今年の最後のブログは、この一年に写した鉄道写真を紹介します。
大阪駅、京都駅、米原駅、新神戸駅、東京駅、長野駅、粉河駅で写した写真です。
JR粉河駅で 和歌山線の普通電車
JR大阪駅で 特急「サンダーバード」
JR大阪駅で 特急「サンダーバード」
JR大阪駅で 特急「こうのとり」
JR京都駅で 貨物列車を牽引するEF210型電気機関車(通称桃太郎)
JR京都駅で 関西空港行特急「はるか」
新神戸駅にて 新幹線「のぞみ」
JR東京駅で 東北新幹線の車両
JR東京駅で顔を合わせた上越新幹線(右)と東北新幹線(左)
JR長野駅で L特急「ワイドビューしなの」大阪行電車
JR長野駅の引き込み線の189系特急用電車
JR二条駅にて 特急「きのさき」
JR米原駅にて 大垣行きJR東海普通電車
湖西線「近江今津」を駆け抜ける特急「サンダーバード]
なお、今回を今年最後のブログとさせていただきます。
来年は1月11日から再開させていただく予定です。
1年間のご愛読に感謝させていただくとともに、
皆様にとって来年の巳年が蛇の脱皮にならって
「これまでの古い考え方から抜け出して一段と進歩する年」になりますことを
心からご祈念申し上げます。良いお年をお迎えください。
「髭ダンディー記」
2004年からの長い工事期間を経てJR大阪駅は生まれ変わりました。
新生「大阪駅」の正面
東側から見た大阪駅と環状線の電車
駅の南側には27階建て、高さ122mの駅ビル「サウスゲートビルディング」(「アクティ大阪」から改称)があり
大丸梅田店とホテルが入居しています。
また、駅の北側には大阪駅開発プロジェクトにより建てられた「ノースゲートビルディング」(28階建て、高さ150m)があり、
JR大阪三越伊勢丹やファッションビル「ルクア」(LUCUA)などが入居しています。
「ノースゲートビル」(右)と「サウスゲートビル」(左)
駅ナカでは御堂筋口、中央口や桜橋口には高級スーパー、カフェ、コンビニ、土産物店、飲食店や専門店街が整備されています。
地上部分が再開発により発展した割には地下部分は軟弱な地盤と地盤沈下対策工事の影響で
地下街のエリア拡大が制限されている状態です。
駅本体は以前の暗く狭い感じから明るく開放的な感じに変貌しました。
大阪駅が入る「サウスゲートビル」
駅正面(南側)のエントランス
とりわけ高架上に東西に伸びる6面11線のホームや線路を覆う鉄骨の屋根には目を奪われます。
近代的な巨大構築物という表現がぴったりです。
初めて見るとしばらくの間眺めていたい気持ちになります。
駅のホームを覆う鋼鉄製の屋根
駅のホームをすっぽりと覆っています
サウスゲートビルにあるデパート
この角度から見ると巨大さが分かります
この骨組みは駅のホームの屋根とは思えません
改札口とホームを連絡するエスカレーター
沢山の人が電車を待つプラットホーム
大阪駅と北陸を結ぶ特急「サンダーバード」がちょうど入線
名実ともに「商都大阪」の玄関口になったと言えるでしょう。
駅の周辺部分も競うように再開発が進んでいます。
特に東隣に11月21日にグランドオープンした阪急梅田本店の威風堂々とした建物には威圧されます。
天を突くような「阪急梅田本店」の威容
阪急百貨店を取り巻くように高層ビル群が立ち並んでいます
駅の北側にも新しい商業施設が急ピッチで建設されており、
難波を中心とする「みなみ」とライバル関係にある梅田を中心とする「きた」と呼ばれている繁華街は
大きく変貌を遂げようとしています。
おまけにもう一枚
「鉄っちゃん」のために特急「こうのとり」をサービスします
「鉄っちゃん」は一日楽しく遊べますよ。
「髭ダンディー記」
11月24日に京都に行った時に、2か所でライトアップとイルミネーションを見かけたので
写真に収めてきましたので紹介します。
三条通から高瀬川に沿って木屋町通を北に歩いて行くと5分位で御池通に出ます。
そこで目に飛び込んできたのが、京都ホテルオークラのイルミネーションです。
街中で見かけるのも珍しく、京都という場所柄を配慮してか小ぢんまりとしたものでしたが、
なぜか魅かれるものがありましたので写しました。
正面から見た京都ホテルオークラのイルミネーション
派手さがなくいかにも京都らしいものでした
ホテル前の街路樹もイルミネーションで飾られていました
時計に表示された時間はまだ7時前でした
それから両側の並木も葉を落とした御池通を二条城を目指してゆっくりと歩いて行きました。
烏丸通を過ぎると7時を少し回ったばかりというのに人通りも疎らで、
晩秋のもの悲しさを漂わせていました。20分位で二条城に着きました。
折から二条城ではお城まつり~オータムフェスタ2012~(10月20日~11月25日)が開催中で、
東大手門や東南隅櫓がライトアップされていました。
雨上がりだったので空気が澄んでひと際鮮やかに見えました
暗闇の中に浮かび上がる東南隅櫓
昼間の喧騒がうそのような東大手門
ブルーのライトに照らされて暗闇の中から浮かび上がる城郭は正に幽玄そのものでした。
明日(25日)でお城まつりが終わることを思えばライトアップが見えたことは本当にラッキーでした。
青白く浮かび上がる城郭は幽玄の世界でした
背後に明るい街のネオンが見えます
東大手門と空にかかる雨雲
「髭ダンディー記」
京都市内は晴れ間が覗いていましたが、バスが大原野にさしかかる頃には時雨れてきました。
バスが急な坂道を登っていくと、道の両側からは盛りを過ぎた紅葉の枯葉が時折吹く風に舞っていました。
伝え聞くところによると、一週間前は見頃をむかえた紅葉を見るために普段は静かなこの山里も多くの見物客が押しかけていたそうです。
バスを降りるこのモミジが出迎えてくれました
萌えるような紅がひときわ目立っていました
善峯寺に向かう急峻な参道の両側のモミジは葉っぱの先端が黒くなった葉や
枯れた葉が散った枝がやけに目立っていました。
急な参道の側らには黄葉したモミジがありました
葉が落ち枝が目立っていました
黄色のモミジは枝にしっかりと付いていました
見頃を過ぎた紅葉を見るのもまた乙なものだと思いながら(本当は負け惜しみ)山門へと歩いて行きました。
境内には健気にも見頃で頑張っている木々を所々で見かけました。
モミジ越しに見た山門
「経堂」を背景にしたモミジ
本堂前の景色
西山を背景にしたモミジ
時雨に煙る周囲の山々も色が褪せたとはいえ赤や黄色のモザイク模様を残していましたが、
これから京都の中でも寒さが厳しいと言われている大原野らしい水墨画の灰色がかった景色も所々顔を見せていました。
「文殊堂」と背後の西山
雨がやみ雲の切れ間から顔をのぞかせた太陽
時雨れに霞む西山の風景
時雨のせいかあたりは午後3時前とは思われないような明るさになっていました。
少しずつ強まってくる雨足に追われるように見物を切り上げ帰りのバスに乗りました。
せせらぎの岸に積もったモミジの落ち葉
薄暗くなった山道と紅葉した木々
バスが麓近く来た時に車窓から遥か彼方に見える京都の市街地に淡い虹がかかっていました。
雪や道路の凍結のために1月から2月まではバスが運休する西山・善峯寺は着実に季節が冬に向かって進んでいました。
「髭ダンディー記」