「壮生」歳時記

~NPO法人壮生の交遊録~

とくしまマラソン 応援記

2010-04-29 09:06:28 | 日記
4月25日 快晴
ぬけるような青空のもと、とくしまマラソンが開催されました。


今年も19.2キロ地点へ(今年は折り返し地点になっていました)
応援にやってきました

<応援グッズ>

昨年の強風で向かい風に戦いながらのレースとは、
打って変わっての穏やかな天候にランナーの皆さんの表情も違いました。
とはいえ、まだまだ折り返し地点。

<見つけました!>

職場対抗駅伝出場の我が壮生チームの星「マラソンマンさん」です。

つづいて、私のマラソン師匠「ファーマーさん」

10年来の友人「ノムラさん」がやってきました。
みなさん笑顔で声援に応えてくれました。元気そうです。一安心

それから待ち続けること1時間。
ふたりあわせて100歳親子「せいちゃん&まさとくん」がやってきました。
昨年、時間制限でリタイアに終わったせいちゃんをまさとくんがサポートしての出場です。

そのかいあって今年は見事に6時間34分で完走
マラソンマンさん、ファーマーさん、ノムラさんも好タイムでの完走でした


徳島 吉野川の雄大さとすばらしい自然をあらためて実感
この日のために練習を重ねたランナーの皆さんの一生懸命な姿に感動し
“来年こそは出場を”と・・・誓った一日でした。
   
   Madonna

“すみれの花の咲くころ”

2010-04-21 11:05:31 | 日記
4月17日の土曜日に久しぶりに宝塚に行ってきました
(前回行ったのは去年の11月15日でした)。
前日までの雨も止んで少し寒さが残りましたが、よい天気になりました。
朝の7時30分にバスは徳島駅を出発しました。
宝塚観劇ツアーにはいつも男性が2~3名参加しているのですが、
今回のツアーでは男性が1名(筆者)だけでした。
添乗員さんが気を遣ってくれたのか、席はバスの最後尾でした。
淡路のサービスエリアで休憩を取り、10時過ぎに宝塚に到着しました。


宝塚大劇場

劇場前で添乗員さんからチケットをもらい(今回の席は残念ながら2階席でした)、
開演時間の11時までは自由行動でしたので、
早速ブログに載せる写真をとりに出かけました。


花の道


劇場や「花の道」など4枚ほど写真をとった時に、
デジカメのメモリースチックがいっぱいになりシャッターがきれなくなりました。
一瞬頭の中が真っ白状態になりました。


武庫川河畔


こうなればカメラ屋を探すしかないと覚悟を決めて、
宝塚駅前のショッピングセンターに行き必死で探しました。
幸いなことに直ぐに見つかり、
店員さんに恥をしのんで消去の方法を教えてもらいました。
一件落着です。やっとの思いで劇場に引き返したのは開演10分前でした。
今回の公演のもうひとつの楽しみは、
3月に宝塚音楽学校を卒業して歌劇団入りした新人の初舞台が見えることです。
開演前に初舞台を踏む38人が緑色のはかま姿で舞台に並び
代表者3人が口上を述べました。この38人の中には、
我が徳島県出身の瀬戸花まりさんが含まれていました
(残念ながらどこにいるのかわかりませんでした)。
30分の幕間休憩をはさんだ約2時間30分の今回の公演は、
トップスターのお披露目公演であったため、劇場内は熱気にあふれていました。
(参考までに宝塚歌劇団の徳島県出身者は、前述の瀬戸花まりさんと
雪組の男役で活躍している詩風翠さんの2人です。)


手塚治虫記念館


終演後、帰りの出発時間までに約1時間30分の自由時間があったので、
「花の道」を歩いたり、大劇場の直ぐ近くにある


火の鳥のモニュメント

「手塚治虫記念館」や武庫川河畔にも足をのばしてみました。
宝塚は、春爛漫でまさに“すみれの花咲くころ”でした。(髭ダンディー)

春爛漫の花の色

2010-04-14 11:20:39 | 日記

桜の見ごろは今日が最後というので、徳島城公園へ行きました。
石垣の上の桜は満開でお濠にその影を映し、
堅固な石垣に柔らかい桜の花が対照的な美しさを醸し出していました。


石垣と桜

30数年前、この石垣の上で、城東高校の生徒が
「荒城の月」を奇麗な声で合唱していたのを
思い出しながら大手門を入りました。
中は桜のトンネルで「花の雲鐘は上野か浅草か」
と詠まれた句を思わせる光景でした。
「酒なくて何が浮世の桜かな」を地で行くように、
宴席の賑わいは満員状態です。
千鳥足で歩く酔客の姿は見られませんが、
「1杯どうです?」と声をかける花見客もありません。


桜のトンネル

30歳代のグループはバーベキューをしはじめて、
焼肉の臭いを周辺に巻き散らかしていて、
花見の雰囲気は台無しです。この狼藉に注意をする人もいません。
日本人は小さくなったもんです。
一人はなれてじっと花を見ていると、
宴のあとのようなもの悲しさになりました。
ひとひら二ひらと落ちてきた花びらに「散る桜残る桜も散る桜」
などと無常感にひたっていると、


後ろ美人

目の前を大年増のバックシャイ(今は死語か?)な人が通りかかりました。
そこは男子です、老いたりとはいえ目が自然に後を追います。
前に回って顔を見たいところをグッとこらえて、
桜を撮影するふりをして1枚。
春の宵、値千金の日でした。
                            Sousei2



宇治散策紀行Ⅲ

2010-04-07 14:54:44 | 日記

宇治上神社を参拝し、《さわらびの道》を通って
西国33カ所第10番札所の三室戸寺に向いました。
《さわらびの道》は「源氏物語散策の道」として市民をはじめ、
観光客など宇治を訪れる多くの人々に親しまれています。
途中には源氏物語ミュージアムや宇治十帖ゆかりの古跡や神社などがあり、
しっとりとした雰囲気の癒しの道です。
参考までに、宇治十帖古跡は、「東屋」、「椎本」、「手習」、
「浮舟」、「蜻蛉」、「総角」、
「早蕨」、「宿木」、「橋姫」、「夢浮橋」の10カ所です。


源氏物語ミュージアム

源氏物語に興味のある方はぜひ
宇治を訪れてチャレンジしてみて下さい。
 源氏物語ミュージアムの前を通りましたが、
時間の関係で外観を見ただけで素通りしました。残念!つぎに来る時には絶対に見物するぞ⁉

 
三室戸寺山門

三室戸寺への道が十分に分からなかったので、
途中で出会った近所の人とおぼしき人に道を尋ねました。
散歩の途中だと言い、親切にも三室戸寺の前まで連れて行ってくれました。
着いたのは3時20分位でした。 
案内所で拝観料を払いましたが、
「拝観時間は4時までです。それまでに拝観を終わって出てください。」
とさりげなく、しかし厳しく言われました。
急な石段を急ぎ足に登り、納経所に向いました。
納経帳に御朱印を押してもらい当初の目的はとりあえず達成しました。
 

三室戸寺本堂

ここで、三室戸寺について少し説明を。
 西国十番の観音霊場で、正式名称を明星山三室戸寺といい、御本尊は千手観音です。
御詠歌は「夜もすがら月をみむろとわけゆけば
         宇治の川瀬にたつはしらなみ」です。
 境内の5,000坪の広さがある傾斜地には、
枯山水と池泉の2つの庭園があります。
5月には、2万株のツツジと1千本のシャクナゲ、
6月には1万本のアジサイ、7月にはハスの花が咲き誇ります。


三室戸寺三重塔

秋には紅葉の名所として知られています。
わずか40分余りの時間でしたが、それなりの充実した時間が持てました。
帰路は、約20分歩いて京阪電車の「三室戸」駅に行き、
そこから「六地蔵」駅まで電車に乗り、
「六地蔵」駅から地下鉄東西線で集合場所の「二条城前」駅を目指しました。


二条城

慌ただしい1日でしたが、かなりの満足感を感じた旅でした。(完)
                              髭ダンディー記