てっきり舞台設定は19世紀でず~~っと行くのだとばかり思ってました。
いや、わたしはけっこう楽しめましたけど。
こんなタイムトラベルがあるんかいっていう。
こんな、時をこえた謎解きするんかいっていう。
正直なこというと、カンバーバッチって顔ながくないですか?(言うてもた言うてもた)
テレビドラマ版のシャーロックは実はほとんど見ていないのですが、モシャモシャ頭の現代版
個人的にはかっこええやないかいって思いました。(その程度で予備知識もないのに行ってもたと。(^_^;))
シーズン3のラストになんかあって、シャーロックを刑務所に入れたら大混乱になるとかで?
亡命?するための飛行機のなかでのやりとりがあります。
つまりはドラマ版のシーズン3とシーズン4をつなぐスペシャルドラマを劇場版にしたってことですね。
少なくともモリアーティの名前くらいはロバートダウニーJrバージョンのシャーロックホームズで見てますから
宿敵というのはわかります。
それにしてもモリアーティが死んでもなおこれだけシャーロックの深層心理に深く残っていて
ここまでホームズが感情をあらわにする相手だったわけですね。
モリアーティと対峙してるとき以外は基本ごっつ冷静で変わり者できれもので早口で
周り巻き込んで、人に喋る隙さえあたえないひとなのに。(ま~ボロカスだわ)
花嫁の姿をした幽霊が殺人を繰り返すからくりはわかったものの、
途中からはなんだかシャーロックの精神世界の話になっていってしまって
VSモリアーティの話になっていって、
しかもえらくコカインを使ってて・・・・・え~ラリった状態で謎解きしてたの?このひと。
もしその力をかりて探偵やってたんならごっつショックだわ~。
・・・・・ってかよく上映できたもんだ。これはひっかからなかったのかよ、おい。
で、散々コバンザメみたいな扱いを受けてきたワトソンがやっぱり最後はちゃんと
ホームズを救ってくれるというオチに拍手。
ワトソンは19世紀では医者よりも作家だったんですかね。関わった事件を面白おかしく書いてたら
私はいつ出してくれるのとかこんなじゃないわよとかえらいつっこまれてましたけども。(*^_^*)
ぶっちゃけ、私にはまだまだホビットのイメージがぬけないマーティン・フリーマンですが
コビトにも衣装、もとい、紳士がすんごい似合ってました。おひげも。(*^_^*)
そういう「コスプレ」がばっちりね~って・・・(こらこらこら)
ホームズにいいように扱われてるようでやはり締めるとこは締める相棒ってのを好演してました。
特典映像として「脚本家スティーブン・モファットと巡るベーカー街221Bの旅」(5分)、
「シャーロック製作の裏側 主要キャスト・スタッフとともに」(15分)が上映されます。
これはテレビドラマを見てたひとはうれしいだろうな~。
映画で使われる小物だとか装飾とか結構細かいこと取り上げてくれて映画の最初に紹介してくれたのは
シャーロックぶっつけ本番の初心者でも興味津々でした。
インタビューのほうはドラマみてないとわかんないけどね~・・・・。(;´∀`)
うん、単発でこれを見るよりはそりゃドラマを見ていることが前提でそのほうがぜったい楽しめると思います。
とはいえ、私は主役のホームズとワトソンのやりとりだけでも十分だったので
こればっかりはひとそれぞれですかね。(^_^;)
全くの劇場版新作だと思ってたので、まさかのテレビのスペシャルで金を取らされるとは思いませんでしたわ。
そこでテンション下がっちゃぃました。
単純にベネ様のシャーロックを見れたらそれでよい。
・・・てなスタンスだったので意外とすんなり見れたんですけどね。
完全にこれ、シーズンとシーズンをつなぐためのスペシャルを劇場版にしちゃってましたね~。
こんだけ一見さんおことわり感マックスとは思ってなかったです。(;´∀`)