シネコンデビューをしたときのこと。
予告編の中に、来月公開の
『デトロイト・メタル・シティ （DMC）』 がありました。
原作コミックを読んだことはないんですが
顔を塗ったロックバンドのお話で、
顔を塗ったロックバンドと言ったら
そのアイディアは 『KISS』 からもらったものですね。
（タイトルも KISS の名曲「デトロイト・ロック・シティ」のもじりだし）
主演の松山ケンイチさん↓の怪演ぶりは
予告編でも充分伝わって大笑い。
デスノートでも “L” になりきっていたように
この映画でも、コミックの登場人物にぴったりハマってました。
実は中高生の時はロック大好き少女（笑）だった私。
KISS が来日したときライブのチケット取ったのに
なにかの都合で行けなくなって、
泣く泣くチケットを知人に譲った。
なんで行けなかったんだっけなあ、
行っておけばよかったなあ、なんてことを思いながら、
ぼんやりと出演者のクレジットを眺めていたら…
出演者の中に『ジーン・シモンズ』ってあったんですよ。
「！！！ ジーン・シモンズ、出ちゃうんかいっ！」と
私が思わず突っ込んだその人は↓この方。
KISS のベーシスト。つまり元祖のほう。
日本はほんとに偉くなったんだなあ。
日本のアニメはほんとに認知されるようになったんだなあ。
KISS へのリスペクトがあったからだとは思うけど
「パロってんですけど出てください」って言われて
ご本家が出演してくれるんだもんなあ。
と、しみじみ感慨にふけったのでした。（笑）
私が行けなかったライブの模様が、数年前
NHKアーカイブズで放送されました。
実際にそのライブを観たというローリー寺西が
「観たら、まずびっくりしますよ。観客全員座ってますから」って言った。
ほんと、みんな座っておとなしく聴いてた。ロックなのに…
そういう時代だったんだよね。
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