2024年3月28日(木)夜、NHKで中島みゆきさんの特集番組を放送していました、
これまで、TV番組の主題歌・挿入歌として作られてきた曲にフューチャーした番組、
「NHK MUSIC SPECIAL~中島みゆき 映像に命をふきこむ歌」、
4月から始まるNHK「新・プロジェクトX」の主題歌「地上の星」をあらたに録音しなおしたところから派生した番組宣伝の一環なのですが・・・
中島みゆきさんの凄さをあらためて感じた内容でした、
ちょっと話はそれますが、たぶん近田春夫さんか誰かが、
(もはや確かな記憶なし)
現代日本のミュージシャンで、
『もっとも偉大なのは中島みゆきとサザンオールスターズだ』、
というような主旨のコメントを見た憶えがあります、
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理由は両者とも
“デビュー以来、常にミュージックシーンの先頭集団にいて、かつずっとヒット曲と話題を提供し続けていて鮮度が落ちない”
というようなことだったと思います、
(めちゃくちゃザックリ^^)
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たしかに、Yumingも凄いですが、最近はヒット曲がない、
他にもたくさんの偉大なミュージシャンはいますが、
鮮度という意味では、たしかに中島みゆきとサザンが群を抜いて、
いつまでもフレッシュな感じがします、
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閑話休題、
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そんな中島みゆきさんの番組主題歌特集、
「金八先生」とかは憶えていないなあ、、、
「糸」も番組主題曲で使われていたことがあったんですね、
「ヘッドライト・テールライト」もエンディングの映像が浮かんできます、
「空と君のあいだに」、あ~、聴き憶えあるわ、
「麦の歌」、感動的な紅白のステージに泣きました、
歌詞のチカラを感じました、
シャーロットはどうしているのかな、
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そして「地上の星」とともに、
ワタシの中でもっとも映像と結びついている「銀の竜の背に乗って」、
映画版でも主題歌になっていましたね、
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サビの歌詞とメロディがハマりすぎていて、
(ホント、出来過ぎのサビ)
他の歌詞は全く頭に入っていませんでしたが、
今回の番組でじっくり聴いて、その歌詞の凄さに驚愕、
もちろん「Dr.コトー診療所」の主題歌な訳ですが、
この物語のために書き下ろされた詞が凄いです、
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勝手に詞を載せると怒られるかもしれませんが、
ぜひ一度、物語を思い浮かべながら、ぜひ詞だけを読んでみてください、
中島みゆきさんの凄さが伝わってくると思います、
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銀の龍の背に乗って 中島みゆき
あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷(いた)んでいる
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている
急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている
夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日
明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を
これだけです、2番はありません、
Dr.コトー、そのものの唄なんだなあ、凄い、
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中島みゆきはラブソングを書かないのか!?
そんな気持ちになりました、
いや、ラブソングだったとしても、
中島みゆきは、そこにいる人しか書かないんだな、
必死に生きている、市井の人しか書かない、
人しか書かないから、いつまでもキャッチーでフレッシュなのかもしれません、
凄かった、中島みゆき、
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