・役所広司さんより佐々木蔵之介さんが好きで
・死んだ!と思った主要人物が実は生きてた!っていうのが好きで(ウケた(^_^;))
・血を見るのが嫌で暴力ではなく話し合いで解決したくて
・ハッピーエンドが大好きで
・中島哲也監督の作品で好きなのは
『下妻物語』か『パコと魔法の絵本』
という人にはお勧めしません。
こういうひとは「超高速!参勤交代」をおすすめします。(宣伝か?)
・・・・という、Yahooのレビューをみて
禿同~~(コラコラ)
ほんとそのとおりだと思うし、見るもんをマジで突き落とすので
心してご覧ください。
あともひとつ。
学生1000円キャンペーンの意味がわからない。
少なくとも推奨できる作品じゃない。娯楽ではない。
過剰なバイオレンスムービーなのに
「そのへんに転がってそうなリアルさ」があって、
実はそっちのほうがもっともっと見てて怖かったので、
良識ある大人がフォローしてやってほしいというか
これをみたあとに語り合える大人がついてないとあかんやろという・・・・。
子供達自身のキャパを超えてしまって、その映像のどぎつさだけが焼きついてしまって
心に傷を負ってしまうようなことだけはやめていただきたい。
それでも
同年代のあなたたちに問いかけたい。
加奈子をどう思うのか。
彼女がこんなふうになってしまった、その気持ちは
あなたたちなら理解できるのだろうかと。
・・・そういう意味では「見てもらいたい」という
自己矛盾も抱えてる。
「告白」のレビューを書いたときとおんなじ感想になった・・・。
⇒「えらいもん見てしもた・・・~「告白」~」
前書いていたseesaablogの記事をリンクしておきます・・・。
毒をもって毒を制すではないけど、
受け止める側がしっかりしてないとなんていうかとにかくめげてしまって
ものすごく後味の悪い重たい気分になって
私自身も見終わって「すげー気分悪かった」んだけど、
それでもあえて言うなら、
最悪~~っていうひとことで片付けてもて映画そのものまで駄作やいわれるのは
・・・それは違うよって思ってるんである。
「告白」も大概きつかったけど
これはそれ以上に人の命が軽んじられていて、
ただただ悪人の見本市。
誰が一番ひどいのかを競うように目を覆いたくなるシーンがこれでもかと続く。
こんな奴らが警察官でございもやりきれん・・ヽ(`Д´)ノ
ワイドショーでいうような、
どうしてここまで気がつかなかったのかとか
そういうことをコメンテーターみたくいうつもりはさらさらない。
ただ、リアルタイムに”脱法ハーブ”のニュースを見ていて
子供のお小遣いでも”お香”として堂々と昼間購入できて
「売り手も買う側も暗黙の了解」で、しかも「取り締まれない、逮捕できない、
販売や所持の禁止ができない」なんてのが身近にあったら
・・・バイオレンスこそデフォルメでも(いや、裏社会はわからんからもっとひどいか?)
これは映画の中だけの話じゃないってやっぱ思うわけで
・・・・・子供のことわかってんの?!・・・・・
この一言に関しては、子を持つ親で絶対の自信をもって言えるひとが
さて”何人”いるのやらってそこはほんとにゾッとしたんである・・・。
うちはというと、一人は「自分で乗り越えていってしまった」し、
一人は「”事後報告”ではあるけども家でぼやいてた」から少なくとも私は”知っている”。
ふたりとも強かったというか、頼りない親に相談したかてどうにもなるわけちゃうしとでも
思ったのかどうにかこうにか加奈子くらいの時期の危うさを自力で克服してくれたらしく
問題らしい問題はなかった。いや、知らなかっただけで本人たちはきっと苦しんだろうけど
今無事に成人してくれていて、それはとてもありがたく幸せなことだと
変な話自分の家庭に置き換えて胸をなでおろしたというのが正直なとこ。
どんないい子でも、いつまきこまれるかわからんし、
どっから転げ落ちていってしまうのか、それもわかんない。
目の前で微笑んでいる子供たちが何の悩みもなくすくすく育ってるかどうかなんて
何の根拠があって信じられるのさって。
・・・それはあんな父親じゃなくても、夫婦仲がうまくいってたとしても
今ここにある危機。
・・・実はそこが一番この映画の怖かったとこでありました。マル・・・。
PS:
「見つけ出して×××××」・・・役所広司が演じていた父親は
加奈子に会えたとしてももう、怒りも悲しみもどこにも持ってけない・・・。
ま~親の責任を全うするような作品にはならないとは思ってたけど、
ここまで人の醜さや残酷さばかりをこれでもかと出してくるとは思ってなくて
マジきつかったです・・・。
これほど空っぽな「アイシテル」はショックです・・・・・。
その言葉で次々と人を破滅に追いやっていく。
目の前で見せられても信じられないですよね・・・。感情なさすぎです・・・。
絵に書いたような、幸せそうな家庭のCM、松田聖子のSweet memories.
これ絶妙でした・・・。
「誰かが誰かを愛してる」だもんね(笑)
いやぁ・・・この監督の作品「告白」は比較的スローモーションを多用されてたので観やすかったけど、この映画はもう二度と観ない(爆)←褒め言葉(笑)
どんだけ疲れるか・・・ねぇ(笑)
私は原作を読んでから観たので、原作で寝ちゃ嫌な気分を味わったうえに、映画でもっと嫌な気分を味わえました(笑)
しかし・・・役所もすごいけど、ブッキーもスゴイかも(笑)
この後楽しく食事する気にはなれませんよねww
終わった後の表情を顔文字表すと(--)な感じで、終始無言。
この気持ちをどこにもって行ったらいいねんって思ってしまいました。
だからと言って駄作って訳ではなく、ここまで追い込む気持ちにさせるのは作品としては凄い出来なのかも。
もう観たいとは思わないですが・・・。
究極の「そして父になる」なのかも。
> でもってエンディングが
「誰かが誰かを愛してる」だもんね(笑)
・・・だったんだ。(^_^;)究極だね~・・・。
ブッキーにチュッパチャプス持たせるだけで
あれだけ軽薄になるとは思わなかったです(^_^;)
清須会議のバカ殿といい、最近ブッキー頑張ってるな~。
・・・いや、いい意味で。でもファンとしてはう~~~(>_<)
>ここまで追い込む気持ちにさせるのは作品としては凄い出来なのかも。
ですね~・・・。
そして2度とみたくない。(爆)
でも、1度で十分人の心をえぐっていくので
忘れられない映画ですわ・・・・。決して駄作ではないと思います・・・。はぅ~・・・
でもきつかったやっぱり。(>_<)
まぁ好きですけどね、笑。
なにげにリアルな感じが怖かったりします、、、
それはやはり池袋の脱法ハーブ事件を見て、加奈子みたいに道を外れた子供が30代半ばになると、ああなってしまうんだろうなと思ってしまったので。
>決して楽しくもないし肯定もしたくないお話でしたけど、でも好きって言いたくなってしまう作品
・・・・ですよね~。
人にはよう勧められへんのやけど充分訴えかけるものを
もってます。
でも二度とみたくない・・・(;´∀`)(まだ言うか~)
>なにげにリアルな感じが怖かったりします
・・・それがないとただ気持ち悪いバイオレンスなんですが
ただ、果たして
見たひとがバイオレンスのむこうにあるものを
どんだけ感じるかな~という。
ましてや青少年が見たら・・・ってのは
心配しちゃいます。キモイで終了だけはちょっとね・・・
ハーブティーとか普通に飲むし
脱法ってつくから危機感がないのよね。
インタビューに答えたひとらの何割かが
身近に感じたというのなら
裏社会(^_^;)の知らないところでは
ドラッグまでいかないまでも
「加奈子」はもっともっといるような気がしました。
ラリっててわかりませんでした~で
人が殺されたらたまらないですよね・・・。
その辺は覚せい剤じゃなくても現実いくらでも
ありそうです・・・