「ウォークラリーinひょうたん島」①
地元の徳島新聞社主催のウォークラリーに参加してきました。
なぜ「ひょうたん島」なのかというと、徳島市の中心部は南側を新町川、北側を助任川に
囲まれた中州で、上空から見ると、その形が瓢箪のように見えることからです。
新聞社の募集に応募した53人の参加者は「阿波おどり会館」に集合しました。
スタート地点の高張り提灯をイメージした「阿波おどり会館」
簡単な開会セレモニーの後、参加者は4班に分かれ、とくしま観光ガイドボランティアの人が
案内人となり最初に阿波初代藩主・蜂須賀至鎮が建立したとされる瑞巌寺に向かいました。
途中に最近移転されたばかりの徳島ゆかりのポルトガル出身の文豪モラエスの銅像があり
ボラティアガイドから移転の経緯やモラエスの人となりを教えてもらいました。
文豪「モラエス像」よく見るとモアイ像に似ています
鳳祥山瑞巌寺は臨済宗妙心寺派の古刹で本尊は切支丹灯籠です。
眉山を背にした境内は静寂さと深い新緑に包まれて、
奥まった場所には阿波名水のひとつ鳳翔水が湧き出ていました。
萌えるような新緑に包まれた「阿波の瑞巌寺」の境内
阿波の名水として名高い「鳳翔水(瑞巌寺水)」
また、瑞巌寺は文豪モラエスの旧宅があった伊賀町の「モラエス通り」の起点にもなっています。
モラエス通りの起点にある案内板
次に篭屋町、東新町の商店街や新町川ボードウォーク、両国橋を渡り水際公園に向かいました。
二つの商店街は空き店舗が目立ち徳島随一の繁栄を誇った昔の面影は見る影もなく寂しい気がしました。
水際公園 手前の船はひょうたん島クルーズ船
水際公園には瀬戸内寂聴さんの文化勲章受勲を顕彰する彫刻家流政之氏作で
庵治石8個を組み合わせたモニュメント「ICCHORA」が建っていました。
「ICCHORA(いっちょら)」とは阿波弁で「とっておき」「一番ええ着物」の意味です。
瀬戸内寂聴さんの文化勲章受章の記念碑と眉山
公園の一角ではイヴェントも開催されていました。「髭ダンディー記」