「壮生」歳時記

~NPO法人壮生の交遊録~

桜だよりⅣ

2013-04-17 13:55:05 | 日記

実を言いますと、「桜だより」の最終章は岐阜県本巣市の根尾谷にある
日本三大桜の一つに数えられている樹齢1500余年の「薄墨桜」しようと決めていたのですが、
今年の桜の開花が例年より2週間近く早くなったために、
観桜のツアーが中止になってしまい、図らずも醍醐寺に桜が最後のたよりになってしまいました。

総門前の満開のしだれ桜 ある種の期待を抱かせられました


散り始めの桜馬場の桜 


同じく三宝院前の桜 ここはまさに見頃でした

太閤秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」をここ醍醐寺で盛大に行ったことにより「花の醍醐」と言われています。
かわづ桜を皮切りにしだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜が順々に開花し、約3週間にわたり咲き誇ります。
特に有名なのが、三宝院の「大紅しだれ」と金堂わきに咲く大山桜が有名です。

桜馬場を突き詰めると仁王門 葉桜が目立ちました


4月14日に行われる豊太閤花見行列のための花見幕


辛うじて残っていた桜の背後には五重塔が見えています、

三宝院のしだれ桜は日本画家奥村土牛の代表作「醍醐」でも有名です。
4月6日に訪れた時には、見どころの「桜の馬場」の多くの木の桜が散り、葉桜状態になっていました。

仁王門に近づくと葉桜になった木が目立ちました

霊宝館沿いの桜の馬場と清瀧宮本殿と霊宝館の白壁に囲まれた通りを散った桜が
一面に覆っているは光景を思わず見とれてしまいました。
こういう桜の美しさもあることを発見しました。

散った桜のはかなくも侘しい美しさ 新しい発見でした


一面の花の絨毯状態の霊宝館前の桜並木


醍醐寺へと向う道筋で見かけたしだれ桜


最後に訪れた山科・元慶寺は完全な葉桜でした


ここの庭も散った桜の花びらに覆われていました


「髭ダンディー記」


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