると、7月4日までのワクチン接種総数は約4912万回程度
(一般と医療従事者の集計日が揃っていませんが)

うち高齢者は約3539万回

総接種数は(高齢者と一般を合わせてですが)、、、

1日@100万回越えた日が遡って計8日間出てきました、

高齢者だけに限ると、ぎりぎり2日間のみほぼ100万回、

やっと菅さんの公約の一部が達成されました

累計接種数  高齢者の累計回数 この1週間の回数

5月10日  約42万回

5月16日  約 98万回    56万回

5月23日  約234万回  136万回

5月30日  約498万回  264万回

6月6日         約900万回  402万回

6月13日  約1520万回  620万回 

6月20日  約2180万回  660万回

6月27日  約2805万回  625万回

7月 4日      約3539万回  734万回

(首相官邸HP発表数字)

7月末まであと27日、

高齢者3600万人×2回を完了するのに必要な1日@接種回数は、

7200万回-3539万回÷27=1日@136万回

実質、7月末までに高齢者3600万人に接種する

という菅さんの公約は達成されません

100%達成は無理としても、どこまで引き上げられるか?

職域接種も配送の問題で急ブレーキが掛かりましたが、

ここで、もう1回ギアを入れ直すのが肝要

隘路、苦しい時にこそ知恵を出すのが政治家の腕の見せ所です、

◆ワクチン接種の全体像、マスク着用不要はいつ?

いつマスクを外せるか?

今週も一応掲載しておきます、

仮に70%の人が接種を希望するとして、

かつ、70%接種で感染拡大が治まるとした場合、

(必要接種数) 1億2536万人×0.7×2回接種=1億7550万回の接種が必要

(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を90万回と仮定すると

(1億7550万回-4912万回接種済)÷1日90万回接種=140日

今週から140日後は、、、2021年11月21日です、

なんとなくは、年内にCOVID-19感染拡大が一旦収まるかもしれない

これも希望的観測、、、

◆ワクチン接種先進各国でも変化株が大暴れ

ワクチン接種先進国でも、変異株の流行が再拡大

英国やイスラエル、ポルトガルなどではマスク着用や飲食店への規制など、再度の行動制限が始まっています

ポルトガルはワクチン接種率が50%を越え流行が落ち着いたとして、

5月中旬以降、英国からの観光客を受け入れたのですが、

これが失策、

英国から変異株が流れ込み、再び感染が拡大

ポルトガルの保健相も「間違いだったかもしれない」と、失策を認めています

このように『ワクチンを打ったから即もう大丈夫』と云うことにはなりません、

国内でも同様で、3密回避、マスク着用が緩和されるのは、

早くて2021年末頃では無いかと予測します(希望的観測でね)、

ただ、明るい情報としては、

ワクチン接種者は感染したとしても『重症化する率がとっても低い』という情報もあります、

これこそワクチンの効果、真骨頂、

ワクチンはあくまで『感染時に(感染はする)その発症や重症化を防ぐ』ために接種するモノです、

ここのところはよく理解しておきましょう、

◆サッカー欧州カップで集団感染が各地で発生

6月28日、ロシアで開催された欧州カップ戦に応援に行ったフィンランドサポーター300人以上が集団感染

英国でも、6月18日欧州カップ観戦者が関連感染を含め最大で1300人ほどが感染

いずれもワクチン接種が進んでいるので、ちと油断しましたね

結局はCOVID-19の方が狡猾で粘り強い

ここは人間も忍耐を以て対抗し続けなければならないのですが、、、

五輪開催となると、その忍耐もさほど期待は出来ない

お祭りというと語弊があるかもしれませんが、

アスリートの究極のパフォーマンスの前では自制は期待できない、熱狂が待っています

世界中から人が集まる五輪、おそらく集団感染が発生すると覚悟しておいた方が良いです、

なんとかなるんではないか?という精神論、神頼みは捨てましょう、

人流増加と東京の現状を考えると、五輪開催時期には間違いなく感染が広がる、、、

あと2週間余り、

ワクチン接種推進と無観客化とか飲酒規制、現場での対応力の増強・精度アップ、

ざっくりした戦術イメージさえ菅さんからは出てこないので、

個々の現場力に勝負が掛かっています
(なんて脆弱なお国柄)

平和の祭典、復興五輪、コロナに打ち勝った証、

もはや、なんのために五輪を開催するのか?だれも説明できません

もちろん、個々のアスリートのパフォーマンスに熱狂するのは当然の話、

それはとても盛り上がるでしょう、

でも、その興奮と五輪総体の開催意義とは別のお話

開催主体が何処にあろうと、国民に対して納得性の高い開催意義の説明をするのは開催国首相の責務です、

菅さんの名演説に期待します、、、嘘^^)